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【2021/02/23版】 最新SAKEトピック!

本当に暖かくなり、千葉では最高気温が20℃を記録したとか。
暖かくなると若干味覚が変わり、何となく塩味や苦味のあるものが食べたくなりました。

今日は夜からウナギ×日本酒のペアリングライブをやります。
ライブで組み合わせを選ぶって結構ドキドキしますが、楽しみです。

それでは本日のニュースです。

若さある挑戦“オール福井産”「大吟醸わかさ」

古代から豊富な食材を都に運んだ「御食国」としての歴史を持つ食のまち福井県小浜(おばま)。オバマ元大統領が就任したときに話題になりました。
そんな小浜市にある株式会社小浜酒造は、前身である酒造会社わかさ富士の廃業に伴い、事業継承を行って2016年に誕生した新しい酒蔵です。
そして今回、事業継承から5年目にして米・水・酵母の原料が全て福井県産の大吟醸が2021年2月22日(月)より発売開始します。

「大吟醸わかさ」の米は小浜市産山田錦。仕込み水は蔵の前を流れる清流・南川の伏流水を使用し、酵母には福井県独自開発の「FK-801C」酵母を使っています。

口に含めばメロンのようなほどよい甘みと米の旨味を感じるそうです。
オール福井の日本酒はこれが初めてだと思いますが、オール都道府県系のお酒はその土地を知るために格好のお酒なので、どんな仕上がりになっているのか楽しみです。

日本酒缶「HITOMAKU」YouTubeにて発表  2/28

日本酒スタートアップ企業SakeBottlers株式会社が。日本酒缶の新ブランド「HITOMAKU」のブランド発表を2月28日(日)にYouTubeにて配信します。

日本酒ブランド「HITOMAKU」第一弾としてリリースされるのは「HaveFun Red」と「Challenge Blue」の2種類で、「HaveFun Red」を醸す結城酒造の蔵内から「HITOMAKU」立ち上げのストーリーがライブ配信されます。

また、配信中にライブペイントを実施され、真っ白なキャンバスからアートが2枚描き出され、ライブ中にお酒の缶のラベルになるとのこと。

オンライン蔵見学や蔵元の対談も予定されており、盛り沢山の内容ですね。
日本酒のライフスタイルが劇的に変わる可能性を秘めてい「HITOTAKU」。その想いを是非聞いてみましょう。

新潟県、日本酒の発信強化へ専門部署 21年度から

新潟県は2021年度の組織改正で、日本酒のPRや産業振興を担う専門の部署が新設されます。新潟県は21年度、産業労働部内にある創業支援や産業振興などを担っている3つの課を2つに再編し、一つは「創業・イノベーション推進課」、もう一つは「地域産業振興課」であり、その中に「地場産業・日本酒振興室」が設置されます。

新部署では「日本酒学」を展開している新潟大学など関係機関とも連携を深め、新潟の日本酒のブランド強化や情報発信に一段と力を入れていくそうです。

従来は産業振興課の人員が、業務の一部として新潟清酒の振興や、都道府県立で唯一の日本酒専門の試験場である「新潟県醸造試験場」の関連業務などを担当していたとのこと。

兼業から専業の部署ができることで、新潟県だけではなく日本酒そのものへの発信力の向上が期待されます。
特に新潟大学の「日本酒学」との連携が強化し、より多くの日本人や海外の人へ発信できれば、日本酒の認知度向上に大きく寄与するかもしれません。


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