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2023.11.17 好楽ちゃん祭り ~三遊亭好楽・喜寿記念落語会~

好楽ちゃん祭りにいってまいりました。
笑点のピンクの人です。
非常にふわふわした人というイメージ。
そして初聴きでございます…。
今回の出演者、テレビでは良くお見掛けしますが、聴くのは初めてが大半…。
聴いたことがあるのは小朝さんと志の輔さんだけっていう。
どんだけ偏った落語の聞き方をしているのかが良くわかる。

そんなことはさておき。


■三遊亭王楽さん

【うつけもの】1977年11月7日 (年齢 46歳)

日本三大祭りのひとつの好楽ちゃん祭りお越しいただきありがとうございます(^^)
私のあとからは早々たる師匠方がでてきますのでーとにっこにこ。

成績の悪いヤンキーなお兄ちゃんが、秀才な弟に織田信長のエピソードを聴いて、感化されて後輩にドヤるお話(要約し過ぎ)

■立川志の輔さん

【猫の皿】1954年2月15日 (年齢 69歳)

攻めの大谷選手と守りの藤井聡太がいれば北朝鮮から何が飛んできても大丈夫。
90手読めるんだから、盤面見て、うんうんうん…勝ちましたって言ってもいいんじゃない(笑)
213分…2時間13分ですよー(珍しく言い間違いw)からのナカハチオンタイム38での枕に近い藤井さんネタ…先が読めなくて良かったかもしれませんからの「猫の皿」

私の好きな毒気強めの主人公。いい人演ってる志の輔さんより、毒気強めが好みの私でございます♥

■笑福亭鶴瓶さん

【青木先生】1951年12月23日 (年齢 71歳)

落語に戻って来た時に好楽師匠によくして貰ったエピソードや、この青木先生という先生は実際に鶴瓶さんが通っていた高校にモデルがいるという。で、黒板に板書する場面があるけれど、落語で後向くのってどうなんやろって志の輔さんに相談したり、電話で●さんに聴いてもらったりして出来上がった落語です。
入れ歯の青木先生と悪ガキ生徒のお話でした~。
夢の中にぴーーーー言う青木先生出て来そうですわ💦

話芸より顔芸(笑)高座を手を振りながら去っていく…。

■桂文枝さん

【文句の叫び!】1943年7月16日 (年齢 80歳)

好楽さんより先に80歳になりました。前日まで79歳だったんですよ、目が覚めたら80歳で、いつ80歳になったのかわかりません!おそらく夜の間になったんでしょうなあ…と80歳を迎えて、以前より体が動かなくなってきたエピソードを語る文枝さんですが、いや80歳って言う割に、かなり色艶のよい方ですなって感じで…。
サゲとタイトルの繋がりがちょっとわからんかった…ごめんやで。

■口上

下手から、王楽さん、鶴瓶さん、文枝さん、好楽さん、小朝さん、志の輔さん。(王楽さんのBLOGでご確認ください。)

王楽さん:最近司会ばかりしているので口上長と呼ばれています。
では、宗教法人立川流立川志の輔さんからの口上です。

みなさん。幸せですか…。

落語の時にも話しましたが、好楽さんが70歳の古希のお祝いにこのメンバーでやりました。一番若い私が言うのもなんですが、全員無事に年を取り、落語会の守銭奴…レジェンドになりました。

王楽さんが落語家になるというのは本人から聞いて、お父さんの好楽さんの弟子になるのかと思ったら、その上の円楽師匠の弟子になるというので、よくお父さんが許したよね?って聴いたら、お父さんを兄さんって呼びたかったっていうんです…。
娘さんもいらして、大判焼きを作られていて、落語会に良く送ってくださるんですよ。これが焼き立てだったらもっと美味しいんだろうなあ~と、いやいや冷めてても美味しいんですよ。
ただね、その娘さんお琴の師範でお弟子さんも沢山いて、25周年記念だからビデオレターを送ってくれと言われましてねえ、私それまで大判焼きしかデータなくって、いきなりお琴だ、お弟子さんが多いんだって言われてもなにそれ?って感じなのにビデオレター撮ってよこせという、まあめちゃくちゃな家族です(笑)

でもねえ、好楽さんの打ち上げはあったかい雰囲気でとても楽しいんですよ。もうたくさんの人がいて、心地よくて、終わる頃にはみんな家族のような気になります。だいたい来ているお客さんより打ち上げのお客さんが多いですからねえ。今日なら800人位ですか?打ち上げには1200人位起こしになるでしょう。是非いらしてみてください、料金は知りませんが。
ですから、私は好楽さんがいつ宗教をやるのかととても楽しみにしていますし、今日もこれからおこなわれるであろうあったかい打ち上げを楽しみにして待っていようと思っている立川志の輔です。

王楽さん:次はテレビで見ない日はないくらいの売れっ子で、最近は下半身を出すのは控えている鶴瓶師匠です。

奥様に先立たれた好楽さんが、お金をばらまくようになってしまった。みんな好楽さんについていくんですよ、ついていけばお金貰えるから…。誰かとめないのかい!というような口上

王楽さん:続きまして金髪…王子の春風亭小朝さんからの口上です。

笑点では木久扇師匠が春で卒業ということもあり、好楽さんは王楽さんを笑点に入れたいと思っているんですよ。それでねえ、こないだ好楽さんが日本テレビに行って王楽さんを笑点メンバーに入れてくださいって頼みに行ったんですよ~小遊三さんと交代で。そのうち、好楽、王楽の親子共演が見れるかもしれません。

でもねえ~(奥様とみこ様のお話)奥様をなくされた時の好楽さんの落ち込みようはとても…いつもにこにこされていたのに、笑顔はなくなり、体重も減って痩せて行った好楽さん、半年くらいはずっとそんな感じでした…としんみり路線の口上なのかと思いきや!そんな好楽さんを支えたのは、この「青汁」です!ヤクルトの青汁なので乳酸菌もたっぷりです!

青汁の箱だすんだもーん。どっかん大爆笑ですよー。青汁の衝撃が凄くて締めの言葉忘れてしまいましたよ…隣で志の輔さんも大笑いされてましたわー。そんなの隠してたの!!って感じで、

王楽さん:青汁もよろしくお願いします。続きまして関西の創作落語の王、文枝さんです。

奥さんに先立たれた好楽さんと私も先立たれてるんですけどね~2人で「やもめの会」を作りましてね、来年あたり合コンをしようと思っています。
私はねえ若い人が好きなんだけど、好楽さんは年上の人がいいんだよね?90歳とか?

王楽さん:ちょっとそれは楽屋でやってください!

好楽さん:いや、年上好きだけどさあ、私も年下の方がいいよ、あのなんていうかなあ、年下なのに年より上に見える人っているじゃない?そういう女性が好きなんだよねえ。

※このあとシニアな二人の趣味の違いが語られるのであった…。

というわけで、私達にいい人がいたら紹介していただきたいと思っております。

王楽さん:三本締めで締めていただきたいと思っているんですが…文枝師匠お願いします。

文枝さん:いや私はあんまりそういうのやったことありませんので…鶴瓶さんに

鶴瓶さん:いや私もようやりませんなー小朝さんに…

小朝さん:いえいえ、文枝さんに…

文枝さん:大阪のやり方でしかやったことないんで、それ鶴瓶さんに教えるんで鶴瓶さんに…

王楽さん:どうやるのか教えてもらえますか!

文枝さん:いおうて ちょん ちょん もう一つ ちょん ちょん ちょちょんがちょん ですわ

王楽さん:じゃあそれで文枝師匠お願いします!

締めるまでみんなで譲り合うという…
相変わらず志の輔さんの拍手する姿がうちゅくしい…。
私の正面は鶴瓶さんだったんだけど、ごめんずっと志の輔さんに首向けてた(;・∀・)

==仲いり15分==

■春風亭小朝さん

【扇の的】1955年3月6日 (年齢 68歳)

大谷翔平さんと義経が繋がるというとてもミラクルで、シニカルで、歴史も学べる小朝さんならでは!の新作落語でした。

小朝さんのBLOGによると、当日は体調不良だったそうで、出番の後すぐに帰宅されたとか…。落語聴いている分には全然体調不良なところわかりませんでした。相変わらずにこやかに毒を吐いて去って行かれました(笑)

■三遊亭好楽さん

【優しい言葉】1946年8月6日 (年齢 77歳)

やもめの会。春に小朝と文枝師匠と三人会やって、その時もやもめの会だねえって言ってたんですよ。
変だなって思うでしょ「死に別れ、死に別れ、生き別れ」って...文枝師匠はそんなことばっか楽屋言ってんですよー。変な人でしょー。

今日やる「優しい言葉」ってのは、文枝師匠が作った話でねこの話は文枝師匠がおまえさんやんなよってくれた話で、うまくできるかどうかわかりませんが、うろ覚えでやってみようと思います。
私の特技はうろ覚えなもんでねえ~ふふふふ。
で、とみことのなれそめはね…なれそめのエピソードからの「優しい言葉」でした。


今回は志の輔さん以外が全員「新作落語」「創作落語」だったという…。
天邪鬼な志の輔さん(笑)
今週はナカハチオンタイム38でのほわっとした志の輔さん、好楽ちゃん祭でのぎらっとした志の輔さんを楽しむことが出来て余は満足じゃー♪

<出演者の方のBLOGとか…>


また遊びに来てな~(・∀・) 待っとるちゃ。