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3月16日 紀尾井町演芸館Vol.8 柳家喬太郎×江戸家小猫 文春落語に行ってきた!

今日は楽しみにしていた文春落語。
「歌う井戸の茶碗」動画で見ていて気になっていた柳家喬太郎さんと昨年立川生志の番のゲストで拝見して場の温め方に感動した江戸家小猫さん。
雲水さん、志の輔さんと来て仲入り後の出番にサラッと入ってきて、一瞬落ち着いてしまった場を和ませ、温めてトリの生志さんに繋ぐ姿がとても鮮やかで好印象でした。

仕事の後に四ツ谷に移動。そして案の定紀尾井町で迷子。
西館前にはここのビルじゃないよっていう親切な図入りの案内板があったのに!方向音痴は逆に向かってタイムロス。20分程度さ迷いました。最初は突き当りのビルに吸い込まれそうになるし…ビル街苦手。ビルが無くても迷子になるんだけど、それはさておき。

18時からの整理券を頂いてロビーで待機。
整理券番号は15番。
18:30開場して入ってみたら、めちゃくちゃ雰囲気のいい広間。そこに椅子を市松に並べているので、平面だけれどもとても見やすい配置。正面に120cmくらいはあるのかという高座が設えてあって、とてもいい雰囲気。
私は3~4列目の下手側。
何故か~いつも下手に行ってしまうのは何故~(;・∀・)

さて、生配信も行われるので、板付きで開始ということで、まずは着席準備からスタート。
後方のスタッフさんから本番スタート!5・4のカウントで柳家喬太郎氏が頭をあげて、観客👏で開始です♪

まずは軽く今回の会の紹介と本日のゲストの江戸家小猫さんの紹介のお話からのおめでたい席には泥棒の話をよくしますと。
泥棒は物を盗むから、お客さんの心を盗むという意味合いかららしいという話から、ふいと江戸時代にするりと引き込まれての「鯉こく
にらみを利かす泥棒の親分から、弱腰ながら機転の利く店主の切替が気持ちいいな~。

私はこの方、今回が生で聴くのは初めてでしたが、生だと所作の美しさが際立つ方だなあと。
その滑らかな動きに釘付けになってしまう。

その後、今回のゲスト江戸家小猫さんの動物ものまね。
今回もうぐいす・鶏・ヤギ・ヒツジ・カバ・フクロテナガザル・ヌー・クラゲと盛りだくさん。

そして、この会場が凄く音の響きが良くて、最初のうぐいすを聴いた時に、うわーめちゃくちゃいい音で響く!なにこの会場!ってびっくりした。
ライブハウスですか?ここは?って疑うレベルでいい音が響くので、それはそれは江戸家小猫さんの音色も最高でした。

~お仲入り15分~

落語は創作落語なのかな…ハンバーグが噺の軸になる「ハンバーグができるまで」。
ちょっと切ないハッピーエンドなのか?というお話。
これもねえ、癖が強くて、楽しい登場人物が盛りだくさんのお話。女性になる時が、マジで女子力高くて、凄い…。

最後は二人のトークでした。
これまた、へーーーーーってなるお話ばかりで楽しかった。
小猫さんめちゃ真面目…だけどこの真面目で芸事に真摯なところが、惹かれるところでもあるのだよなあ。
色気のおじいちゃん、華のお父さんとは違う、新しい猫八さんの誕生まであと5日。
寄席文字で小猫が山猫に読めますというネタもあと5日。
襲名披露興行がとてもとても楽しみですなあ~。

このトークの時もまた柳家喬太郎氏のリアクションが女子。
アンケート用紙で顔を隠して「もー今日死んでもいい!!」とかキャーキャーしてて、えらいかわいかったわー。
かわいいけど、睨み効かすところはかっこいいし、するりと変わる表情が楽しめました。また聴きに来たいです。

そういえば、今回は両方とも食べ物が出てくるお話で、腹ペコで帰宅しました…。



また遊びに来てな~(・∀・) 待っとるちゃ。