見出し画像

2023.12.31 クライマックス寄席に行ってきたよー(*'▽')


【昼の部】

押すに決まってるじゃーんのタイムテーブル


手すりが邪魔(;・∀・)落語だとちょうど手すり部分が顔に当たります。
上から見るか下から見るか…。

■立川志の麿さん:初天神 
なに着てたかなーいつも地味…ごめん、シックなテイストの着物のイメージ。
初天神は、お団子でサゲるパターン。

■立川志の彦さん:千早ふる
羽織:黒・着物:黄色・半衿:朱色
しょっぱなで噛んでしまう志の彦さん…。
噛んじゃうところもかわいいっちゃかわいいんだけど、落ち着こう、旦那って気になる。
アレのアレを目指すそうです。

■ダメじゃん小出さん
のこぎりがそんなことに!!
なんでも楽器になるものなんだなあ~。

■三遊亭全楽さん:子ほめ
はじめましての方…。
聴いている時は楽しかったんだけど、記憶残らず…。

■立川晴の輔さん:干物箱 
羽織:薄紫(羽織紐 紫)・着物:縞 半衿:紺色
枕は孫弟子からみた談志師匠の話だったんだけど、最後の言葉が…孫弟子がそれをいっていいのだろうかとちょっと腑に落ちなかった。

■立川生志さん:悋気の独楽
羽織:茶色・着物:白(地織が入っているようだけど、遠くて不明)
13回忌で、談志師匠のことを思い出すようになった。
本当に上納金は支払っていた、亡くなっても返金されなかった。本当は志の輔さんに弟子入りしたかったが、まだ二つ目だった…入りたい人がみんな二つ目だった…と…弟子入りにまつわる思い出話。
談志師匠に愛人と妾の違いがわかるかと聴かれた。妾は周囲に周知されていて、囲われているが、愛人はこそこそ逢いに行くのが愛人だと。

■松元ヒロさん
政治ネタとパントマイムとトークという…こちらの方も初めましてーでございました。

■立川志の輔さん:黒紋付袴
クライマックス寄席昼の部の定番となった、親の顔というか、親からの手紙を読むコーナーです。弟子入りした年から毎年お中元、お歳暮を親御さんからいただいています。入った年数×2ですな。で、皆さん、丁寧な定型文で(色々な手紙のご挨拶例を並べる)で、送って来てくれます。二つ目なら二つ目にしてくださりありがとうございます、真打になれるようにご助力お願いいたします。真打ならますますのご助力を…とか書いてあります。
皆さん、自筆で書いてきます。印刷した手紙を送ってくるような方はいません。ワープロが使えないんでしょうな。みなさんとても丁寧で、ああうちの弟子たちはこういうきちんとした親に育てられたんだなと思います。

では…手紙を読みます…なんか読みにくいな、あ!メガネ忘れた!持ってきてー!
拝啓…(ごあいさつ文) (要約)暗号の解析で脳トレをして、登山で体力作りをしているという内容が綿々とつづられ、志の輔さんになんのお礼もなく手紙が終了するという。

そのお父さんは志の輔さんよりも年が上なので、年長者としての一言が言いたくてたまらないのだろうと思っています。年を取ると俳句だとか短歌とか、三味線を習う人がいますが、まだそれは理解できるんですが、なかなか暗号の解読は選ばないと思います。

という習い事の枕から、「おい定吉!ちょっと妾のところに行ってくるから!」
「あ、これはさっきの生志のか!!」とふざけながら、「茶の湯」へ突入。

===トーク===

出演者全員の来年の抱負
志の麿さん:来年は新作も古典も頑張ります。
志の彦さん:アレのアレを頑張ります。
ダメじゃん小出:にぎわい座のチケットがまだありますので、買って行ってください!鉄道漫談をします!
志の輔さん<小出さんに「鉄道漫談ってなにやるの?」
小出さん「鉄道にまつわるあれやこれやですが、鉄道に詳しくない人でも大丈夫です…」
志の輔さん「ええーーと」
生志さん「ねえ、計算しないで喋ってるでしょ!もうボケちゃったの?魂抜けてる師匠見るの久しぶり♥」
晴の輔さん:ソーシャルディスタンスが終わってもチケットの売れ行きが良くないので、買ってください!
生志さん「来年は、ここで「妾馬」やりますんで…」
志の輔さん「妾馬って別名八五郎出世…?」
生志さん「志の輔師匠の八五郎出世が素晴らしすぎて今までやってなかったんですよー」

志の輔さん「生志とは15くらい離れていると思っていたら、こないだ還暦になったんだよなあ!じゃあ、俺は!ってなった、いつのまにか年取ってるんだよなあ」と松元ヒロさんに振る。

手ぬぐい巻きかと思ったら、手ぬぐい撒きでした。
志の彦さんの投げた手ぬぐいが二階まで届いていた。凄い。

【夜の部】

後から二番目で端っこ席!!


■立川志の大さん「つる」
黒紋付袴・半衿:白
カウントダウン寄席にご来場いただきありがとうございます。二つ目になって、一番の失敗は…って言ってる時点で、今年最後の失敗に気がついていない志の大さん…。ちなみにアウェイな場所でのお仕事の時に自己紹介で「立川志の大だと思います」と言ったんだそうです…(;・∀・)
そして、つる。
志の大さんはとても声がいいので、その声でつるはたまりませんな。(変態な感想を言うな)

■立川志の太郎さん「強情炎」
茶色づくしないでたち。
うちの弟弟子が「カウントダウン寄席」といいましたが、正式な名称は「クライマックス寄席」でございます。カウントダウン寄席だと、これから5時間ご一緒しなければなりません。それは皆さんもおつらかろうと思います。
エロ…あ、すいません、今江戸時代をエロ時代って言おうとしていましました。

■寒空はだかさん
こちらもはじめまして~で…耳には残るが心には残らない曲「東京タワーの歌」凄く記憶に残っています。
東京タワーとかマリンタワーとか見たら口ずさんでしまいそうなインパクトでした。

■立川志のぽん「山号寺号」
羽織:灰色(羽織紐ワイン)・着物:薄桃色・半衿:ワイン
小ネタを繋いでいく形の落語…。

■立川志の春さん「天才箱根駅伝」
羽織:薄灰色(羽織紐・黒と灰色のグラデ)・着物:黒地に飛び柄の柄が見えぬ~(;・∀・)
着物がお洒落過ぎて、最初着物見物で話が入ってこなかったです(笑) そしてエロ時代のバトンも繋ぐ。

■遠峯あこさん/唄うアコーディオン弾き
相鉄線への愛の歌がインパクトありすぎて他を忘れた…。

■立川志の八さん「ミトマ」
インパクトがある人しか話しかけてこないちょんまげ話から、自らの人体実験を基にした新作落語。エロバトンを繋ぐ。志の八さんビジュアルが既に笑えるので、ああそう来たか~という新作。

■立川生志さん「粗忽長屋」
エロ時代がございましてね、このエロ時代のバトンを志の輔師匠が受け取ってくれるか、そこが気になります。もしかしたら、カウントダウン寄席のバトンになるのかとても気になります。でも志の輔師匠はしゃれのわかる方なので、エロ時代って言ってくれると思いますっていうプレッシャーをかける私もなかなかのものだと思います。

■松永鉄九郎さん「長唄三味線」

・曲名不明~お正月
・都風流
・幕三条(と聴こえたけれど違うかもしれない。)
歌舞伎とか舞台が転換する時の音楽ですという説明でした。

■立川志の輔さん「ねずみ」
昔はこうゆう(寄席形式)のは面倒だった。独演会のほうが楽だった。待ち時間もだし、喋りたいし、時間も欲しいし、空間は自分のものにしたかったし、そういう風に喋って来いと談志が言ってたから、そうやってきました。今日はカウントダウン寄席の夜の部最後となりました。

先に出た松永鉄九郎君とはもう25年位の付き合いになります。25年前に彼から手紙をもらって、出囃子を弾かせて欲しいという話をいただきました。それまで私は長唄というものを全然知らなくて、彼から色々長唄を教えてもらいました。また私が舞台でこういうことがしたいんだけどというようなことも電話で相談すると、こうした方がいいんじゃないですか?とかアドバイスをして貰ったりして、やっています。

落語家になって41年、(来年)42年目になりますが、半世紀近くなるとねえ、色々変わってきますな。
私の生まれた時にはラジオくらいしかありませんでした(会場をちらと見て)ラジオのない時代に生まれた方もいらっしゃるようですな。
ラジオといえば、私は東京の文化放送で16年落語のラジオと北日本放送で随分長いことラジオをやっています。地元の局から全国19局ネットで、なんでかニッポンというラジオをやっています。
そこで私が外国人から見た日本の不思議な事とかを相方の富山の若手芸人たちに喋ったりして、私がボケたら突っ込むとかそういうラジオで、今相方をやっているのが雷鳥という漫才コンビです。
皆さん雷鳥は知ってますか?富山の県の鳥です。富山県民にもなじみの深い鳥ですが。誰も見たことがありません。もうはとを白く塗って雷鳥にしようかというくらい珍しい鳥でもあります。
その、漫才コンビの雷鳥は兄弟でやっていて、姉が46歳、弟が44歳だったかなーそのラジオの収録で、昔は飛行機で煙草が吸えたんだというとびっくりする。飛行機の待合室で吸えたんですか?と。いやいや飛行機の機内で吸っていて、喫煙者がいれば全員煙草を吸っていたと。じゃあ煙はどうなるんですかって、まあ煙は後ろに行っていたんじゃないかとか、灰皿は肘かけに煙草が3~4本入るくらいの小さい灰皿がついていたという事も知らない。新幹線も昔は全部喫煙車だったんですよ!昔はアクリル板で喫煙席と禁煙席を分けていて、意味のない区切りをしていたし、昔はゴミも分別していなかったし、そういうことも全然伝わらない。半世紀の違いっていうのは本当に凄いですよ…。

===トーク===

それぞれの来年の抱負がありましたが、全て忘れましたー。
だって、生志さんが、今年の心残りは志の輔さんが志の太郎さんから繋いできたエロ時代のバトンを繋いでくれなかった!!って謎の懇願するもんだから、忘れちまったよー。
あ、松永鉄九郎師匠は、来年も志の輔師匠についていきますってことだったので、来年も楽しみー♥と思った🐰

志の輔さんは、会のお礼トークなどをしつつ、間にさらりと「エロ時代」を挟み、生志さん大喜びで、志の輔さんの手を握り、志の輔さんに最低だなーと突っ込まれるという、そしてももうこのトークのコーナー来年からは辞めない?落語頑張ってやったのに、後にこういうのがあると、頑張ったかいがないんだよなー💦とぼやく志の輔さんでした。


夜のは撮れた。昼のは撮れず…。

そして手ぬぐい撒きは、なんかぐだぐだ(笑)
その後は写真撮影がありましたー。

買い替えたばかりのスマホのカメラの使い方がわからなくてまともに撮れたのこれだけだよ~(;・∀・)志の輔さんと師匠を撮るチャンスだったのに…!


それにしても生志さんが、志の輔さんに絡む時が乙女のように可愛らしくて(笑)キャーキャー言わんばかりの状態に親近感♥


また遊びに来てな~(・∀・) 待っとるちゃ。