TVゲーム『牧場物語』を解体する; スローライフ人生設計 第7話

第7話 仕事とどう向き合えばいいんだ

 第6話がとても本質的な回であったせいで、後の回はモロにその影響を受けることになりました。前回、「牧場主になりたいわけではなかった。牛などの家畜をペットにして生活したいだけだった。」ということが分かってしまいました。では、牧場・農場経営以外の仕事をするべきなのでしょう。家畜を飼うのはある程度の広さの土地が必要ですから、都心というよりは郊外に住んだ方がよさそうです。では、リモートで仕事ができる職業に就くということがいいですね……。

 本当にそうなのでしょうか。『牧場物語 ワンダフルライフ』では、家畜を副産物のあるペットにしています(少なくとも、そう思えます)。自分のしたいことを職業にすることを考えられなければ、スローライフ人生設計なんてできない。ペットとしての家畜、趣味としての園芸。これらを用いて貨幣経済でやっていくには……?

 思考実験みたいになってきました。そもそも私は貨幣経済や資本主義を十分に理解し納得しているわけではないのですが、ここでは家賃や土地代を得るために最低限のお金を稼がなければならないとします。じゃあ、世話をするところをこのnoteのような記事を発信することやYouTubeで広告収入を付けるのか? まぁ、それでもいいのだけれど、自分の生活を切り売りしてっているのはどうなんだろう。価値があるのか?(……家畜に囲まれた生活をしている人なんてめったにいないからニッチな需要はあるか)

 ちょっと考えておきます。どうすればスローライフの事業継続ができるのだろう。思いついたらまた載せます。

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