見出し画像

男女関係なく髪の長い人に知っていてほしい事②

こんばんは!大好きな元職場の先輩とご飯を食べてゴキゲンな葉っぱさんです。マシンガントークで時間があっという間でした!

前回、ヘアドネーションを知った経緯について書かせていただきました。今回はヘアドネーション後の話と、超超超面倒くさがりの私が頑張るきっかけになった話をします。

今日は少し病気について触れてしまうので重たい内容もあります。


前回の続き

ヘアドネーションを知り、ブリーチした髪でも大丈夫ですと言ってくれる賛同サロンを発見し、とうとう髪を切りに行きました。

まるっとしたシルエットのボブにしてほしいという要望通りに仕上げていただいて、上記の写真のようになりました!

ただ、時間的にシャンプーができないとのことだったので、頑張ってハケで落としてくださいましたが、この後細かい毛がボロボロ出てきました。。。笑

切ってもらっているときに色々なお話を聞いたのですが、そのサロンでは小学生の女の子がヘアドネーションの常連できているそうです。

頑張って伸ばして、31㎝伸びたらドネーション。を繰り返してもう3回目かなー。とのこと。

す、、素晴らしい子!🙀

私はもともとヘニャヘニャの猫っ毛で、生活は不規則だし、ケアも怠っていて、決していい髪とは言えない状態ですが、

それに比べて小学生のイキイキとしたキューティクルで作られたウィッグはもう質の違いが顕著に表れるだろうなと思うのです。


美容師さんにたくさんお礼を言い、また暑い日差しの中、帰りました!

行きと違って帰りは頭がすごく軽く、寄り道しちゃおうかな♪ なんて気持ちになりました。 まあ暑くてすぐ帰りました。


数週間後

ポストにカードリボンが投函されていました!

上記写真の右上です。

髪の毛なんて悪用しようがないのはわかっておりますが、無事に届いて活用してもらえると思うとなんだかすごく感動しました。

以上でヘアドネーションのお話は終了!以下は原動力になった人物の話をします。


Tちゃんの存在

私は小学生の時に学童保育所に通っていて、その当時お世話になった先生のうち一人が、今後もずーっと私の支えとなる、第二の母であり、恩師であり、友人でもある人物となりました。愛称で呼んでいたのでここではTちゃんとします。

私にとってはお母さんとおばあちゃんの間くらいの年齢差です。関西弁の明るいかわいいキャラクターでした。怒るとこわいんだから!笑

職業柄なのか、気持ちが若く、興味のある習い事をたくさんしたり、ジャニーズのおっかけをしたり、忙しい方でした。

とにかくたくさんの子供たちを統べるわけなので視野の広さがとんでもなく、各家庭の事情や子どもの癖、得意なことなどよく把握し、一人ひとりを大切に育てていました。

私が小学生のとき、乱暴な男子にいじわるされていたのを見かねて「何かされたらこれで倒したり!」と棒を持たされました。「○○(男子の名前)棒」と名付けられたその棒は、もちろん一度も使われることはありませんでした。指導者として喧嘩の道具に使うような武器を渡すのは今となっては考えにくい事ですが、「葉っぱは本当にそれで仕返しをするような子ではないけん制にしか使わない」と信用されていたようでうれしかったのを覚えています。

えぐいイタズラをする子、近所に迷惑をかける子、万引きしてお店から連絡がきた子。私が覚えているだけでも色々な出来事がありました。

保護者の不倫からの離婚騒動に巻き込まれ、話し合いの場に同行させられたり。

親でも気づかない子供の精神疾患に気づいて、すごくデリケートな事なので慎重にご両親に伝えたところ、「よくもうちの子にそんな事を言えたな!」と怒鳴り散らされたこともありました。後々、調べた結果、お子様の疾患が判明したそうです。賛否あるかとは思いますが、早く気付いた方が本人も家族も周りとの違いに悩まなくて済んだので良かったのではないかな、と思います。

私が卒業した後も、Tちゃんとはドライブしたり、ご飯を食べにいったり、同じ習い事に通ったり、学童保育所でバイトさせてもらったり。たくさんの時間を一緒に過ごし、私のしょうもない悩みにもたくさんのってもらいました。

けったいな職場やな!😆」とか「けったいな友達やな!😆」と笑い飛ばしてくれると、スッと心が軽くなったのを覚えています。それくらい影響力が大きな人でした。

悩んでいる人がそばにいたとき、「Tちゃんならどんな言葉をかけてあげるだろうな」と思ったり、間違った行動をとろうとする人に「Tちゃんならどう注意してあげるんだろうな」と考えたりと、自分が決断するときの指標にすらなっていました。


私を含めた教え子3人と一緒に北海道旅行に行った時のできごとです。

スープカレーを食べながら「結構前に風邪引いたみたいでそこから咳が止まれへんねん😞」

と言っていました。肺炎になってしまったかも。なんて話をしました。

病院で風邪の診断もうけて処方された薬を飲んだけれど咳の症状があまりにも長く続くし、どんどん息苦しくなるので、北海道旅行から帰宅した後に再度CT検査で肺の状態を調べることにするとのこと。

ただ、CT検査は予約制ですぐには検査できないと。

薬も切れてしまったので、CTを予約した病院とは別の小さなクリニックへ、「検査日までの咳止めを処方してもらおう」と受診しました。

経過が長いので念のためレントゲンを撮ります。

先生「肺に水が溜まっています。すぐに大きい病院に紹介するのでこのまま行ってください。

そこからは急展開でした。

紹介された大きな病院に行き、何の準備もないままあっという間に入院となりました。

みんなを支えるときの心はすっごく強いのに、本当はすっごく心配性で怖がりなTちゃん。

詳しい検査のため、肺に溜まった水(胸水)を注射で抜き、成分を調べることに。うつぶせで肋骨の間に針を刺すなんて、考えるだけで怖い。すごく痛くてすごく不安で泣いてしまったと言っていました。


長くなってしまったし、当時を思い出してちょっと悲しくなってきましたので本日はここまでにします。


次回はその後のTちゃんの話と、原動力になった理由のお話をします。

もう察している方もいるかとは思いますが、導入部分は暗くなってしまうのでご了承ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?