ファミコン初の孫悟空はドラゴンボールじゃなかった
5月9日は「悟空の日」。
2015年4月18日公開の映画「ドラゴンボールZ 復活の「F」」
の公開に合わせて東映が制定し、
日本記念日協会によって認定されたようです。
悟空といえば、
漫画やアニメで大人気の「ドラゴンボール」シリーズの主人公で、
ファミコンソフトとしては、
最初に「悟空」をタイトルに付けたのは、
『ドラゴンボール3 悟空伝』(1989 FC)でした。
ファミコンの「ドラゴンボール」シリーズの
タイトルをさかのぼってみると、
ナンバリングが付いていないけど
『ドラゴンボール 大魔王復活』(1988 FC)があります。
さらにさかのぼってみるとそもそものジャンルが違うけど
『ドラゴンボール 神龍の謎』(1986 FC)が存在します。
一方、
「悟空」というタイトルが付いている
ファミコンソフトを探してみると、
最初に「悟空」を付けたのは、
ディスクシステムの
『プロフェッショナル麻雀悟空』(1986 FCDS)でした。
『ドラゴンボール 神龍の謎』の発売が
1986年11月27日で、
『プロフェッショナル麻雀悟空』の発売が
1986年12月25日発売なので、
悟空のゲームとしては『ドラゴンボール 神龍の謎』が
ギリギリ先に発売されたことになります。
ところが、
ファミコン初の悟空が活躍するゲームは残念ながら
『ドラゴンボール 神龍の謎』ではありませんでした。
『ドラゴンボール 神龍の謎』よりも
6日前の1986年11月21日には、
西遊記をモチーフにした
『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』(1986 FC)
が発売され、
孫悟空の長い旅が始まっています。
ちなみに、
もっとさかのぼると1986年2月8日にも
西遊記をモチーフにした『SONSON』(1986 FC)
が発売されているのですが、
『SONSON』の主人公は残念ながら
孫悟空ではなくソンソンなので、
間違えないようにしましょう。
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