商売を気にせず型を破ってこそロック
6月9日はロックの日。
この場合のロックは音楽のジャンルのようで、
語呂合わせにより、
日付の6と9のから「ロックの日」となったようです。
正直なところ、
どんな曲がロックなのかの判断は難しいのですが、
ロックには何となく型破りなイメージがあります。
最初に型を破ったのはファミコン時代で、
『聖飢魔II 悪魔の逆襲!』(1986 FC)や
『TM NETWORK ライブインパワーボウル』(1989 FC)
が有名です。
ゲームの媒体にCD-ROMが使用されるようになると、
音楽や映像を使えるようになったため、
素材をたっぷりと使える時代が到来し、
『GLAY COMPLETE WORKS』(1999 PS)や
『SPACE MOSA "SPACE MUSEUM OF SOUTHERN ART"』(1999 PS)
のような展開ができるようになりました。
それでも型破りなことをやってしまうのがロッカーで、
『激走トマランナー』(1999 PS)
が好きすぎるという体でラルクアンシエルのメンバーが
『激突トマラルク』(2000 PS)
に参戦してしまいました。
『OVER THE MONOCHROME RAINBOW featuring SHOGO HAMADA』(2003 PS2)では、
「北斗の拳」のケンシロウばりの衣装で浜田省吾が参戦し、
モンスターたちとバンドを組むという
偉業を達成していまいました。
しかし彼らはまだまだ甘く、
タイトルに自分たちの名前を入れない
『R[アール]』(1999 PS)
こそが本当のロックでした。
ロッカーが当時のトップライダーたちの板を使って
スノーボードをするという意味不明な展開は、
まさしくロック。
初回限定版では、
パッケージのメインビジュアルでロッカーを前面に出すも、
知る人ぞ知るタイトルになってしまってこそ
ロッカーとしては本望だったことでしょう。
ゲーム内容が型破りだったかどうかは気にしない
型破りさもロックなのです。
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