ときめく夢は１つしかなかった

ゲームボーイアドバンスには、
２つのお花屋さんゲームが存在します。

１つはＴＤＫコアの『お花屋さん物語GBA』（2002 GBA）。

お花屋さんをやっているママが、
単身赴任で外国にいるパパからの絵葉書を見て、
自分も行きたいといきなり海外に行ってしまったことから、
なぜか主人公がお花屋さんになるという
とんでもな展開のお花屋さんなりきり育成ゲームでした。

販売できるお花は１２０種類以上あり、
お花のアレンジメントは数千種類も実現できました。

もう１つのお花屋さんゲームはエム・ティー・オーの
『ときめき夢シリーズ1 お花屋さんになろう!』（2002 GBA）。

「フラワータウンに住んでいる元気いっぱいで、
夢にはなんでもチャレンジする中学生」の
のぞみちゃんがお花屋さんにチャレンジします。

「お花の組み合わせはなんと２億７千万通りもあ」り、
夢に対するチャレンジのし甲斐があるのですが、
残念ながら「ときめき夢シリーズ」は２作目が存在せず、
その後のぞみちゃんがチャレンジしている姿が確認できません。

のぞみちゃんの妹のこむぎちゃんが、
ゲームボーイカラーの
『なかよしクッキングシリーズ1 おいしいケーキ屋さん』（2000 GBC）
に始まり、
『ドキドキクッキングシリーズ2 グルメキッチン ステキなお弁当』（2003 GBA）
などのドキドキクッキングシリーズ、
『リトルパティシエ ケーキのお城』（2004 GBA）や
『リズムでクッキング スイーツパーティーへようこそ』（2008 NDS）
で大活躍しているだけに、
のぞみちゃんの動向は本当に気になってしまいます。

実のところ、
『お花屋さん物語GBA』（2002 GBA）と
『ときめき夢シリーズ1 お花屋さんになろう!』（2002 GBA）
はどちらも２００２年７月１９日に発売されたため
２０周年を迎えています。

そろそろのぞみちゃんが
何でもいいので元気いっぱいで
新しい夢にチャレンジしてくれることを
切に望むばかりです。