シンプルに初代の振りをする紛らわしいパワプロ
8月26日はパワプロの日。
「826」が「パワプロ」や「パワフル」と読める語呂合わせから、
「パワプロをパワフルに楽しんでもらいたい」という願いを込めて、
8月26日がパワプロの日に制定されています。
「実況パワフルプロ野球」シリーズの1作目は
1994年にスーパーファミコン向けに発売された
『実況パワフルプロ野球'94』(1994 SFC)で、
年数が表記されるスタイルのタイトルでした。
その後、
多機種展開する中でスーパーファミコン版に関しては、
『実況パワフルプロ野球2』(1995 SFC)、
『実況パワフルプロ野球3』(1996 SFC)
とナンバーの入ったタイトルが続くも、
続いて登場したのが年数表記の
『実況パワフルプロ野球'96開幕版』(1996 SFC)でした。
ナンバリングがNINTENDO64に移行して
『実況パワフルプロ野球4』(1997 N64)が発売されると、
スーパーファミコン向けには
『実況パワフルプロ野球3 '97春』(1997 SFC)が発売され、
ナンバリングは「3」だけど年数も入っているという
複雑なタイトルになってしまいました。
そして、
シンプルになって新登場したのがこのゲーム。
見た目はシンプルな「実況パワフルプロ野球」なのですが、
シンプルな「実況パワフルプロ野球」というタイトルのゲームは
NINTENDO SWITCH向けの
『実況パワフルプロ野球』しか発売されていません。
しかし、
スーパーファミコンのこのゲームの取扱説明書を見ると
「実況パワフルプロ野球」と書かれているわけで。
実のところ、
この如何にもシンプルな「実況パワフルプロ野球」に見えるゲームは、
『実況パワフルプロ野球Basic版'98』(1998 SFC)でした。
取扱説明書やカートリッジのラベルをよく見ると、
小さく「~ベーシック版'98~」と表記されているので、
取扱説明書かカートリッジを単体で見た際には
間違えないように気を付けましょう。
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