歴史があってこそ記念日は認められる
12月10日は歴史シミュレーションゲーム『三國志』の日。
1985年12月10日に
光栄の歴史シミュレーションゲームソフト
『三國志』が発売されたことから、
12月10日が
歴史シミュレーションゲーム『三國志』の日になっています。
とはいえ、
ファミリーコンピュータの『三國志』(1988 FC)は、
1988年10月30日発売なので、
この記念日は家庭用ゲーム機ではなく、
パソコン向けに発売された『三國志』を元にした記念日でした。
ファミリーコンピュータ向けに、
『三國志』よりも前に発売された、
「三国志」をテーマにした歴史シミュレーションゲームといえば、
『三国志 中原の覇者』(1988 FC)が有名です。
PCエンジンにおいて最初に発売された
「三国志」をテーマにした歴史シミュレーションゲームは
『三国志 英傑天下に臨む』(1991 PCE)でした。
メガドライブにおいては、
『三国志列伝 乱世の英雄たち』(1991 MD)が発売されていました。
いろいろなゲーム機向けに「三国志」をテーマにした
歴史シミュレーションゲームが発売されているのですが、
「三国志」を題材にした作品の大半は、
タイトルに「三國志」ではなく「三国志」とつけられているため、
「三國志」の記念日であれば
「歴史シミュレーションゲーム『三國志』の日」ではなく、
堂々と「三國志の日」としてほしかったものです。
ちなみに、
「歴史シミュレーションゲーム『三國誌』の日」であれば、
『鄭問之三國誌』(2001 PS2)のみの記念日になるのかな、
と思いつつも、
「歴史シミュレーションゲーム『三國志』の日」は
「三國志」シリーズは30周年を迎えた
2015年に記念日が作られているので、
シリーズとしての歴史と実績があってこそ
記念日が認められるのだと改めて実感するに至ります。
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