P.S.なにわともあれ初代なんです
7月28日は「なにわの日」。
「728」で「なにわ」の語呂合わせができることから
「なにわの日」となっています。
「なにわ」と読む漢字はいろいろとあり、
「なにわ」を平仮名やカタカナで書くこともあるため、
「なにわ」が付くゲームはいろいろと存在します。
『パチスロ帝王 浪花桜吹雪』(2002 PS)と
『スロットプロ5 浪花桜吹雪&島唄』(2002 PS)は、
実在するパチスロの実機を題材にしたゲームですが、
「大江戸桜吹雪」の後継機という位置づけゆえに、
「なにわ」にはあまり深い理由はなさそうです。
『浪速の商人 振ってナンボのサイコロ人生』(1997 PS)は、
大阪を舞台に金儲けをするボードゲームで、
「商人」を「あきんど」と読ませていることからも、
コテコテな「なにわ」のゲームだとわかります。
『ナニワ金融道 青木雄二の世間胸算用』(2001 PS)は、
説明が要らないくらい有名な漫画を題材にしたゲームで、
1億円という多額の借金を返済するために奮闘する、
ある意味「なにわ」を彷彿とさせるボードゲームでした。
『大阪湾岸バトル』(1998 PS)は大阪を舞台にしたレースゲーム。
ここでなぜ『大阪湾岸バトル』が出てきたか
疑問に思う方がいるかもしれないのですが、
このタイトルの「大阪」は「なにわ」と読まなくてはならず
「なにわ」のアクの強さが伝わってきます。
『大阪ナニワ摩天楼』(1999 PS)は、
タイトルロゴ的に
「大阪」を「ナニワ」と読ませているように感じてしまうのですが、
実際のタイトルでは「大阪」と「ナニワ」の両方が使われているため、
タイトルは「おおさかなにわまてんろう」と読みます。
『大阪ナニワ摩天楼』は、
大阪を発展させるシナリオが5つも入っている
シミュレーションゲームで、
ゲームをプレイする前から「なにわ」愛を実感できるゲームでした。
「なにわ」と付けばお金が絡むゲームが多い一方で、
これだけ存在する「なにわ」ゲームが全て初代PSというところに、
その後のゲーム業界が儲からなくなることを
暗示していたと言えなくも……。