見出し画像

男の方が結婚しやすい現実があった

6月と言えばジューンブライド。

6月に結婚すると幸せになれるという言い伝えがあることから、
6月の結婚を憧れる人がたくさんいるようです。

一方で、
ジューンブライド自体が欧米の発想で、
日本の場合には6月は梅雨の季節なので、
必ずしもみんなが6月の結婚を選ぶわけでもありません。

ともかく、
結婚なんてモノはいつ行ってもいいわけですから、
思い立ったらその時にやればいいわけで、
誰だっていつでも気軽に結婚できます。

極端なことを言えば、
相手がいなくたって結婚はできます。

結婚 Marriage』(1995 SS)は、
「「結婚」を明るく、楽しく、
ドラマティックにシミュレートした新感覚ゲーム」。

5人の人物との出逢いのシーンから物語が始まり、
「出逢い」→「交際」→「婚約」→「結婚」
といったプロセスを体験していきます。

「デュアル・ユーザー・システム」を採用しているので、
男性でも女性でも平等に「結婚」することができます。

男性であれば『卒業S』(1997 SS)で活躍した5人、
女性であれば『卒業M 生徒会長の華麗なる陰謀』(1998 PS)
に登場した5人と結婚できる可能性があるので、
容易に過去を知ることが出来、
より相手への共感を高めた状態で「結婚」できるようになります。

更に『結婚「前夜」』(1995 SS)をも体験することが出来ます。

一方、
結婚 Marriage』(1996 PS)は、
「5人の花嫁候補の中の1人の女性と、結婚することが目的のゲーム」
なので男性しか結婚することが出来ません。

しかも、
「結婚に至るまでに必要な要素は、各パラメータ・体力・お金の3つ」
なので条件が厳しくなっているのですが、
ともかく女性はどうあがいても結婚できないのです。


というわけで、
「結婚」は誰でも楽しめるのですが、
セガサターン版『結婚 Marriage』が
男女ともにターゲットにしているゲームだったのに対して、
プレイステーション版『結婚 Marriage』は
男性をターゲットにしているゲームなので、
リアルな現実がどうかは別にして、
少なくとも家庭用ゲーム機に限っては
男性の方が「結婚 Marriage」しやすいという現実が
存在し続けているのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?