ファミコン最初の相撲ゲームはパッケージが劣化しがち
大相撲夏場所が始まりました。
まだ3日目なのに、
横綱及び三役に軒並み黒星が付いてしまっているのは
大変不甲斐ないのですが、
そういえば最近はパッケージゲームに
相撲ゲームを見かけなくなりましたね。
昔はたくさんの相撲ゲームが発売されていて、
ノンキャラの相撲ゲームがそれなりにある中で、
平成初期には実際の力士が登場するゲームが多数ありました。
『若貴大相撲 夢の兄弟対決』(1993 SFC)では、
十両の若ノ花・貴ノ花になって、
横綱を目指すことができました。
『千代の富士の大銀杏』(1990 FC)では、
横綱・千代の富士を目指して、
相撲に精進することができました。
『寺尾のどすこい大相撲』(1989 FC)では、
横綱を目指す本当の厳しさを
最高位・関脇だった寺尾の立場で体験できました。
そして、
昭和時代までさかのぼると、
相撲ゲームと言えばやはり
『つっぱり大相撲』(1987 FC)が原点のように思えます。
しかし、
ファミコンには隠れた相撲ゲームがありました。
そのゲームはリアルな紙相撲。
1987年9月18日発売の『つっぱり大相撲』(1987 FC)より
3カ月ほどさかのぼった1987年6月20日に発売された
『うっでいぽこ』(1987 FC)のパッケージは土俵になっていて、
取扱説明書に印刷されているキャラクターをはさみで切り取って、
リアルな紙相撲を楽しむことができたのです。
取扱説明書を切り取ったり
パッケージをトントンしたりするのは
コレクター的にご法度なので、
本当に紙相撲をしたい人はコピーをして、
厚紙で強化したうえで楽しみましょう。
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