形に拘ってこそいい文字が書ける

１１月２日は習字の日。

「１１０２」を「いい文字」と読む語呂合わせから
１１月２日が習字の日となっています。

ゲームにおいて文字を入力するという行為は、
家庭用ゲーム機ではニンテンドーＤＳが
タッチスクリーンに対応したときに始まり、
『東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』（2005 NDS）
においては、
計算の答えを手書きで記入することができました。

しかし、
この時点における手書き入力は、
コンピュータが認識してくれれば「いい文字」で、
綺麗な文字かどうかは関係ありませんでした。

『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』（2005 NDS）
においては、
四字熟語などの漢字を回答するなど、
もっと文字入力が重要になったのですが、
コンピュータが認識する文字を「習う」ことになってしまい、
実用的な「いい文字」が書けなくなってしまいます。

どうせ「習う」のであれば、
コンピュータの評価が重視されて欲しいモノで、
『DS美文字トレーニング』（2008 NDS）では
「一文字ごとに、きれいに書くコツを解説し」てくれました。

これで継続プレイさえできればいいのですが、
こればかりはプレイヤー次第。

だからこそ、
ゲーム内容だけでなく、
いい道具を使うという形に拘り、
「美文字筆」をベタ付けした
『DS美文字トレーニング』を入手する際には、
プレイモチベーションを保つためにも、
誰の手クセも付いていない
新品の「美文字筆」に拘りたくなるのです。