知らぬうちにサザンのメンバーの楽曲に親しんでいた
6月25日はサザンの日。
サザンオールスターズのデビュー曲「勝手にシンドバッド」が
1978年6月25日に発売されたことから、
6月25日がサザンの日となっています。
サザンオールスターズの楽曲については
音ゲーでそれなりに音源化されているとは思うのですが、
ゲーム機向けに発売されたタイトルとして有名なのは、
『SPACE MOSA "SPACE MUSEUM OF SOUTHERN ART"』(1999 PS)
でしょう。
マルチメディアブームの頃には
多くのアーティストの楽曲がまとめて収録された
タイトルが多数発売されているのですが、
『SPACE MOSA "SPACE MUSEUM OF SOUTHERN ART"』
では221曲を各1コーラス収録し、
総再生時間は約417分という
恐ろしいボリュームを誇るタイトルになっていました。
メンバーごとの活躍を見てみると、
『原由子の「眠れぬ夜の小さなお話」』(1993 PCE)と
『バイリンガル版 眠れぬ夜の小さなお話』(1994 3DO)
で原由子さんの活躍が確認できます。
「眠れぬ夜の小さなお話」は
原由子さんが原作・音楽・ナレーションを担当しているため、
ビジュアル的な登場はないモノの、
原由子の完全オリジナル楽曲を40曲以上楽しむことが出来ました。
パッケージレベルで確認できる案件としては、
関口和之さんも負けてはいなく、
『忍者らホイ!』(1990 FC)では、
さくまあきらさん・土居孝幸さん・桝田 省治さんといった
ゲーム業界では有名な方々と並んで
関口和之さんの名前を確認できます。
『怪物パラ☆ダイス』(1997 PS)では
「さくまあきら・土居孝幸・関口和之ら3人の7年ぶりの完全オリジナル」
とパッケージでしっかりとアピールされていました。
これで2タイトルになり、
関口和之さんが原由子さんに並んだ、
という簡単な話ではなく、
関口和之さんのゲームへの関りはこれで止まりません。
実際のところ、
関口和之さんは「桃太郎伝説」シリーズや
「桃太郎電鉄」シリーズでもゲームミュージックを担当していて、
古くは『桃太郎電鉄』(1988 FC)のパッケージにも
しっかりと名前が記載されているのです。
サザンオールスターズが日本を代表するバンドであるのと同時に、
サザンオールスターズのメンバーの関口和之さんの楽曲が、
日本を代表するゲームで流れて多くの人に親しまれていたことを
我々は見逃すことはできません。
近年ではどの楽曲かは判断しづらく
見逃しがちではありますが。