SASUKEはすでに五輪種目の替わりになっていた
2028年開催予定のロサンゼルスオリンピックに向けて、
オリンピックに異変が起きていました。
近代五種を構成する種目の一つ「馬術」が、
ロサンゼルスオリンピックから除外されるというのです。
「馬術」は
『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』(2011 Wii)
ではパッケージに記載されるほどのメジャーな種目だったので
非常に残念なことなのですが、
日本人的にはもっと驚くべく内容が報道されていました。
なんと、
TBSの人気番組「SASUKE」が近代五種の新種目候補として
検討されているというのです。
近代五種とは、
射撃・フェンシング・水泳・馬術・ランニングの5種目を一人でこなし、
「キング・オブ・スポーツ」と呼ばれる大変名誉ある競技だっただけに、
「SASUKE」が入り込むには
ちょっと荷が重いような気がするのですが、
ともかく候補として検討されることはナントの喜ばしいことです。
「SASUKE」がテレビゲームの題材として大々的に取り扱われたのは、
2000年発売の
『筋肉番付 ロードトゥサスケ』(2000 PS)
になります。
『筋肉番付 ロードトゥサスケ』
はプレイステーション向けに発売された
「筋肉番付」関連タイトルとしては、
『筋肉番付Vol.1 俺が最強の男だ!』(1999 PS)、
『筋肉番付Vol.2 新たなる限界への挑戦!』(2000 PS)
に次ぐ3つ目のタイトルで、
純粋に「SASUKE」を初めて扱ったタイトルになります。
なお、
「SASUKE」がゲームに登場したのは少し遡り、
1999年発売の
『筋肉番付GB 挑戦者はキミだ!』(1999 GBC)
でした。
『筋肉番付GB 挑戦者はキミだ!』では、
「筋肉番付」の「モンスターボックス」や「ストラックアウト」と言った
メジャー競技と並ぶ1競技として
「SASUKE」が収録されていました。
この時期のコナミのラインナップには、
「筋肉番付」以外にスポーツゲームの一環として
「ハイパーオリンピック」シリーズがあったのですが、
1999年に発売された
『ハイパーオリンピックシリーズ トラック&フィールドGB』(1999 GBC)
を最後に夏のオリンピックにおける
「ハイパーオリンピック」シリーズは終了しているため、
コナミにおいては20年以上前から、
オリンピックを題材にしたゲームのポジションが
「筋肉番付」に替わっていたのです。
ちなみに、
コナミは2008年に
『ニューインターナショナル ハイパースポーツDS』(2008 NDS)
というオリンピックっぽいゲームを発売しているので、
今後「ハイパースポーツ」を発売する折りには
ぜひ「SASUKE」っぽい種目の収録をご検討ください。