見出し画像

ナナシーは名無しのゲームじゃなかった

7月4日はナナシーの日。

7と4で「ナナシー」と読む語呂合わせから、
豊丸産業株式会社が2015年に
7月4日をナナシーの日として記念日登録をしていました。

パチンコをやらない人間からすると、
「ナナシー」と聞いても何のことやらピンと来ないのですが、
1996年に登場したナナシーは、
パーラーミニ3 パチンコ実機シミュレーションゲーム』(1996 SFC)
にいきなり収録されました。

しかし、
パーラーミニ3 パチンコ実機シミュレーションゲーム
には「CR競馬天国優駿篇Ⅴ」と「ナナシー」が収録されているため、
必ずしも「ナナシー」が有名だったわけではないようです。

続いて「ナナシー」は、
必殺パチンコステーション2』(1997 PS)
に収録されました。

話題の「CRモンスターハウス」と「ナナシー」が収録されている
という表現からすると、
少しは「ナナシー」が話題になっているような気がするけど、
もしかしたら「CRモンスターハウス」だけが話題なのかも、
と若干微妙な空気を感じてしまいます。

ところが、
必殺パチンコステーションぷち ナナシーってなに??』(1999 PS)
では若干自虐的なタイトルながらも、
「ナナシー」が単独採用されるという快挙を達成。

CR機としては、
豊丸倶楽部Vol.1 CRナナシー』(2001 PS)と
パチンコの殿堂 CRナナシー』(2001 DC)
でそれぞれ「CRナナシー」が単体でパッケージ化されていて、
その後もシリーズ展開されて現在に至ります。

というわけで、
「ナナシー」は名無しどころか有名だと確認できたのですが、
豊丸倶楽部Vol.1 CRナナシー』が発売された後、
「Vol.2」が登場していていないところを見ると、
むしろ「ナナシー」以外に豊丸産業が
どんなタイトルを扱っていたか気になってしまいます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?