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ルフィとコナンは20年前から同志だった

7月22日はONE PIECEの日。

1997年7月22日に週刊少年ジャンプで
漫画「ONE PIECE」の連載が始まったため、
7月22日がONE PIECEの日に制定されています。

ONE PIECEといえばバンダイのイメージが強いのですが、
ゲームボーイカラー向けに発売された
From TV animation ONE PIECE 夢のルフィ海賊団誕生!』(2001 GBC)と
From TV animation ONE PIECE 幻のグランドライン冒険記!』(2002 GBC)
はいずれもバンプレストから発売されていました。

このような現象は他のアニメ原作ゲームにも見られ、
ゲームボーイ時代には
名探偵コナン 地下遊園地殺人事件』(1996 GB)や
名探偵コナン 疑惑の豪華列車』(1998 GB)
がバンダイから発売されていたのに対して、
ゲームボーイカラー時代の
名探偵コナン からくり寺院殺人事件』(2000 GBC)、
名探偵コナン 奇岩島秘宝伝説』(2000 GBC)、
名探偵コナン 呪われた航路』(2001 GBC)
の3タイトルがいずれもバンプレストから発売されていました。

実はこの時代のバンダイは
自社で携帯ゲーム機のワンダースワンを発売していたことから、
携帯ゲーム機向けのゲームは全てワンダースワンに限定していて、
バンダイからゲームボーイ向けに発売されていたアニメ原作ゲームは
この時期にはバンプレストが取り扱っていたのです。

バンダイがワンダースワンで展開していたアニメ原作ゲームには、
NEON GENESIS EVANGELION シト育成』(1999 WS)、
カードキャプターさくら さくらとふしぎなクロウカード』(1999 WS)、
HUNTER×HUNTER 意志を継ぐ者』(2000 WS)
などのタイトルがあるのですが、
ゲームボーイカラーでは
新世紀エヴァンゲリオン 麻雀補完計画』(2000 GBC)
がキングレコード、
カードキャプターさくら いつもさくらちゃんといっしょ』(1999 GBC)
がエム・ティー・オー、
HUNTER×HUNTER ハンターの系譜』(2000 GBC)
がコナミから発売されていて、
元々ゲームボーイ向けにはバンダイが権利を取っていないので、
「ONE PIECE」や「名探偵コナン」とは状況が異なりました。

バンダイはワンダースワンの販売を終えると、
改めて任天堂ハードに復帰して、
ルフィもコナンもバンダイからの発売に戻り、
気が付けばバンダイもバンプレストも全部
バンダイナムコグループになってしまったため、
ついでにルフィとコナンの共演を実現してくれることを
期待して楽しみにしておきます。


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