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ノストラダムスがちらつくゲームは周りを不幸にする

7月といえばジュライです。

ジュライといえば誰もがプレイしたであろう
ジュライ』(1998 DC)
のことを想い出します。

ジュライ』は、
1999年7の月に恐怖の大王が空より来るという、
世紀末思想的な7月をイメージさせるタイトルのゲーム。

プレストーリーでは1999年7月に
「株式市場の混乱による世界的大不況」になり、
「世紀末の厭世的雰囲気の中、「R計画」が発動される」という、
ドリームキャストの顛末を占うかのような
不吉なロンチタイトルになりました。

アンゴルモア99 Super Lite 1500シリーズ』(1999 PS)は
「ノストラダムスの大予言をモチーフに、
実社会のパロディーを盛り込んだ」ゲーム。

プレイステーションシリーズ自体には何の不幸も訪れなかったモノの、
2000年3月4日にプレイステーション2が発売されたことで、
世代交代は急速に進み、
多くのディベロッパーやパブリッシャーが
ふるいに掛けられてしまいました。

そして、
1999 ほれ、みたことか!世紀末』(1992 FC)
が発売された2年後には
ファミリーコンピュータ向けのタイトルの発売は終了してしまい、
発売元のココナッツジャパンもまた、
1999年8月26日発売の
サッカーやろう! チャレンジ・ザ・ワールド』(1999 WS)を最後に、
新作の登場がなくなってしまい、
今となっては会社が……。

ノストラダムスをイメージさせるタイトルのゲームは、
周りを不幸にするようなので、
くれぐれもパブリッシャーの方はご注意ください。

まぁ、
ココナッツジャパンに関しては
爆笑できないやらかし案件が多数見られるので
自ら不幸になったと言えなくもないのですが。


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