見出し画像

おいしいアカデミーに行ってきたよ!Vol.1〜日本酒を10倍美味しく楽しむ方法〜

はじめに

私がnoteに投稿し出してまだ1週間ちょっとなのに、すでに何人もの日本酒好きの方々がアカウント登録をされて、日本酒についての熱い想いを投稿されるようになって、note日本酒時代の到来じゃ…!とひとり打ち震えています。
みんな住んでる場所もバラバラだし、いつかnote日本酒部WEB飲み会やりたい。

さて、ご縁あってぐるなびさん主催の「おいしいアカデミー」に参加させて頂くことになりました。今回から全6回!楽しませて頂きます。
Twitterでも投稿していましたが、自分に知識を定着させるためにも、ここで簡単に内容をおさらいしておこうと思います。
これも、おいしいアカデミーのまとめとしてマガジン化するのでどんどん蓄積していきたいと思います。

超簡単な日本酒の楽しみ方
おいしいアカデミーの雰囲気をザックリ知りたい

そんな事にご興味あるかた、ぜひ見てやってください。

講師は日本酒×漫才師の にほんしゅ さん

今や日本酒イベントに引っ張りだこの芸人 にほんしゅ のお二人。
ふたりとも唎酒師(ききざけし。好き酒師ではない)の資格をお持ちです。
終始和やかな雰囲気で、わかりやすく基礎知識を教えていただきました。

テイスティングの仕方を教わる

日本酒好きならなんとなく知っているけど、意外とちゃんと教わったことが無かったりするテイスティング。とりあえず口でジュルジュル音を言わせるんだろ?くらいの認識の人もいるかと。FBO(料飲専門家団体連合会)の冊子を読みながら教わった方法だから、今回聞いたのはかなりオフィシャルなやり方だと思います。それがこれ。

誤字が多くてほんとにすみません。
改めて記載すると、以下の6段階。


1.姿勢を正す
これは、気道を確保する意味合いがあります。
歌を歌う時と同じですね。

2.飲み比べするお酒の間に水を挟まない
これは意外に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。鑑評会等で利き酒をされる方からも同じ話をお聞きしたことがあります。一度お酒(アルコール)に触れた舌に水を触れさせると舌に水の分子がついてしまい、次のお酒の判別をしづらくなるんだとか。でもこのやり方にはひとつ注意点があって、
この方法はガチな利き酒をする際のやり方で、その際プロの皆さんはお酒を飲み込まずに吐器(とき、はきとも呼ぶお酒を吐き出す器)に出します。なので我々素人がやるときはちゃんと合間にお水も飲みながらやらないと普通にベロベロになるので要注意です。笑

3.一度に口に含むのは5㎖程度
5㎖ってどんなもんよって思いますよね。
なので家に帰ってすぐ、量を計ってみました。
ペットボトルの蓋に8割ぐらい水を入れた量が、だいたいそのくらいでした。

4.飲む前に、香りを嗅ぐ
飲む前と、飲んだ後に口の中から感じる香りは異なる事もあるため、先にちゃんと嗅いでおきましょう。
飲みたさが勝って、何度嗅がずにグビっとやってしまった事か…。

5.口に含み、いきなり飲み込まずジュルジュルと音を立てて空気を含ませる
イメージは、口にお酒が入った状態で熱いスープをすする時の感じをやるというか…。(伝わります?)
これをする事で、お酒が空気に触れて口の中に香りがブワッと膨らんできます。
でもこれを飲食店でやるのは気をつけましょう。
ちょっと感じ悪いし、店員さんに警戒される可能性があります。笑

6.飲んだ後、大きく鼻から息を抜く
これにより、含み香(ふくみか)と呼ばれる香りのパターンを感じられ、4との違いを認識します。似ているお酒もあれば、結構違うのもあって面白いです。

ちゃんと聞いたのは初めてだったので、とても勉強になりました。

居酒屋での日本酒の頼み方とは

日本酒を飲んでみようかな!と思い立ち居酒屋さんに行ってみる。すると結構種類があって、正直どれを頼んでいいかよくわからない!私もよく友人から「どう頼めばいいの?」と聞かれます。その都度、即レスでお酒を選んであげたりしてます。笑
そんな時に店員さんにお酒の雰囲気を伝えるのに便利なフレーズがこの3つ。

1.フルーティ
2.スッキリ
3.旨口(うまくち)


全然日本酒わからないって人もその時の気分、もう占いとかじゃんけんでどれを出すかくらいのノリで、とりあえず上の3つのどれかで店員さんに伝えてみるのも全然アリだと思います。
なお、超個人的な意見でいうと、
フルーティ系は女性ウケが良く、一杯目とかにオススメ
スッキリは世間で言う「辛口」と呼ばれるイメージ。魚介と合わせてどうぞ
旨口(うまくち)は濃い味のものと合いやすく、お燗が映えるお酒

こんな感じでしょうか。
頼み方に正解はないし、少し前までは
「頼んだツマミに合うお酒を下さいって店員さんにお願いしたら間違いないよ!」
と答えていたのですが、とある日本酒居酒屋の店主(仲良し)にそれを話したら「そんなめんどくさい頼み方をするな!」と言われた事もあります。
なので正解はありません。笑

次回は


今回のテーマは「日本酒を10倍美味しく楽しむ方法」でした。
ここには書きませんでしたが、時間を超過してまで本当に初歩的な話から文化的背景まで丁寧に教えて下さったので、おそらく本当に日本酒について初めてちゃんと学んだ方からしたら、経験値は10倍どころじゃないんじゃないかと思います。笑

次回も講師は にほんしゅ のお二人で、テーマは
「日本酒のラベルから自分好みのお酒を見つけよう」らしいです。
今からすごく楽しみです。


このおいしいアカデミー、定期的に開催されています。
ご興味あるかたは、HPにアクセスしてみてください。
講座のトータル金額に一瞬「高っ!」て思うかもしれませんが、
知る人ぞ知る名店でのペアリングコースが複数回あったり、蔵元さんのガチのセミナーもあるので、それを考えるとおトクです。

また次回も、こんなゆるい感じで書いてみようと思います。
では、このへんで。


皆様のお気持ちで、更に日本酒の新しい楽しみ方を発見できます!