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【新潟の厳選黒毛和牛!新発田牛×同市内酒蔵4選】高級黒毛和牛と合う日本酒徹底紹介!

自然と大地に紡がれ、日本一の米どころとして知られる新潟県の良質な米を原料として作られる「新発田の日本酒」と新発田産の稲わらで育つ県内で2例目のブランド牛に認定された「新発田牛」。今回は新発田産の米から生まれる新たな美味しさを引き出す至福の味覚についてご紹介します!

新発田牛とは

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清らかな雪どけ水と澄んだ空気、そして肥沃な大地、北越後の自然に囲まれて育った「にいがた和牛」として令和3年3月30日、新たな地域ブランドである「新発田牛(しばたうし)」がにいがた和牛推進協議会で承認されました。

県の「にいがた和牛推進協議会」が定めた次の4項目の要件を満たした牛だけを「にいがた和牛」と呼んでいます。

1.黒毛和種の去勢牛又は、未経産牛であり血統が明確であるもの。
2.新潟県内で肥育され最長飼養地が新潟県内であるもの。
3.品質規格等級において「A」「B」3等級以上のもの。
4.家畜個体識別システムにより、生産から出荷までの移動履歴の確認が出来るもの。

新発田牛は日本食肉格付け協会の5段階評価のうち、4等級以上となり、にいがた和牛よりもさらに品質の高い牛肉となっております。

同市内のお酒4選

そんな新発田牛と同市内4つの酒蔵が製造する、新発田牛とあう美味しいお酒を4つご紹介していきます!

「王紋 大吟醸 極辛19」(市島酒造
「米と水と気候と技術を生かした、品質の高い清酒を造り続ける」を理念に創業200年以上の老舗酒造。長い年月をかけて生み出す日本酒はまさに老舗の創り出す至高の1本です。

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「味わい」
新潟県産米のみを使用し、50%精米で限定醸造した濃厚で奥深い味わいの大吟醸原酒。濃口好みのユーザー向けにアルコール分を19度という限界まで高め、大辛口の味わいに仕上がりに。冷やして飲むと、キリッとした大辛口を楽しめる1本です。

日本酒データ
酒米:非公開(精米歩合:50%)
日本酒度:+6
酸度:1.5
アルコール度数:19%
価格:2138円(720 ml)

「金升 朱ラベル」(金升酒造
地産製造の一貫した酒づくりに注力し、安心安全で高品質な地元産酒米の安定確保を目指し、地元農家と共同で農業法人を設立や効率性で淘汰されやすい中山間地の農地で自社栽培米を耕作し生まれた1本です。

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「味わい」
自社栽培米「越淡麗」を使用、香りや風味の溶媒となる自社製米焼酎の添加により、酒のうまみを強化する「柱焼酎仕込」製法で江戸元禄期の酒造技術を再現した1本。しっかりとした味わいは、旬の料理を引立てます。豊かな風味と飲み口です。

日本酒データ
酒米:越淡麗(精米歩合:55%)
日本酒度:+8
酸度:1.3
アルコール度数:15%
価格:1155円(720 ml)

「ふなぐち菊水一番しぼりスパークリング」(菊水酒造
「酒造り」の先にある「場づくり」、こだわるべきはお酒が創りだしてくれる愉しさ、面白いこと、愉快なこと、たのしいこと。そんな、たくさんの「こと」に寄り添い飲む人の暮らしが少しでも豊かになって欲しい菊水は日本酒のいろいろな「こと」を広げてくれる1本です。

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「味わい」
ロックグラスに注ぐたび、泡も気分もシュワッとあがる、まさにKing of 生酒の『ふなぐち菊水一番しぼり』。爽やかな炭酸とマリアージュ、しぼりたてならではのほとばしる旨さやガツンと19度の飲みごたえ。「スパークリング生原酒」を味わえるお酒です。

日本酒データ
酒米:非公開(精米歩合:70%)
日本酒度:非公開
酸度:非公開
アルコール度数:19%
価格:470円(720 ml)

「純」(ふじの井酒造
新潟-村上間の海岸地帯に古くから伝わる神秘の井戸“不二の井戸”この井戸水で酒を醸すと醗酵旺盛にしてうまい酒ができることから、銘酒“ふじの井”が誕生。地下20メートルの原水は100年もの歳月をかけて朝日・飯豊連峰の伏流水に辿り着き、第六十三回関東信越国税局酒類鑑評会においての首席第一位受賞をはじめとする幾多の金賞受賞をする美味い酒造りへと繋がります。

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「味わい」
飾らなく常に旨い酒を造るのが使命と心意気の伝わるお酒で、ゆっくりと長期低温発酵させた贅沢な造りの1本。まろみを帯びた舌触りが絶妙で口中でふくらむ味わい深さが自慢の純米吟醸です。

日本酒データ
酒米:五百万石(精米歩合:55%)
日本酒度:+2
酸度:1
アルコール度数:17%
価格:1681円(720 ml)

新発田市の取り組み

北西部は日本海に面し、東部は飯豊連峰の山岳部に接する新発田市。地形は東から西に向かって傾斜し、飯豊連峰に源を発する清流・加治川とその支流は、市内を貫流し日本海に注いでいるため、河川流域には豊かな大地が開けています。美しく豊富な水と、「食の循環」によって市内で生産された堆肥で培った肥沃な圃場。そんな美味しい新発田産米の稲わらで育った新発田牛、そこには生産者の大きなこだわりがあります。

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安心・安全で美味しい牛を育てるために最も重要なのは飼料。新発田牛は新発田で生産される米の質の良い稲わらを十二ヶ月目から飼料として使うことで、他のブランド牛に負けない上質な肉質と脂の牛になります。また、消費者へこの美味しさを安定的に供給できる様に生産者は高度な衛生管理手法を取り入れた「クリーンビーフ生産農場」の認定に取り組んでいます。生産者同士が協力しあい三六五日、二十四時間体制で安心・安全な牛の飼育の取り組みをしています。

新発田牛に必要な要件が、日本食肉格付協会の格付けで5段階評価の4等級以上。にいがた和牛として必要な要件が県内で飼育された黒毛和牛3等級以上となるので、新発田牛は一段と品質の高い牛肉だとわかります。

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ブランドを維持するには品質はもちろん安定した供給が必須となります。県内1位の黒毛和牛の飼育頭数を誇る新発田牛生産協議会に所属する生産者は6戸。R3年では230頭以上の出荷をしました。

生産とブランド確立を担ってきたJA北越後畜産部会長の五十嵐正平さん(60)は「まずは市内から周知をはじめ、新発田市、新潟県の特産になるよう育てたい」と力を込めた。

最後に

いかがだったでしょうか。新潟県では18年振りとなる新たなにいがた和牛の「新発田牛」これからの新潟の畜産業界を背負っていくこのブランドを地元新発田市の日本酒と合わせてぜひ一度お試しください!