見出し画像

#55 単式蒸留焼酎と連続式蒸留焼酎の違いについて

今回の問題

単式蒸留焼酎と連続式蒸留焼酎の違いについて述べよ。

自分の回答

200字回答

単式蒸留焼酎は、単式蒸留器で蒸留される一般的な焼酎で、米・麦・甘藷などを原料にして製造される。一方、連続式蒸留焼酎は、連続式蒸留機で蒸留されたもののうち、アルコール分が36度未満の焼酎を指し、廃糖蜜由来の粗留アルコールなどを蒸留して製造される。梅酒やチューハイ・サワーのベースとして使用されることが多く、一般にホワイトリカーとも呼ばれる。単式蒸留と連続式蒸留の焼酎をブレンドした甲乙混和焼酎もある。(199字)

回答の要素

単式蒸留焼酎について
単式蒸留器で蒸留される一般的な焼酎。
焼酎麹を用いて、米・麦・甘藷などに含まれるデンプンを糖化させ、焼酎酵母で発酵させた醪を蒸留して製造される。
以前は焼酎乙類と呼ばれた。

連続式蒸留焼酎について
連続式蒸留機で蒸留されたもののうち、アルコール分が36度未満の焼酎。
廃糖蜜由来の粗留アルコールなどを蒸留して製造される。
梅酒やチューハイ・サワーのベースとして使用されることが多い。
連続式蒸留機は日本には1900(明治33)年頃に導入された。
導入当時は新式焼酎と呼ばれ、その後、焼酎甲類と呼ばれた。
ホワイトリカーと呼ばれることも多い。
単式蒸留焼酎と連続式蒸留焼酎をブレンドした製品も販売されており、「甲乙混和」と呼ばれる。

回答の構成

・単式蒸留焼酎
 ・単式蒸留器
 ・米・麦・甘藷
・連続式蒸留焼酎
 ・連続式蒸留機
 ・アルコール分36度未満
 ・廃糖蜜由来の粗留アルコール
 ・梅酒やチューハイ・サワーのベース
 ・ホワイトリカー
・甲乙混和焼酎
 ・両者のブレンド

回答の補足

なし

他の回答

先人たちの回答

なし

参考文献

J.S.A SAKE DIPLOMA 教本(Third Edition)p. 93,210,229,230

※ 引用時に出典URLを明記したものは省きました。
※ 内容に間違いがある場合があります。ご指摘いただけると幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?