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#36 新潟県について

今回の問題

生産地・新潟県について述べよ。

自分の回答

200字回答

新潟県は全国屈指の米どころ・酒どころであり、酒米生産量は全国第2位、日本酒生産量は全国第3位である。新潟県が開発した早生の酒米・五百万石は山田錦に次ぐ全国生産量第2位の品種で、総生産量の50%を新潟県が占める。平成の吟醸酒ブームを牽引した淡麗辛口酒を生み出した。大吟醸用に開発された酒米・越淡麗も人気が高い。2022年に「GI新潟」が指定された。三大杜氏の一つ、越後杜氏の郷でもある。(192字)

回答の要素

概要
全国屈指の米どころ・酒どころ。酒米生産量は全国第2位、日本酒生産量は全国第3位。
「淡麗辛口」がうまい酒の代名詞になるほど、平成の吟醸酒ブームの立役者となった。
三大杜氏の一つ、越後杜氏の郷でもある。
2022年に「GI新潟」が指定された。
近年は淡麗辛口だけではなく、飲みごたえのある純米酒や、インパクトのある無濾過生原酒などの味わいも増えてきている。

酒米について
新潟県が開発した「五百万石」は、スッキリとした軽い味わいに仕上がりやすく、淡麗辛口酒誕生のきっかけとなった。
五百万石に加えて、大吟醸用に開発された「越淡麗」も人気の品種。
酒米は自給自足タイプ。

回答の構成

・全国屈指の米どころ・酒どころ
・酒米生産量第2位、日本酒生産量第3位
・五百万石:県開発、第2位、50%、吟醸酒ブーム、淡麗辛口酒
・越淡麗:大吟醸用
・2022年「GI新潟」
・越後杜氏

回答の補足

新潟大学には日本酒学センターがあり、人文・経済学から医学・農学まで、日本酒に関するテーマを幅広く扱っている。新潟大学と県と酒造組合が共同で行なっている 日本酒学セミナー は、誰でも無料で日本酒のオンライン講義を聞くことができるのでおすすめ。

毎年3月に行われる「にいがた酒の陣」にはまだ行けたことがない。新潟県内の全酒蔵のお酒を楽しめる「ぽんしゅ館」は素晴らしい。

関連
#16 五百万石について

他の回答

先人たちの回答

淡麗辛口の酒質を打ち出し、平成の吟醸酒ブームの立役者となったのが新潟県である。新潟県が開発した「五百万石」はスッキリとした軽い味わいに仕上がりやすいことが特徴であり、淡麗辛口酒誕生のきっかけとなった。一方、近年は淡麗辛口だけではなく、飲みごたえのある純米酒や、インパクトのある無濾過生原酒などの味わいも増えてきている。日本酒生産量は全国第3位。酒米は自給自足タイプ。

えすにっくさん
https://ethnicsake.blog.fc2.com/blog-entry-165.html

参考文献

J.S.A SAKE DIPLOMA 教本(Third Edition)p. 124,125
新潟大学日本酒学センター, 日本酒学講義, 2022, ミネルヴァ書房

※ 引用時に出典URLを明記したものは省きました。
※ 内容に間違いがある場合があります。ご指摘いただけると幸いです。


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