白い犬

最寄りの駅周辺を歩いていた時のこと。

まっしろな芝犬のわんちゃんが、お利口さんに自転車の荷台座っていた。おとなしい。じっとしている。なんてまっしろで可愛いんだろう！

そしてまたある日のこと。赤いハーネスを付けられた、あの白いわんちゃんがお散歩しているのを見かけた。わっ！あの子だ！かわいい、触りたい。

そしてまた仕事に向かう前。ちょっと急ぎ足で歩いていると、お散歩中のあの子を見かける。後ろ髪引かれながらも「次あったら触らせてもらいたい」と思いながら仕事へ向かう。

またまたある日。商店街を歩いており、一緒に歩いていた人に「あるわんちゃんがいてね〜」と話していると、向かい側から赤いハーネスの、白いわんちゃん…
「この子…！！！🥹🥹🥹」運命的な出会いにフリーズしてしまった。

あまりにもあっという間でこちらも嬉しすぎて、声をかけられなかったけど、今度こそ、今度こそ。

「あのぅ、前から何度か見かけてて、ずっとかわいいなと思っていて…よければ触ってもいいですか？？？」

大丈夫かな。怪しまれないように、自然に言えるように、何度か練習しています。