前に住んでいた家の近くにあった喫茶店。 一見とっても入りにくそう。茶色い扉、窓にはカーテンがあり中が見えない〜入りにくい…。と、勇気を振り絞って扉を開けたら、気さくなマスター、店内にはJ-WAVEがかかってる。あれ、居心地がいいぞ そして私はここのホットケーキがどの喫茶店より1番好き。たぶんずっと好き。きれ〜〜いに焼かれたホットケーキの表面はまっさらサラサラで、実は毎回少しだけその表面をそっと指で触ってみてる。(だめ)本当は手のひら全体でペタッと触りたいけど(だめ)卵の味し
3年くらい前から、秋になるたび、 野原いっぱいのすすきを見てみたいと思っていた。 「じゃあいこうよ、 次いつ見れるかわからないよ」 のひとことで、ロマンスカーに乗っちゃったりして ピューンと箱根湯本まで行ってみた今年の秋。 天気は曇っていたけれど、時折おひさまが見えて、まだふわっとしていないすすきの先がキラキラ光る瞬間を見たので曇りでよかったなと思った。 ふらっと見つけた喫茶店「ポコアポコ」 入るとカウンターの席に常連のおじいちゃんおばあちゃんたち。 食べ物の
"おふとんをかけられて溶けだすソフトさんでは子どものおねしょ、ふとんからころがりでるトイレットペーパーさんでは子どもの寝相の悪さを表現している。" 時刻はただいま21:18。 わたしは最寄駅の2階にあるデニーズにいる。 今日は前の職場の先輩に誘われて絵本作家の展示会に、八王子まで行ってきた。 朝、家を出たら昨日の雨で大量に金木犀が地面に落ちていた。もったいなく感じてもっさり手に取って、かおりがうつったりしないかな、なんて思って本に挟んでみた。後にそのページをひらくと
電車が見える。 ここはパン屋の二階。 そこにはカフェが併設されていて、わたしはそのさらに上の階にある本屋で読みたかった本をパッと手に取って購入し、11時までのモーニング(パンケーキセット¥650)を食べるためにまた下のカフェに駆け降りた。 窓際の席がいいなあなんて思っていたら、ちょうど端っこの席が空いた。やった〜 座ると目の前には、おおきな道路を横に車が行き交う。さらにその下には真っ直ぐ、奥へ奥へ伸びる線路の上を走る電車が見える。 パンケーキセットを頼むと、10分ほ
雨の日、靴下の先を濡らしながら渋谷の喫茶店にはいる。 となりに若者男子ふたりが座る。 ハンパないっすね。ハンパないってこれは。 ハンパじゃないって。だってハンパなく光ってるもん。 とにかくハンパないらしい。(光ってるとは?????) ハンパじゃないなにか。なんだろう 「まじでそれはハンパないジャケット」 ジャケットのことか~! 「ハンパない値段っすもん」 値段もハンパないのね、ほうほう 「まあ形がハンパねえわ」 とにかくハンパないジャケットを買ったらしい。とても
頬紅を塗っていたら 隣で椅子にちょこんと座り それをみていた母が 「かわいい」 といった。 まだマスカラもしていない、 口紅も塗っていないけど 今日のわたし、もう満足。
わたしがすきな食べ物は「寿司」です。 (これまた自己紹介のよう) ただ、最近気づいてしまったことがある。お寿司ね、とても好きなんだけど、上に乗ってるネタはもちろん、 でもどうやらわたし、酢飯が好きみたい。 酢飯が食べたい。酢飯がいいのです。 たまに海鮮丼を頼んで、酢飯ではないことがある。とても美味しい、けれど、ちょっとしょんぼり。いや正直ちょっとじゃない。 "酢飯 見分け方"で検索をする。 なんだか酢飯利き目を育てないといけないみたいです。
わたしの趣味は本読むことと喫茶店に行くことです(まるで自己紹介のよう) でももうそれにも飽きてきたな、ということで新しい趣味を身につけます。 趣味ってなあに?と聞かれたら、"ドライブすること、よくふらっと運転するんだ~"なんて言えるようになりたいこの頃です。 わたしはじぶんひとりで運転できるようになったらいきたいところがあります。 それは山梨。いや、いまもよく行っているんだけれど、電車ではなくって、車で。自分の運転で。 ほどよく自然が多くて、山が見えて。 わたしがよ
久しぶりにともだちとお酒をのんでかえった。 今日はあまり酔っていないよ。 まだ帰りたくないな〜せっかく途中で新宿を通るのに。 急に思い立ってあまり決めずに映画館までフラフラ歩いてみたけど、帰る頃には日付が変わって定期は切れてしまっているし、 ここまで来てしまったし、友達がおすすめしていたし。 24:35からの上映「ルックバック」を見ることにした。 映画館まで行くとここだけ時間軸がちがうみたいに、当たり前に人がいる。 メガネを持っていなかったので、前から2列目で見た。
また真っ暗になる その日は仕事を早めに切り上げたけどどうしようもなく、何時間も東京駅の椅子に座ってみた 帰って近くの神社に散歩にいった 手を洗ったらひんやり冷たくて気持ちいい よるは照明が綺麗でいい この神社は緑が多い 木の上の方だけ風が強い だんだんと吹く風が心地よく感じ始めた、8月最後の土曜日からわずか2日目のこと。記録 ・ ・ ・ 退院したら、1日半くらい動かなかっただけなのに、ほぼ歩けなくなっていた。 歩けなくなっていたので、父がおんぶするといった。じゃあ
ちょっと歩いたところにある、24時間営業のスーパーに時折いく。行くと、よくないんだけど、楽しいので用事もないのに惣菜コーナーやパンコーナーをついつい練り歩いてしまう。 と、ここで、お気に入りのハチミツパンがある。ちょっと黄色くて、トースターであたためると、外がかりっとなって、たべるとはちみつがじゅわっとね、あま〜〜いんです。 買う予定なんてなかったのだけど、よく考えると3つも入ってこの値段…?お得だな、たべたいな、かっちゃお、ということで購入。 ハチミツパンを胸に抱きなが
朝、仕事に行こうとしたら突然知らない番号から電話が鳴った。 病院かもしれないので、最近は出るようにしているんだけど、出たらまずあなたの(名前フルネーム)電話番号ですか?と。 おや、と思っていると、「鹿児島県警ですが、捜査依頼があなたに出ていまして…」「先日こう言った事件がありまして、犯人の名前はこれでして、知り合いですか?」「いま周りに人いますか?秘密事項なんで…」などをぶわ〜っと言われる。 ひえ〜きっと詐欺だ、わたしは騙されない、という強い気持ちで「いま仕事中で忙しい
おおきな台風が来ていた日、父方のおばあちゃんが、おほしさまになった。 85歳だった。施設に入っていて、もうしばらく認知症らしかった。父のことも、わからなくなっていた。 おばあちゃんに最後会ったのは何年前だろう。 そのくらい会っていない。実家に帰った時には毎回、会いたいと父に言っていたけれど、おばあちゃんの弱った姿を見せたくないのか会えずにいた。 週のはじめ、次の日の仕事を休みにして、葬式のために母のいない実家に向かう。東京駅からバスに揺れる1時間半。 玄関をあけると、い
おみゆさん、小原晩さん、お二人の本の帯には穂村さん、それはだいすきが詰まった六本木の空間。 おみゆさんは相変わらず、透き通るような白い肌、光がたっぷり入るおおきな黒い瞳、時折キラッと光るピアスや手元のリング、そして所作含め改めてわたしの憧れでありました。 そして小原さん。おみゆさんに対する熱量も、ひょうひょうとした話し方も、緊張しているようでしていないような、話している時にもふふっとこちらが笑ってしまうような言葉たち、なんだか身近にいるお姉さんのような。素敵な方でした。
新宿のクールで夜を明かしたわたしたち。 まだまだ深夜です、という色をしていた空が、4時頃になるとうっすらと急に明るくなる。これはもう朝だ、 どっと眠くなったりまた目が覚めたりを繰り返しながらおしゃべりをして5時頃、クールを出た。 どういうものかやっぱりお腹は空いてくる。わたしたちはじわんと蒸し暑い、朝5時の新宿を歩いて珈琲貴族エジンバラにモーニングに行った。 ここもいつか行ってみたい~と思っていた喫茶店。24時間やっているからいつでも行けるけど、いつでも行けるからこそ
なかよしの同僚が今月でやめてしまうということで、送別会が開かれた。今日は土曜日。 5人で呑んで(こんなにたくさんで呑んだの初めて)ほどよく楽しく酔い、ではそろそろ、と改札で2人と別れたあと残された私たち3人。(その子となんだかわんこのようなボーイ) "新宿のコーヒーショップクールに行ってみたい" というわたしの一言に、「いいよ〜」と軽く答えてくれたふたりと、なかなか楽しく酔ったまま新宿へ向かった。 その子が「チョコパフェたべたーい!」と言うので0:43にチョコパフェを