最近の記事

ぷっくり足首ちゃん

朝、仕事に行こうとしたら突然知らない番号から電話が鳴った。 病院かもしれないので、最近は出るようにしているんだけど、出たらまずあなたの(名前フルネーム)電話番号ですか?と。 おや、と思っていると、「鹿児島県警ですが、捜査依頼があなたに出ていまして…」「先日こう言った事件がありまして、犯人の名前はこれでして、知り合いですか?」「いま周りに人いますか?秘密事項なんで…」などをぶわ〜っと言われる。 ひえ〜きっと詐欺だ、わたしは騙されない、という強い気持ちで「いま仕事中で忙しい

    • キャベツ畑で迷子

      そんなこともあって、本当に何年も久しぶりに、銚子にあるおばあちゃん家へ行った。 到着すると記憶ってすごい、みるみる小さいころの懐かしい記憶が蘇ってくる。 夏祭りの日にはよく遊びにきたなとか、あそこの道は通り抜けができて、よく犬を散歩させたな、とか。 おばあちゃん家の周りにはキャベツ畑が多かった。その通り抜けができる道を通ってぐるっと一周すると、キャベツ畑に繋がった。 幼き頃のわたし、歩いていると道がわからなくなってしまった。 どこを見渡してもキャベツ畑。はて、ここは。

      • おほしさまに

        おおきな台風が来ていた日、父方のおばあちゃんが、おほしさまになった。 85歳だった。施設に入っていて、もうしばらく認知症らしかった。父のことも、わからなくなっていた。 おばあちゃんに最後会ったのは何年前だろう。 そのくらい会っていない。実家に帰った時には毎回、会いたいと父に言っていたけれど、おばあちゃんの弱った姿を見せたくないのか会えずにいた。 週のはじめ、次の日の仕事を休みにして、葬式のために母のいない実家に向かう。東京駅からバスに揺れる1時間半。 玄関をあけると、い

        • すきな曲

          "この曲すきなんだよね" って言っていた曲を、ここのメロディーかな、ここの歌詞がよかったのかな、と思いながら、繰り返し再生している時に あ、自分、このひとのことすきなんだっておもう

        ぷっくり足首ちゃん

          おみゆさんと小原晩さん

          おみゆさん、小原晩さん、お二人の本の帯には穂村さん、それはだいすきが詰まった六本木の空間。 おみゆさんは相変わらず、透き通るような白い肌、光がたっぷり入るおおきな黒い瞳、時折キラッと光るピアスや手元のリング、そして所作含め改めてわたしの憧れでありました。 そして小原さん。おみゆさんに対する熱量も、ひょうひょうとした話し方も、緊張しているようでしていないような、話している時にもふふっとこちらが笑ってしまうような言葉たち、なんだか身近にいるお姉さんのような。素敵な方でした。

          おみゆさんと小原晩さん

          憧れエジンバラの朝ポテチ

          新宿のクールで夜を明かしたわたしたち。 まだまだ深夜です、という色をしていた空が、4時頃になるとうっすらと急に明るくなる。これはもう朝だ、 どっと眠くなったりまた目が覚めたりを繰り返しながらおしゃべりをして5時頃、クールを出た。 どういうものかやっぱりお腹は空いてくる。わたしたちはじわんと蒸し暑い、朝5時の新宿を歩いて珈琲貴族エジンバラにモーニングに行った。 ここもいつか行ってみたい~と思っていた喫茶店。24時間やっているからいつでも行けるけど、いつでも行けるからこそ

          憧れエジンバラの朝ポテチ

          新宿で夜中、チョコパフェを頬張る

          なかよしの同僚が今月でやめてしまうということで、送別会が開かれた。今日は土曜日。 5人で呑んで(こんなにたくさんで呑んだの初めて)ほどよく楽しく酔い、ではそろそろ、と改札で2人と別れたあと残された私たち3人。(その子となんだかわんこのようなボーイ) "新宿のコーヒーショップクールに行ってみたい" というわたしの一言に、「いいよ〜」と軽く答えてくれたふたりと、なかなか楽しく酔ったまま新宿へ向かった。 その子が「チョコパフェたべたーい!」と言うので0:43にチョコパフェを

          新宿で夜中、チョコパフェを頬張る

          朗報です

          あっついなあ、と思いながらドラッグストアから出た時。あの子がいた。 真っ白なふわふわな毛に赤いハーネス、お利口さんにカートに入れられて、飼い主さんを待っている。あの子。…! わあああ会えた!かわいい!今日もふわふわ! 時折クーンとないてる。あついよね、えらいね、と思って一緒に飼い主さんを待ってあげる気持ちで隣に立ってみた。(商品を選ぶフリしながら) しばらくすると飼い主のおばあちゃんが帰ってきた。 「もみちゃん、おまたせ~」 「オムツ変えようね(ヨシヨシ)」 たくさん

          朗報です

          名古屋中村区の喫茶店

          ※これは「よかったらこれに書いてね」と、ママさんに言われて、桂のノートに記したものです✴︎ ずっと来たかった名古屋。 そして、内装に一目惚れしていつか行こうと決めていた喫茶桂。ついに訪問です…! やっているか不安だったので(わたしたちは臨時おやすみの喫茶店に出会うことが多い)事前に電話してから伺いました。 到着して、ドキドキしていると「あら、さっき電話してくれた方?☺️」とかわいらしいママさん。 中に入ると、ぐにゃりと曲がった鉄パイプ。 かっこいい、、!!! どこか

          名古屋中村区の喫茶店

          化物

          3棟までが遠い。病院独特の匂いを感じながら、いつも早歩きで向かう。内心はいつだってやはりドキドキする。 今日はなんだか落ち着いているようで、目もうっすら開くし、お話もできた。うれしい! まだまだずっと寝ていて、恥じらいのない全力おっきなあくびをするので、看護師さんと笑ってしまう。元々そういうの気にするタイプなので、こんなに全力でされると笑ってしまうと同時にちょっぴり悲しくなる。 ここにいると、時間制限がなく一緒に居てあげられるので、こちらもつい長居してしまう。 一緒にい

          じごくでなぜわるい

          こんな時があったなと、 後から思い返せるように記します いつからだろうな、もうはっきり細かく思い出せないくらい、あっという間に状況が一変した 早い方がいいけど、なんだかどんどん進んでいく なかなか寝付けない 寝れたと思ったら次の日、 目が腫れている日々がつづく 自分が何もできず祈るしかない代わりに、 色々考えてしまうので 自分たちの状況が変わっても、当たり前のように明日が来て、日常は続いていて、自分たちだけ取り残されてるみたい、 普段近くにいるひとたちに詳しく話せる

          じごくでなぜわるい

          もこもこふっくら花

          紫陽花が色づく準備を始めている、と思ったら、 あっという間に色づいてもわっもわに咲いている。 ジリジリな暑い日に、紫陽花を見るのがすきです。 前住んでいたでかい公園で、紫陽花祭りがやっていたのでお散歩した。その日もジリジリに暑い日だった。 紫陽花って種類がたくさんあって テマリテマリ、おはよう、こんぺいとう、ダンスパーティー これぜんぶ紫陽花の種類です。かわいいよね〜 それぞれちゃんと名前っぽいお花のかたちをしていて、大変おもしろい、かわいい。 わたしはこんもり丸

          もこもこふっくら花

          ぽっぴんぐしゃわー

          わたしは随分陽気な名前のこのアイスをひとつ、持ち帰る。 ドライアイスはもらわなかったので、溶けないうちに早く早く、といつもより丁寧な小走りをして家に向かう。 ちょっと溶かしてから、と思って出しておくけど我慢できないから、まだかたいけど食べちゃう。 はっきり何味かわからないから、小さい頃からよく頼む。これは一体なんの味?白いところとほんのり緑のとこ、それぞれ食べてみるけどわからない。あれ、メロン味だから苦手なんだと言ってるひともいた。 まだまだカチカチ。カチカチだけどだ

          ぽっぴんぐしゃわー

          仙台青葉区の喫茶店

          わたしはここのハヤシライスを食べると決めていた(食事メニューがハヤシライスしかないのだけど) 青いアーチ状の扉がなんとも可愛らしい、珈琲ふうぜ。青葉区って住所がいいよね。 1時間をきってからお邪魔したので、ハヤシライス、まだいけるかなあ…終わっちゃったかなあ…とドキドキしながら行ったら、どうやらまだやっているよう。 お腹いっぱいだったけどたべたい、「迷ってるの、これが食べたかったんでしょ、」という後押しで、ハヤシライスのセットに…! 大きなお皿に浅く盛られたハヤシライス

          仙台青葉区の喫茶店

          交換日記をしてくれるひと

          交換日記といえば したことあるのは中学生の頃。12人もいた部活の子たちと、交換日記をしていたなあ。 なかなかの人数だから全然まわってこない。人数が多すぎて、ちょっとした秘密すら打ち明けられないので、当たり障りのない綺麗な文章しか書けずつまらなかった。 中学生の頃なんてとがってるしひねくれてるし話したいこといっぱいあるはずなのに(偏見すぎ)日記の中のわたしたちは、みんな機嫌がよかった。 最近小原晩さんの交換日記の連載を読んでいて、わたしもしたいなあ、交換日記、と思いました(

          交換日記をしてくれるひと

          gw

          行きたかったセレクトショップを予約して、いっぱい試着して悩んで、これ!って決めたTシャツを購入したこと 行ってみたかった喫茶店の前をたまたま通ったら、たまたまやっていて、入れたこと 1年ちょっと前、ものすごい並んでいて断念したお店に、今回はいろんなお話ししながら並んで、おいしいものを食べて、食べ終わりに渋いおじちゃんに無言でチョコのお菓子をもらったこと お弁当を作ってドイツ村に行って、日陰であっという間にお弁当を食べたこと バスケとバレーとキャッチボールをなかなか本気