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【SCPコラム】画像が消えて悲しいという話【第二回】

 こんにちは、さかずきです。前回のコラムの伸びがすごくて戸惑っています。今回のコラムは考察ではなく、あくまで感想という形で綴らせていただきます。ところで私はこんな記事を以前投稿しています。(【SCP紹介】個人的に好きなSCP9選【おすすめ】) この記事に出てくる本家のSCP4つのうち3つにはもともと画像がありましたが現在では消えています。権利上仕方がないこととはいえ、とても寂しいです。

 SCPにおいて画像というのは何より大事であると考えています。その原点であるSCP-173 彫刻ーオリジナルからしてこの不気味な彫刻が首をへし折ってきたらという、強烈なインパクトを持つ画像からSCPの物語が始まっています。他ににもSCP-049 ペスト医師やSCP-106 オールドマン、SCP-682 不死身の爬虫類など有名SCPはすべからく画像も強烈でした。私がなぜSCPにはまったかというとSCPの報告書をまるで不思議図鑑のように見ていたからです。上記のモンスターの怖さや、一見普通のアイテムが実は特殊な能力を持っていて被害を及ぼすもの(SCP-016 スーパーボールやSCP-426 私はトースター)などこの世のオカルト、SFが詰まっている夢のようなサイトでした。図鑑といえば挿絵は必要でそのSCPを想像するのがたやすくなります。そういった意味で画像は重要だと考えます。

 SCPの世界が大きくなっていくにつれて画像の問題は大きくなってきました。オールドマンにまつわる画像変更騒動はかなり混乱を極めました。元々のオールドマンの画像が差し止めになってしまったため、新たにオールドマンの写真を決めようとコンテストが開かれました。しかしその優勝写真が不評でさらに変更されるという荒れっぷりでした。日本支部も例外ではありません。SCP-173-JPを決めるにあたってはじめられたコンテストは美術品の写真を使った記事を作るというものでした。それらの現在は悲惨で、ぜひSCP-173-JPコンテストのタグを見てみてください。ほとんど写真が消されています。優勝作品も例外でなく、元の記事の写真を知っている身からすると何とも味気ないものとなっています。

 もちろん、これは削除申請した人を批判しているわけではありません。SCPシェアワールドではクリエイティブコモンズ 表示-継承3.0ライセンス(CC BY-SA 3.0)を採用しています。これは、法律に詳しいわけではないので間違った認識であるかもしれないことを念頭において、みんなで権利を共有しようという考え方です。これは記事の内容はもちろん、その画像も含まれています。これを使って例えば本を出版したり、ゲームに登場させたりすることができます。そうなると自分の作品が勝手に販売されていると権利者は怒るわけです。それは至極まっとうなことです。

 SCP-016 スーパーボール、SCP-957 おびき寄せ、SCP-060 地獄より来るオカルトスケルトン、SCP-700 落書き工場、SCP-517 おばあちゃんは知っている、SCP-066 エリックだけのおもちゃ、これらは自分が好きな作品であり画像が消えてしまった記事です。SCP-049 ペスト医師、SCP-682 不死身の爬虫類、SCP-993 ピエロのボブル、SCP-1048 ビルダーベア、SCP-332 1976年度カーク・ロンウッド高校マーチング・バンド、SCP-1155 人喰いストリートアート、これらは画像が一度消えたものの別の画像に差し替えられたものです。こう見ると有名オブジェクトは差し替えの作業が行われているようです。

 このような悲劇を生まないためにも新たに記事を作成する人には画像のチェックをしっかりしていただきたいです。ただ主であるSCPとかかわりの浅い写真、例えば事故現場などとしてありふれた風景写真載せることやSCPが変身したからといって何の特徴もない動植物の写真をあげるのは見ていて萎えてしまします。日本支部はストーリーを考えるのは得意ですが、強烈なインパクトのある写真は少ないです。何様かと思われるかもしれませんがインパクトのある写真の記事、お待ちしています。

最後に私のまとめ記事を紹介して終わります。【SCP紹介】怖い画像8選【閲覧注意】 これは私のnoteで一番伸びている記事でかつ自分も自信をもって作った記事です。元記事ではインパクトのある写真が掲載されているのでおすすめです。


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