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新型コロナウイルス、インフルとHIV薬混ぜ「新型肺炎が改善」タイ政府と武漢、インドの科学者のHIV細胞挿入説は本当にデマなのか?

インフルとHIV薬混ぜ「新型肺炎が改善」 タイ政府
今村優莉 2020年2月3日 8時50分


 タイ保健省は2日、記者会見し、世界で感染拡大を続けている新型コロナウイルスの病状の改善方法を確認した、と発表した。

 タイ英字紙などによると、中国の武漢市からタイに観光で訪れていた70代の中国人女性が、重度の新型肺炎の症状を見せたため入院した。治療にあたった医師がインフルエンザ治療薬と、HIV(エイズウイルス)治療薬を混ぜて使ったところ、48時間以内に陰性になったという。

 会見した医師2人は、使ったのは、インフルエンザ治療薬の「タミフル(一般名オセルタミビル)」と、抗エイズ薬の「リトナビル」などと説明。「これは治療法ではないが、患者の症状は大いに改善した」「12時間後にはベッドに座ることが出来た」と話した。現在、治療の根拠についての研究結果を待っているという。(今村優莉)

     ◇

 治療に使われた抗インフルエンザ薬や抗HIV(エイズ)薬は、それぞれインフルエンザウイルスやエイズウイルスの特定のたんぱく質を標的にしている。似たたんぱく質が新型コロナウイルスにある可能性もあるが、今のところ不明だ。
上記でも指摘しましたが、仮にこの論文が正しくとも以下が言えます。

著者らは「HIVウイルスのタンパク質類似のもの」としか指摘していない
人為的に挿入されたとは書いていない(元々考察の部分での話)
論文が正しくても「HIVウイルスのタンパク質が挿入されている」という科学的事実が明らかになるわけではないし「人為的に挿入されている」という科学的事実が明らかになるわけではないということです。
インド工科大学の論文より
新型コロナウイルスのタンパク質は、 SARS と最も近い祖先を共有しているため、その2つのウイルスのタンパク質をコードする配列を比較した。そうしたところ、新型コロナウイルスから、SARS ウイルスにはない、以下の 4種類のタンパク質の挿入が見つかった。

「GTNGTKR」(挿入1)
「HKNNKS」(挿入2)
「GDSSSG」(挿入3)
「QTNSPRRA」(挿入4)

驚いたことに、挿入しているこれらの配列は SARS ウイルスのタンパク質に存在しなかっただけではなく、コロナウイルスの他の種にも見られないものだった。

ウイルスがこのような独自な挿入を短時間で自然に獲得することはほとんどあり得ないため、これは驚くべきことだった。

この 4種のタンパク質の挿入は、最近の臨床患者の分離株から入手可能な新型コロナウイルスのすべてのゲノム配列に存在することが観察された。

これらの挿入源を知るために、さらに解析を進めると、予想外に、すべての挿入がヒト免疫不全ウイルス-1(HIV-1)と一致した。

ここから先は専門用語の嵐で翻訳しきれないですが、ここまでのところで、内容的にはおわかりではないでしょうか。

この新型ウイルスには「エイズウイルス」の性質が含まれているのです。

それが挿入されたルートが、自然界でのものなのか、そうではないのかなどについては論文ではふれられていませんが、科学論文には珍しい「驚きの」とか「予想外の」という表現が見られます。

BioRxiv は「プレプリント」と呼ばれる公開の場で、プレプリントとは、学術雑誌に論文として掲載されることを目的に書かれ、完成している原稿を、査読前にインターネット上のサーバーで公開し、科学者たちと共有する場です。

投稿された段階で、世界中の科学者たちはその論文に対して自由な意見を述べることができます。今回のこの論文にも、多くの科学者たちからさまざまな意見が出ています。こちらの下段に意見の投稿欄があります。

そして、現在、多くの科学者たちが、論文を読んで、その 4つのタンパク質の挿入を確認しつつも、

「これは自然進化的に偶然そうなったものではないか」

と述べています。

いや、もう、そう述べるしかないのですよ。

何しろ、「自然進化的に偶然そうなったもの」でない場合、これは、人為的に操作されたことによるものということになってしまう。

そんなことを口に出せば、この世の陰謀論者と変わらない扱いになってしまう。

ですので、「自然進化的に偶然そうなった」ということで決着したい。

しかし、どうでしょうか。

さきほどのインドの科学者たちの論文にも、

> ウイルスがこのような独自な挿入を短時間で自然に獲得することはほとんどあり得ない

とありますが、他の同種類のコロナウイルスにまったく含まれないタンパク質が、自然進化の中で自然に獲得され得るものなのかどうか。

みなさんはどう思われますでしょうか。


 確かに、インド人科学者の論文では「人為的に挿入されている」とまでは言ってないが、「ウイルスがこのような独自な挿入を短時間で自然に獲得することはほとんどあり得ない」と言ってます。

 この話がデマなら、何故、タイでは抗HIV薬が有効なのでしょうか?

 「治療に使われた抗インフルエンザ薬や抗HIV(エイズ)薬は、それぞれインフルエンザウイルスやエイズウイルスの特定のたんぱく質を標的にしている」ので、エイズウイルスの特定のたんぱく質がなければ効果がないはずです。

 エイズウイルスの特定のたんぱく質そのものではないにしても、同様な性質をもつたんぱく質が作用して、自然免疫を機能させない症状で、ただの肺炎で致死率が武漢で上がってると考えられないでしょうか?

 少なくとも中国では武漢から逃げる人々を射殺するような事態になってますが、これもフェイクニュースなんでしょうか?
 どうしてそこまでするのでしょうか?


 


また「Jennifer Zeng」さんのアカウントには、武漢市内の封鎖から逃れようとした人たちが、警察官に撃たれて倒れている様子も映っている。※下の動画はショッキングなため、閲覧にはご注意いただきたい。

曾錚 Jennifer Zeng
@jenniferatntd
At Wuzu Town, Huangmei County in #Hubei , a woman was said to have shot dead after she attempted to break the blockade set up to contain #coronavirus . 湖北省黄梅县五祖镇 , 据说这名妇女因强闯 #武汉肺炎 封锁线被警察打死。#CoronavirusOutbreak
何不 #全民自救 #全民互救
による翻訳
黄梅県五珠町で#Hubei 、封じ込めを破ろうとして封じ込めた女性は、射殺されたと言われていました#coronavirus湖北省黄梅県五珠町#武汉肺炎封鎖は警察によって殺されました。 #CoronavirusOutbreakどうして #全民自救#全民互救 ?
0:05
午後1:32 · 2020年2月4日·TweetDeck
912 リツイート
918 いいねの数
https://twitter.com/jenniferatntd/status/1224551214756646914 




曾錚 Jennifer Zeng
@jenniferatntd
这篇文章看得我脑袋疼。人家科学家讲话很含蓄,我给翻译一下,应该是说,已有很多科学研究表明,这个造成 #武汉肺炎#新型冠状病毒 ,不是自然产生的,而是人工改造出来的。
【病毒探源】武漢新型冠狀病毒的科學難題
による翻訳
この記事は頭を痛めます。科学者のスピーチのいくつかは非常に暗黙的です。私はそれらを翻訳します。 #武汉肺炎の #新型冠状病毒 、自然に生成されたものではなく、人工的に変換されたもの。 [ウイルスのソース]武漢の新しいコロナウイルスの科学的問題
【病毒探源】武汉新型冠状病毒的科学难题 - 大纪元
瑞士生物技术公司SunRegen Healthcare AG首席科学官及共同创办人董宇红(Yuhong Dong,音译)撰文提出武汉新型冠状病毒的科学难题。
epochtimes.com
午前8:09 · 2020年2月5日·Twitter Web App
58リツイート
95いいねの数
https://twitter.com/jenniferatntd/status/1224832361017245697



「予想外に、すべての挿入物はヒト免疫不全ウイルス1(HIV-1)と一致していました。さらなる分析により、HIV-1の2019-nCoVへのアラインメントは表面糖タンパク質gp120(アミノ酸配列位置:404-409、462-467、136-150)およびGagタンパク質(366-384アミノ酸)HIVのGagタンパク質は、宿主細胞に結合し、ウイルスをパッケージ化し、ウイルス様粒子を形成します。Gp120は受容体CD4に結合することで宿主を認識します細胞はこのプロセスで重要な役割を果たし、この結合はgp120構造の再配列を誘発し、CXCR4やCCR5などのドライバー共受容体の高親和性結合部位を作成します。

CD4細胞はヒトの免疫に不可欠であり、ヒト免疫不全ウイルスまたはHIVの直接の標的であることはよく知られています。HIVはCD4細胞に付着してから侵入し、感染します。その後、ウイルスは感染した各CD4細胞を工場に変え、最終的にすべてのCD4細胞が破壊されるまでHIVを増加させました。HIVに感染した人々は、軍事力のない国のように、免疫または防御システムを失います。

著者たちは、2019-nCoVのSタンパク質がHIV-1のgp120タンパク質とGagタンパク質に非常に類似したフラグメントとともに挿入される可能性は低いことを再度強調しています。

この論文の著者の1人であるビシュワジットクンドゥ教授は、タンパク質遺伝子および遺伝子工学研究の専門家であり、過去17年間に、PubMedに関する生物学的に重要な生物を含む41の論文を発表しています。医学雑誌。

(中略)

ウイルス感染では白血球数の減少が一般的ですが、患者の63%(ICU患者の85%)がリンパ球数の減少を示しているのは驚くべきことです。これは1.0×10 9 / L 未満です。2004年のSARSに関する研究によると、SARS患者の平均リンパ球数は通常正常です。

(中略)

T細胞表面受容体の活性化がサイトカインストームを引き起こす可能性があることはよく知られています。たとえば、肺でサイトカインストームが発生すると、免疫細胞(マクロファージや体液など)が組織の損傷を引き起こし、急性呼吸respiratory迫と死の可能性が生じます。

米国疾病対策予防センター(CDC)のWebサイトでは、現在、2019-nCoV感染者に対する特定の抗ウイルス治療法はないと述べていますが、現在、ロピナビルの恩恵を受けた武漢2019-nCoV患者が数人います抗HIV薬による治療。したがって、より詳細な臨床経験を共有する必要があります。

(中略)

図5にリストされている科学的困難には、他のコロナウイルスとの密接な遺伝的関係がない、SARSと同様、ACE2を介してヒト受容体に結合する、患者のサイトカインストーム、血中リンパ球が徐々に減少する、高い生殖数RO、ヒトからヒトへの感染速い、高い致死性、抗HIV薬による治療、ヒトACE2受容体に対する親和性を維持しながら、部位特異的変異の正確な選択。

著者のDong Yuhongは、北京医科大学の医学博士であり、北京大学の感染症博士であり、ウイルス感染症の臨床治療と抗ウイルス薬の研究で17年の実務経験があります。彼女は北京医科大学の第一付属病院の医師であり、後にノバルティス開発で抗ウイルス薬の臨床研究の専門家として働きました。現在、スイスのバイオテクノロジー企業SunRegen Healthcare AGの最高科学責任者を務めています。

 
 新型コロナウイルスの特徴と性質

1、他のコロナウイルスとの密接な遺伝的関係がない。ヒト免疫不全ウイルス1(HIV-1)とおなじ細胞が挿入されていて、自然ではそういうことは起こりにくい。
2、サイトカインストームで免疫細胞(マクロファージや体液など)が自身の細胞を攻撃して損傷させてしまう。
3、血中リンパ球が徐々に減少する。通常のウイルスでは白血球の減少がみられるだけの場合が多い。
4、武漢、タイで抗HIV薬による治療が効果があるという報告があがってる。

 大体、新型コロナウイルスに「ヒト免疫不全ウイルス1(HIV-1)とおなじ細胞が挿入→武漢、タイで抗HIV薬による治療が効果がある」で辻褄があってしまうのですが、デマなんでしょうか?

 今の所、武漢のウイルス研究所から何らかの事故で、研究中の人工新型コロナウイルスが流出したか、2019年10月に武漢に滞在した米軍300人が人工新型コロナウイルスを散布したか(二週間後の11月に最初の人工新型コロナウイルスの患者が現れていて潜伏期間と一致する)、自然にそういうことが起こったかの三択という仮説が考えられます。


 新型コロナウイルスに、

1、自然にヒト免疫不全ウイルス1(HIV-1)とおなじ細胞が挿入される。
2、サイトカインストームで免疫細胞(マクロファージや体液など)が自身の細胞を攻撃して損傷させる性質が自然に身につく。
3、血中リンパ球が徐々に減少する性質が自然に身につく。
4、何故か、武漢、タイで抗HIV薬による治療が効果がある。

 ということが自然に起こる確率どれぐらいでしょうか?

 凄い不自然な話ですが、新型コロナウイルスに「ヒト免疫不全ウイルス1(HIV-1)とおなじ細胞が挿入されててることがデマだとすると、話の辻褄が全く合わなくなるのですが、どうなんだろう?

 今の所、武漢、タイの状況から見えてくる仮説はこんな感じになってます。
 
 ちなみに、北京大学の専門家の意見では「この新しいコロナウイルスは、遺伝子工学がその作成に関与した可能性を示唆する前例のないウイルス学的特徴を持っています」(this new coronavirus has unprecedented virologic features that suggest genetic engineering may have been involved in its creation)と述べられています。



結論
この新しいウイルスに関して多くの科学的な疑問があります。最近発表された科学論文に基づいて、この新しいコロナウイルスは、遺伝子工学がその作成に関与した可能性を示唆する前例のないウイルス学的特徴を持っています。ウイルスには重大な臨床的特徴があり、重大な脅威となっています。科学者、医師、および政府や公衆衛生当局を含む世界中の人々が、この謎めいた疑わしいウイルスの調査に全力を尽くして、その起源を解明し、中国および世界中の人口をより良くすることが不可欠です。返答する。

Yuhong Dongは、北京医科大学でMDを、北京大学で感染症の博士号を取得しています。ドンは、ウイルス感染症の臨床治療と抗ウイルス薬の研究で17年の実務経験があります。ドンは北京医科大学の第一付属病院で医師として働き、その後ノバルティスR&Dで抗ウイルス薬の臨床研究を専門とする医学科学専門家として働きました。彼女は現在、スイスのバイオテクノロジー企業で最高科学責任者として働いています。

Conclusion
There are many scientific questions regarding this novel virus. Based on recently published scientific papers, this new coronavirus has unprecedented virologic features that suggest genetic engineering may have been involved in its creation. The virus presents with severe clinical features, which make it a significant threat. It is imperative for scientists, physicians, and people all over the world, including governments and public health authorities, to make every effort to investigate this mysterious and suspicious virus in order to elucidate its origin and to better enable populations in China and around the world to respond.

Yuhong Dong holds a M.D. from Beijing Medical University and a doctorate in infectious diseases from Beijing University. Dong has 17 years of working experience in viral infectious disease clinical treatment and antiviral drug research. Dong worked as a doctor in the First Affiliated Hospital of Beijing Medical University and then later as a Medical Scientific Expert specialized in antiviral drug clinical research in Novartis R&D. She currently works as a Chief Scientific Officer in a Swiss Biotech company.


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