2016年は過剰評価された年、人生で必要なものはちょっとした忍耐力と根性(グリッド)かもしれない
ちょっと早いけど、2016年を振り返ってみたい。
実は先日、糖尿病末期の馬鹿な後輩のH君(愛着を込めて)が緊急入院で透析患者になってしまった。
彼とは一年ぐらい夜勤勤務でパートナーを組んでセブンイレブンのドーナッツばかり食べていたのがいけなかったのかもしれない。
とはいえ、夕食はおにぎり一個ぐらいしか食べないので、ドーナッツ一個ぐらい大丈夫だと言ってたけど嘘だったのかも。
その他にも、年に数回、焼肉食べに行く仲でもあり、結構、好きな後輩だった。
彼は子供の頃からいじめられ、今の会社に奇跡的に就職できてまともな人生を送れていたのだが、僕もどう考えても太り過ぎだし、明日は我が身と考えたい。
高血圧、高脂血症(僕はこのタイプ)、糖尿病の不摂生から透析になることが多いのだが、僕は今回も夜勤→昼勤に変わって二ヶ月で5キロ痩せ、肝臓などの健康診断の数値がDが多くなっていたのが、オールAの高評価に戻って紙一重で健康体に戻った。
中性脂肪も劇的に半減して、ただ、善玉、悪玉コレステロールが両方とも増えて、総コレステロールは少し増えた。
他の数値もほとんどオールAに回復した。
これはもう運がいいだけである。
健康体と病気になるのは実は結構、紙一重で、毎日数百カロリー、お菓子、パン一個300カロリーとか、そんな違いなんだろうと思っている。
それが何年も蓄積すると糖尿病になるとか、高脂血症になるとかの感じもする。
それはともかく、2016年は会社で過剰評価される年になっている。
電気関係の資格で電気技師見習い修行中で、所長待遇になれる資格とかあったりして引く手あまたであるが、身体はひとつで全部は無理である。
が、実際は非常に簡単に取れる資格ばかりで、頭が良ければ数ヶ月、悪くても一年ぐらいで取れる資格ばかりである。
試験前に2、3ヶ月勉強するのは凡人には結構つらいかもしれない。
でも、小説家やスポーツ選手のように特別な才能などいらないし、ちょっとした忍耐力と根性で何とかなってしまうものだ。
忍耐力と根性も実は同じもので、外国では「グリッド」などと呼ばれていて、「最後までやりぬく力」のようなものである。
成功者が共通して持つ「グリット」という能力–才能でも、努力でもない第3の要素とは?(TED)
アンジェラ・リー・ダックワース 「成功のカギは、やり抜く力」(動画)
あと失敗の効果というのもあって、失敗したり苦手だったことが全部、長所に裏返ってしまうこともある。
太り過ぎでダイエットばかりしてたら、ダイエットのスペシャリストになる。
太ってる人って大概、20~40キロぐらいの減量体験がある。
まあ、必ずリバウンドするんだけど(笑)
一生ダイエットしてばかりでも、まあ、生き残れればそれでいいのだけど。
これアニメに例えると分かりやすいのだが、「天元突破グレンラガン」というアニメがあって、主人公は穴掘りシモンという男で、ドリルで穴を掘るしか能の無い男だったりします。
それがかっこいい兄貴のカミナに憧れて成長していく物語ですが、カミナがシモンに絶対勝てない部分があるという話をするシーンがあります。
それは危機に際して全員が諦めていた時に、シモンだけが穴を掘り続けて最後には突破口を開いてしまうというエピソードです。
だからといって、シモンは才能がきらめく男でもないし、ネタバレですが、カミナが突然、死んでしまってそのショックで立ち上がることが出来なくなることもある弱い男でもあります。
そのシモンが復活するシーンの動画があるんですが、非常に感動的なのでっリンクしておきます。
グレンラガン シモン覚醒(動画、歌はしょこたん、言ってることは無茶苦茶だが、妙に説得力がある)
[天元突破 螺巖篇] 超‧天元突破 紅蓮螺巖 參上!!(動画)
これって努力とか才能とかというちっぽけなものではなく、その人の生き様だったり、訳のわからない生き抜く力だったりします。
僕はどうも大した才能もなく、ただ「忍耐力、根性、グリッド」だけの人間かなと最近、思ってる。
といって、毎日頑張ってる訳でもなく、夏バテとか寒いからといって休んでる時間も多いのに、いつのまにか目標が達成されていることがある。
魔法という訳ではなく、一歩づつ進めばゴールに着くのは当たり前で、努力でも、才能でもなく、コツコツ型の人間なんだよね。
ちなみに、2017年の五黄土星の運勢は評価運で、ぜひ、小説で評価されたいものです。
五黄土星 2017年~2025年の運気
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