共通テストの思い出

明日明後日は共通テストがありますね。
自分が今大学一年なので、あれからもう一年たったのか…と感慨深いです。あの頃はこんなにもサークルにのめりこんでるし、講義もテキトーに受けてる現状を想像もしていなかったと思います。今もレポートから現実逃避してきてこれ書いてます。
私が共通テストを受けた会場には2校の高校生+浪人生しかいなくて、しかも自分の高校が圧倒的に多かったので模試みたいな感覚だったのを覚えています。緊張感ほぼゼロで、数学はよ終わんねーかな、なんてのんきなことを考えてました。
自分の代は安定志向の人が多く、身の丈を大幅に超えた大学を受験したのはごく僅かでした。自分も戦い方を研究して頑張ればいけないこともないよ!と3年間言われ続けた大学をずっと第一志望にしていました。共通テストは合否が五分五分のボーダーにぴったり乗ってしまって、相当悩みました。二次試験で巻き返せないこともないが、浪人は何としてでも避けたい…。両親はランク下げてほしそうでしたが、今まで進路相談に乗ってくれたことがない人たちの意見聞いても後悔するだけだ、と思ってそのまま突っ込みました。(うちの両親は基本的に「模試の説明とか聞いても分からないから~」というようなスタンスで学業はノータッチでした。)
結果的に総合点で中の下に滑り込み、何とか第一志望に合格しました。
コツコツ努力が大嫌い、自分に激甘な私にとって大学受験は地獄だったのですが、自称進学校特有の補講等手厚いサポートのおかげで何とかうまいこといきました。これだけは本当に母校に感謝しています。高校時代は思い出も恩師も親友もできて楽しかったです。人生振り返るの結構いいですね。大学の残り3年間も振り返ってみると楽しかったな、と思えるようなものにしたいです。

あと全く関係ないのですが、柳家蝠丸師匠の落語をようやく見ることができました。「さじ加減」という噺でした。
ビジュ声最高!そして面白い!ご自分で「最初ちょっと重いけど、後半面白くなります」とおっしゃっていて、謙虚なのか自信家なのか分からない、不思議で面白いお人柄を感じられました。確かに前半は笑いどころはそんなになく単調さのあるやり取りが主でした。でも飽きた、退屈だとは不思議と思わなかったんですよね。プロですね(生意気)。私がやったら先輩に「前半削っちゃえば?」とか言われそうです…。
当然後半の盛り上がりも良かったです。老夫婦の人を食ったような性格がご本人の飄々としたイメージと合っていて、面白いが嫌味になりすぎないちょうどいい塩梅でした。
蝠丸師匠の落語また見たいです!いつか寄席で…。


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