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需要がないと思うことはもったいない。

こんにちは、さかやきです。

突然ですがこれを読んでくれている皆さんは「自己肯定感」は高いですか?それとも低いですか?

私は生まれてこの方めちゃくちゃ低いです。

趣味である写真を撮るにしても「他にも上手い人はたくさんいるし…」と思ったり、noteで書こうと思ったテーマを見つけても「こんなこと書いたところで誰が興味あるんだろう…」とそんなことばかり考えます。

つまるところ「自分の発信することには需要が無い」と思い込んでいる人間です。

そんな生粋のネガティブ思考な私ですが、つい最近「需要が無いと思い込んでやらないのはもったいないな。」と考え方を改めたいと思わせる出来事があったのでこうして記事を書くに至りました。

自分と同じような悩みを持つ方が少しでも前向きな気持ちになってくれたら嬉しく思います。


考えるキッカケになったツイート

というわけで本題をスタートします。

つい先日のことですが、いつものようにツイッターを眺めていたところ気になるツイートが目に入りました。

ツイートの主は佐賀県を拠点に活動しているプロレス団体「BURST」でマネージャー兼リングサイドカメラマンを務めているユキさんという方でした。(ツイートにあるタイトルマッチは下記ツイートを参照してください)

先ほどのツイートを見て「いやいやいや、むしろ再生回数やチャンネル登録者数を伸ばすために絶対公開するべきでしょう。」と、真っ先に思ったんです。

結果的にどうなったのかと言うと、ファンの方たちからの公開して欲しいという声を受けて試合映像は公開されることになりました。

この一連の流れを見てすごく身に覚えがあるというか、自分自身も結構こういうことをやりがちだなと思ったのです。

冒頭にも書きましたが、noteへの投稿が一時期停滞してた期間も本当は書きたいテーマが見つかりかけても「どうせ誰も興味ないでしょ」と思って途中で書くことを諦めてしまったことが何度もありました。

まさしく自己肯定感の低さ故の弊害でしょう。

例として実は私もこのようなツイートをしたこともあり…

私のフォロワーさんたちは優しい方たちなので「役に立ちます!」「参考にします!」と好意的に受け取ってくれるので「需要あった!良かった!」と安心するのですが、同時に私の心の中では「本当は最初から需要があるって言ってほしかったんじゃないか?」「知識をひけらかすことで他人より優位に立とうとしてないか?」と架空の敵がカウンターパンチを打ってきます。

他者に認めてもらいたい欲は人一倍強いのに、同時に自分で自分をひたすら否定しようとする。我ながら面倒くさい性格してるなと思います。

そんな中で前述したツイートが流れてきたのですごくハッとさせられたんです。

思い込みでやらないのはもったいない!

「人の振り見て我が振り直せ」とはよく言ったもので、ユキさんのツイートを見て需要が無いと思い込んでいるのは実は自分だけで、実行に移せば満たせたかもしれない需要に対して供給が出来ないのはとても勿体ないなとそう思ったんです。

たとえば過去に私が書いたnoteの記事でいえば、はじめてリングサイドカメラマンに挑戦したときの話

この記事を読んでくれた大会の主催者の方がひどく感動してくれて、それによって継続してリングサイドでの撮影を任されるようになりました。(未だに主催者の方とお会いするとこの記事の話題を出されます笑)

そしてもうひとつ印象に残っている出来事があり、当時高校生だったフォロワーさんから一通のDMを頂いたことがありました。

そのDMは、学校の部活動の一環で某団体のリングサイドカメラマンを体験させてもらえることになり、何から準備をしていいか分からない状態だったところ私の書いたnoteを思い出し、何度も繰り返し読んで、準備する物、撮影の手法など参考になることばかりで感謝しています。といった内容でした。

今思い出しても涙が出そうなくらい嬉しくて、自分のやったことは間違いじゃなかった、書いてよかったと強く思わせてくれた出来事でした。

"誰かの"ではない"自分の"需要を満たすことから始める。

じゃあ先述したリングサイドカメラマン体験記も書いてた当時から「これはきっと誰かの役に立つはず!」と思って書いてたのかと言えば決してそうではなく、「所詮はアマチュアが書いた記事だし需要なんて無いだろう。」そんな風に思いながらもなんとか書き上げました。

今読み返すのは少し恥ずかしい記事ですが、頑張って書き上げることが出来たのは「自分がリングサイドカメラマンに挑戦すると決まったときにこういう記事が読みたかったから。」という思いがあります。

事前に経験者の方から多少のアドバイスを頂いたりなどはありましたが、実際に大会を撮影されたことのある方が書いたブログ記事などが無かったので「それなら自分が体験したことを文章として残そう」と至りました。

それは私の趣味である写真でも同じことが言えるわけで、自分が撮った写真を一番見たいのは自分自身なんだとようやく気付いたんです。

仮に私が使用しているカメラ・レンズを誰かに貸して私が決めた設定で撮影してもらったとしてもそれは私の写真では無いですし、同じ写真を私が撮ることは出来ません。

自分の撮った写真を生み出せるのは自分だけなのです。

「"あったらいいな"をカタチにする」

これは小林製薬のブランドスローガンですが、すべては"あったらいいな"から始まります。

まずは自分自身の"あったらいいな"を満たすこと、それが巡り巡って誰かにとっての"あってよかった"につながっていく。そんな風に思います。

少しずつでも出来ることを増やす。

先日のことですが、お友だちであるダイソンさんがこのようなことをツイートしておりLINEで通話した際もこの話題についてお話しました。

これを自分に置き換えてみると、プロレスの写真を100点満点まではいかないけど撮るのは好きだし楽しいしどちらかといえば得意な方だと思います。でも写真はそれだけじゃないし、プロレス以外の撮影は経験も少ないし苦手な部類に入ります。だから苦手を克服するために春から写真の教室に通おうとしています。

次にこうして文章を書くこと。文章を書くことは実は好きだったりします。だから伸ばしていきたい部分。

反対に苦手なことは言葉として話すこと。たまにツイッターのスペース機能を使って音声配信もするんですが、誰かと一緒ならまだしもひとりで喋っていると口下手過ぎて頭が混乱しそうになるし「これ聴いてる人は楽しいかな?」と不安になりながらやっています。それでもやり続けるしか上達する方法はないので今後実はスペースでの配信を定例化していければと思ってます。

なので「写真」「文章」「音声」しばらくはこの3本の柱で頑張ろうと思っているのが現在の所存です。

「これだけが得意です!」より「色んなこと出来ます!」と言える人が今の時代は必要なのかなと思ったりします。

私自身もまだ未熟だし出来ないことも多いけど、少しずつ色んなことが出来るようになれば故・三沢光晴さんの名言『おまえ"で"じゃなく、おまえ"が"いいんだよ』って言われるような人にいずれなりたいと思うのです。

「自分なんかがこんなことしても需要ないでしょ」と思うのは勿体ないし、ここまで読んでくれたあなたが一歩でも前に進もうと思ったくれたのなら私はとても嬉しいです。

今日はそんなお話でした。

最後にこの記事を書き始めてから目にしたのですが格闘家でありプロレスラーの渡慶次幸平選手のとても印象に残ったツイートがあったので、そのツイートを貼って締めとさせていただきます。

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