マスコミ業界㊙️突破必勝法

筆者が大学卒業と同時に飛び込んだのはレコード業界だった。

レコード業界と新聞業界を狙っていた筆者の㊙️マスコミ業界受験突破法をお伝えしよう。

大学は法学部法律学科。

当時一番潰しがきくといわれていた学部だった。

マスコミ業界への憧れは高校時代からあった。

そのためマスコミ系のサークルに入った。

当時全盛だったテニス系サークルと何ら変わらず

真にマスコミを目指すというには程遠い雰囲気だった。

これではダメだと思い志同じくする仲間で新しいサークルを立ち上げた。

そして夜はマスコミの専門学校に通うことを決めた。

心理学を専門的に学びたかったので教職も取った。

教職を取った経験がある方は分かると思う。

教員養成過程では無い学部で教員免許を取得しようとすると普通の学生の1.5倍から2倍の単位が必要となる

つまり時間割が倍近くになるのだ。

教職、専門学校、サークル、家庭教師のバイト。 

1年から死にそうだった。

睡眠時間は毎日3時間程度しか取れなかった。

まあこの話しは置いといてマスコミ対策に移る。 

マスコミ合格のためには4年間でこれは誰にも負けないというアピールポイントを身に付けられるか?

これに全てがかかっていると思う。

マスコミは志願者が多い。

書類選考、そしてそのあとの1次試験でほとんどが
落とされる。

書類選考の後。

1次試験は筆記と集団による面接。

筆記は対策で何とかなるが受験者5人程度対面接官3人の面接では一言でアピール出来る何かがないと残れない。

1次の面接は10分程度。

2次面接からは受験者2人対面接官5人になったりする。

2次面接は30分から40分程度。

2次に集団討論を入れて来るマスコミもある。

ここでもアピール出来る決定的言葉が無いと通過出来ない。

3次面接からは受験者1人対面接官2人。

ここではかなり突っ込まれる。

一人が話しを聞いてもう一人が突っ込み役。

そして1時間~1時間半程度かなりプレッシャーを掛け続けられる。

圧迫面接と言われてるものだ。

『君は他社の選考にまだ残っている訳だから他社の方がいいんじゃないか?』

面接官に他社の受験状況を最初に聞かれるので後半に
その点を突っ込まれるのだ。

『3次面接まで進んでいるプロダクションに入社して
マネージャーをやった方が君に向いている』という突っ込みが入ったのだ。 

マネージャーにも興味が確かにあったので焦った。 

しかし

『御社の音楽を中学生の頃からずっと聞いて来ました。音楽で救われたことが何度もありました。今度はそれを作る側に回って苦しんでる方を救いたい。』

この切り返しの場面は今でも鮮明に覚えている。

かなり焦った状況だったので。

3次を通過し役員面接終了後にしばらくして内定が出た。

この会社が当時音楽業界をリードしていたB-ingだった。

マスコミに送られる履歴書は数が多いので自己アピールを長々と書いても読んでもらえない。

例えば『自分は日本一感動を伝えられる学生です』

といった短い表現の方が目に留まる。

集団面接や個人面接でもこのアピールポイントを基に自己アピールしていけば良いのだ。

筆者はマスコミのサークルで4年間学祭ライブの主催を経験出来た。

そこでライブの素晴らしさを学んだ。

社会人の方と数多く接する機会が得られたことで普通の学生生活では得られない貴重な体験をした。

睡眠時間を削ってまで熱中出来ることに出会えた。

自分を限界まで追い込んでそこで見えたことがあった。

これを伝えてレコード業界に合格出来た。

『学生時代に誰にも負けない感動体験』を経験出来たことで厳しいマスコミ受験を突破出来た。

テレビ、新聞業界も一緒。

新聞業界は一般常識の筆記対策、論文対策は必要になる。

レコード会社と2次面接、3次面接が重なったため新聞社の2次面接以降は辞退した。

しかし筆記を突破したらやはり面接でアピール出来る決定的何かがないと勝ち残れない。

マスコミを受験される学生の皆さんは早め早めの対策をオススメする。

『誰にも負けない何かを経験すること。』

これがマスコミ㊙️受験必勝法だ。

最後まで読んで頂きありがとうございます。今、気になるネタをどんどん紹介、そして斬り込んで行きます。『本当に知りたいことにフォーカス。』より的確な取材活動のために、もしよろしければ、サポートをお願いいたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。