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FIFA初心者のプロクラブライフ⑤

今日は、11vs11との出会いについてお話しいたします。(前編)

機械オンチの私が重い腰をあげて始めたウイイレオンライン1on生活。
最初のうちは、就職・結婚やらでゲーム仲間がいなくなってしまった寂しさをモニターの向こうのどこかの誰かが埋めてくれる事に単純に喜んでいました。
対人戦は、com戦と比較になんないくらい面白いとあらためて認識したものです。

もう社会人になっていた私は、好きなチーム(ローマや、バレンシア、バルセロナ、ベンフィカ等)の歴代所属選手スカッドで楽しんでいました。
腕前の強さを表す指標(レート)について、強いこだわりは無く とにかくいかに自分のサッカー観(選手選考含む)を表現するかに心を砕いていました。
もちろんレートは上げたかったですが、歴代所属選手スカッドでどこまでレート上げれるか?という感じで、歴代所属選手スカッドでプレーする事にプライオリティをおいていました。今も。

オンライン対戦をしていく中で「勝ち」だけにしか価値を見出せない人がいかに多いかわかりはじめたのもこの頃です。
つまりどういう事かというと、対戦相手の97%くらいはデータ上 強いパラメーターの選手を寄せ集めたチームがほとんどなのです。
結果的に金太郎飴みたいに同じスカッドと対戦し続ける事になるのです。
上記の価値観を否定するつもりは全く無いのですが、各々粋なこだわりが必ずあったリアル友達との対戦にはあった「サッカー観の勝負」みたいな高揚感はオンライン対戦では得られないんだと悟ることになりました。

でもごく稀に言葉を交わさなくても私の価値観と通じ合うお相手と対戦する事もありました。
私は基本的にメッセージ機能は使っていませんでしたが、時折 シンパシーを感じていただいた方から、ポジティブなメッセージをいただいてほっこりした気持ちになりました。
これがオンライン対戦を続ける大きなモチベーションになっていました。

そんなある日…

後編へ続く

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