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17歳の冒険~フィリピン・ダバオ留学~

17歳の長女1号が、明日から春休みをめいっぱい使って、フィリピンはダバオ市という町の学校にお世話になる。

2週間という短い期間。受けられるだけの刺激を受ければいいと思い、自分が高校生の時分に行けなかった夢をも存分に乗っかった、スペシャルアレンジメントを組むことにした。

いや、正確には組んでもらったなんだけど。

どうせ行くなら、ローカルに飛び込めたらいいな

海外での体験なんて、これに尽きる。英語なんて二の次だ。現地の人と触れ合って、違いを知って、その考え方の背景を想像できれば十分な気がしている。(これは我が家の、というか母である私の考え)

どこに行こうか、どんな留学にしようかと親子でいろいろ考えた末、一風変わった面白いものにしようと、頼ったのは女学生時代の同級生。

かねてより地元とフィリピン・ダバオをガッツリ繋ぎ、企業や学校を繋ぎまくっている凄腕家。その活躍っぷりは知っていたので、相談に乗ってもらったのが始まり。

ダバオ市にある、PCTと呼ぶ、工学系の大学を紹介してもらった。

そこから時間を掛けながらも、一緒にアレンジして出来上がったプランが最高だったワケで。

最高なホスピタリティ

オモテナシとはこういうことを言うんだと思う。

とにかく、遠い日本からたった1人で初めての地にやってくる女子高生が寂しい思いをしないようにと、とにかく手厚い。

宿までの送り迎えは、先生と生徒2人が付いてきてくれる。昼休みには、一緒にランチを食べてくれる学生の名前が書かれている。キリスト教の祝日には、オンラインレッスンにする予定を、フィールドトリップに変えて、お祭りを案内してくれる。

個人情報伏せてアップしていいか聞いたら「学校名も名前も出しちゃっていいYO!」と(笑)

カリキュラム内容も充実すぎるほど充実。

午前中は高校の授業に混ぜてもらい、一緒にフィリピン文化や英語を学び、家庭科でフィリピン料理を作り、体育の授業を英語で受ける。午後は英語の先生とマンツーマンのレッスンという、盛りだくさんなカリキュラム。

とにかく、学校総出でウェルカムしてくれているのが、文面からも、オンラインでミーティングした様子からも、ビリビリと伝わってきた。

控え目に言って、サイコーじゃないか。

行ったことがないけど、既に大好きな場所

異文化っていうものは、自分が最初に受けた印象や体験で、その国全体を印象付けることがある。それは良い意味でも、そうでない意味でも。

今回、まさかの初めましてのフィリピン、ダバオで、こんなにも素敵なアレンジメントをしてくれたことに、ヒデキ感激すぎて既に大好きな場所となった。

そして、今回一緒にこのプロジェクトに関わってくれた、同級生Ms.Horiと、PCTのKathryn先生を始めとする、全ての先生方に、感謝しかなくて足向けて寝れない。でもどっち向けていいのか分からない!

明日は空港で精いっぱい手を振ってくるとします。

17歳の見る景色が、刺激と驚きで満ち溢れますように。

3月21日 サカシタカオリ

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