大西順子 feat. Robert Hurst & Karriem Rigginsを見た 19.02.18

日曜は代打出勤だった。普段日月休みなので連休が無くなったのが幾分残念だが、水曜日に健診のために有給を取っているので、日数としてはプラマイゼロ。
伝え聞くところによると上司は日程を公休日に変更してくれと言っていたらしい。休みを取ると言ったら同僚にすごい目で見られて嫌な気分になったが、おれは権利を行使しているだけだ、と自分に言い聞かせる。有給で何しようがこっちの勝手だ。ひと月も前から申請してんだし。
久々の日曜出勤はかなりタフで、土日続けて出るのって大変だなと思った。以前はそうだったんだけど、休みの今だからこそ分かる大変さである。


で、今日はライブ。大西順子がロバート・ハーストとカリーム・リギンスとやるっていうことで、主にカリーム・リギンス見たさである。まぁ完全にピアノトリオなので、ヒップホップユニットであるAugust Greeneのイメージ引きずっちゃったのはよくないなと思ったけど。

まず3人とも上手いしすごい歌うしすごい安定感。曲が結構テクニカル(というかキメとかが多い?)だったり、大西順子がソロで結構弾いてたりするけど、どの場面もすごい安心して聴ける。それはロバート・ハーストのベースとか、カリーム・リギンスのドラムが、という個々の能力がどうというよりは、3人が3人ともボトムがしっかりしている、という感じ。

大西順子はソロでストライドを弾いたり(これがすごいよかった)、かなり弾きまくっていた印象だったが、決して熱くなるという感じではなかった。大西順子の音はちょっと暗めというか、ダークというか、うーんなんだろう、ビター、とでも言おうか。でもゴージャスというかエレガント。なんか全然タイプは違うけど、ちょっとグラスパーと似てるようなところあるのかなー、なんて思ったりもする。
ロバート・ハーストのベースが思いのほかファンキーでカッコよかった。
結構見てたつもりなんだけどカリーム・リギンスの印象があんまり残ってない。いや、めちゃめちゃ上手かったし歌ってたのは確かなんだけど。

帰り道、もう明後日行く予定のマーキス・ヒルを聴きながら、ロバート・ハーストがグラスパーとクリス・デイヴとやった『Unrehurst Vol.2』買わなきゃなーと思う。後で調べたら『Unrehurst Vol.1』はグラスパーとダミオン・リードみたいで、こっちもこっちで気になる。しかしCDは手に入るんだろうか、なんて心配しつつ。

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