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ゴストリ+キュリオス採用で新展開!ピュアリィティアラメンツの紹介【遊戯王マスターデュエル】


前置き


皆さんこんにちは。逆傘(さかさ)と申します。

MDでは1/10以降に施行される新リミットが発表され、ピュアリィの規制は通算白ピュ準、デリシャス制限、プリティ準とかなりの大打撃を受けましたね。
ただでさえデッキを掘りにくくなったのに、マイフレンドはデリシャスが33%しか当たらないし、捲りの数だけでなくヒット率も落ちている状態です。
デリシャスのサーチに依存した純ピュアリィは消滅したと言っていいでしょう。

そこで今回は、白ピュ以外の方法でデッキを掘り、また白ピュの捲りの回数も増やすために、ティアラギミックを採用したピュアリィティアラメンツ(以下ピュアラ)の紹介です。

ピュアラというデッキタイプ自体はピュアリィ登場直後から存在していたのですが、このような欠点を抱えていました。

⚫︎ピュアリィ単体展開は通常のピュアリィの劣化になる
⚫︎ピュアリィとティアラを共存させた展開のため要求値が高い
⚫︎ギミックに必要な枠が多くデッキが太りやすく、誘発も入れにくい

今回は、このような欠点を解消するために、キュリオスを用いた新展開ルートを採用したピュアラを紹介します。


デッキレシピ

こちらがデッキになります。

キュリオス展開の採用によってピュアリィとティアラを両持ちする必要がなくなり、ティアラギミックの枠を大幅に削減することに成功しています。

また、ピュアリィ展開だけで手札コストを賄うためにゴーストリックギミックを採用。ショットとリフォームで2回分の手札コストを供給しつつ、種族の異なる闇属性を2体フィールドに用意することができます。


同テーマの他デッキとの比較

ピュアリィ

利点
⚫︎ティアラの10枚落としやクロシープでの白ピュ蘇生でデッキをかなり多く掘れる
⚫︎ティアラをピュアリィ以外の手数にでき、誘発や後手妨害に対する手数が多い
⚫︎メモリーの量がかなり減ったピュアリィと比べ最低限の妨害を立てやすい
⚫︎ピュアリィからティアラに接続する展開がメモリーの種類に依存しない
⚫︎ピュアリィ+ティアラでの妨害が除去一辺倒の妨害よりも広く刺さる

欠点
⚫︎フリースペースは通常のピュアリィの半分程度
⚫︎次元系の妨害を受けやすい
⚫︎ピュアリィギミック単体ではリソースが続かない
⚫︎ピュアリィ単体展開での妨害の再現性が劣る

ティアラメンツ

利点
⚫︎ピュアリィによってティアラギミックを回せるため、墓地肥やしの失敗による下振れをしにくい
⚫︎ピュアリィの採用で誘発や後手妨害に対する手数が多くなる
⚫︎次元系やビーステッドでの妨害を他のティアラより受けにくい

欠点
⚫︎墓地肥やしによってできる妨害が他のティアラより少ない
⚫︎バロネスやクライムなどの万能無効を使えない
⚫︎モンスターでの妨害に偏重している


展開の要点

このデッキは展開中のランダム要素によって展開分岐することが非常に多く、いくつかの展開例を取り上げてそれについて解説するよりも展開ごとの要点を纏める方が伝わりやすいと考えたため、このような形をとらせて頂きます。

展開内容覚えるの苦手ですし書くのもめんどくさいですし

ピュアリィ→キュリオス展開

⚫︎マイフレンドは基本デリシャスとプリティ2枚を見せる(召喚権が残っている場合は白ピュを見せても良い)
⚫︎キュリオスの任意落とし効果では基本トリヴィカルマを落とし、強制落とし効果にチェーンしてグリーフをサーチする(サーチ目的のカードを落とさせないため、必ずチェーンする)
⚫︎キュリオスは駄天使+デュラハン+リンクリで出す
⚫︎デリシャスが捲れなかった場合は最初のリリィのエクシーズ効果を使わず、キュリオスを出すために使う
⚫︎デリシャスが捲れた場合は1枚目のリリィのエクシーズ効果を使い、プランプの素材を増やしつつキュリオスに向かう

ティアラ→クロシープ展開

⚫︎先行で立てる融合はキトとルル(後攻ではカレイドを立てることが多い)
⚫︎ルルカロスは必ずクロシープのリンク先になるような位置に出す
⚫︎できるだけ墓地にレイノを残す(ルルの蘇生効果でクロシープのリンク先に出し直すことで相手ターンにレイノを蘇生できる)
⚫︎ティアラの墓地肥やしでリリィを落としてクロシープで蘇生できた場合
→墓地にデリシャス+2枚以上の魔法罠カードがあるならマイフレサーチからプランプノアールに繋げる
→墓地にデリシャスはないが、プリティがあるならリィープサーチからビューティ+リィープを構える
→墓地にデリシャスもプリティもないならマイフレサーチからプリティ2枚とリィープを見せてビューティかノアールを立てる

ピュアリィ+ティアラ展開

⚫︎ノアール+ルル+クロシープ(墓地レイノ)+ティアラ罠のような形を理想とする
⚫︎ティアラ関連カードを捨ててサーチができる手札の場合、ドローフェイズにサーチ効果をいくつか使うことを意識する
⚫︎トリヴィカルマを素引きしている場合、メモリーで捨てた後にサリークをサーチする(スクリームをサーチした方が手札コストになる回数は多いが、過剰かつメタノイズを構えにくくなるため、サリークサーチが安定)
⚫︎スクリーム+メモリーの場合もサリークをサーチする
⚫︎素引きしたシェイやハゥフもキュリオスの素材にすることができるため、ゴストリ+ティアラでキュリオスを立てることもある
⚫︎ティアラモンスター及びそれに繋がるカードを引いていた場合はキュリオスで直接ティアラモンスターを落として融合する
⚫︎クロシープで白ピュを蘇生することで捲りの回数を増やす
⚫︎クロシープで白ピュを蘇生した場合にリンクやエクシーズの素材にできなくとも、墓地のリンクリのフリーチェーン蘇生のコストになる(リンクリの蘇生でクロシープの効果を誘発できる)
⚫︎シェイの特殊召喚効果にチェーンしてメモリーを発動し、本来シェイの効果で捨てるはずのモンスターをメモリーの効果で捨てることで手札コスト1枚でフィールドに2体のモンスターを出せる

後攻展開

⚫︎基本の後攻捲りは4素材アーゼウス
⚫︎プリティやカレイドによって妨害を使わせた後にアーゼウスを安全に通すことを意識する
⚫︎アーゼウスの効果にティアラを巻き込むと、自分・相手ターンを問わず融合でき、手数が増える
⚫︎ティアラの融合とゴストリのショット回収によってリソースを継続的に確保し、数ターンにわたって追い詰めることで捲る
⚫︎ハピネスでの後攻ワンキルはそれほど狙えないが、ハッピー素引きによって白ピュの効果でハピネスを出せる場合は視野に入れると良い

文に起こすと多いようですが、回すと自然に覚えるようなものが多いので実際に意識して覚えなければならないことはそれほどないと思います。


あとがき

いかがだったでしょうか。

ゴストリ+キュリオスでの展開を採用したピュアラの紹介でした。
ピュアラは先月から研究し始めて個人で相当に煮詰められたと思っているので、完成系を新制限適用で解説してみました。
純ピュアリィが本当に厳しそうな感じになっている中で比較的マシなダメージのピュアリィ系デッキのひとつなので、ピュアリィを新制限以降も使いたいと思う方は一考の価値があると思います。

それでは、これにて紹介は終了です。
ここまでの閲覧、ありがとうございました。

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