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雨が降った日の集客案について

テレビ東京で放送しているFOOT×BRAINで先週までJリーグを盛り上げるためのアイデアを提案する企画をやっていた。

番組内でJクラブの担当者が雨天時に集客が減るので何か対策するアイデアはないか?という提案をしていた。

これに対して伊沢拓司が雨が降った日のオリジナルグッズを作ったらどうかと提案していた。でもこのアイデアは伊沢拓司自身が言及していたがコアサポーターにしか刺さらないアイデアだと思う。
ここで求めてる集客はできればライトファンですらない人であるのが良いはず。

もちろんそんな都合の良いアイデアはなかなかないのだが、個人的に思いついたアイデアをサクッと書いてみる。

雨が降った日には、ゴール裏の一番格安の席種は当日券無料にすればいいんじゃないだろうか。

雨が降った日でも、タダなら見に行くという。
という層は存在している気がする。多分サッカーが特に好きな訳ではない層も含まれていると思う。
もちろんそんなに大量にいるとは思わないが。

ここで生じる問題は有料で来場している客がいるということになるとは思うのだが、基本的にゴール裏に陣取る客はコアサポーターのはず。
雨が降って客が少ない日に、タダなら見ようかなと来場した人はウェルカムって考えるべきなんじゃないのだろうか。ここからコアサポーターになるように導いていけばいいのだから。

しかし雨天無料だけではなかなか多くの人には刺さらず限界があると思うので、何かフックになるバズるようなアイデアが付帯されていた方が良いと思う。

そこで、雨天時に無料で入場した人にはデジタルの形で「雨天無料入場券」を発券する。
そしてこの「雨天無料入場券」を5枚集めたら、クーポンコードで1試合ゴール裏の席を無料で購入できるようにする。

つまり5試合雨天でタダで試合を観たら、1枚タダで試合のチケットが買えるというキャンペーンを打てば、バズると思うのだがどうだろうか?

だって意味不明過ぎるキャンペーンでしょ。
5試合無料で試合見たら、1試合無料でチケット購入できるって。
経営的には何もプラスが生まれていないんだから。

これでプチバズリくらいはイケそうな気がするんだけどな。

このキャンペーンがバズって6試合タダで見た客の中から、コアサポーターが一人でも生まれれば、もう大成功だと言えると思う。

それにクラブとして儲けはなくても、スタグルや交通費など経済波及効果自体はわずかに発生している。

そもそもこのアイデアはグッズを作るなどと比べたら全然コストを掛けずに実践できる。
どうせ客が来なくて席が空いてるならタダで見せて、コアサポーター誕生のチャンスの間口を広げたらいいんじゃないのだろうか。

現場の人間はもっと真剣に切実に考えているのだろうが、もっと気楽に私のような素人考えの思い付きで言ってるような意見が瓢箪から駒的に転がることもあると思うんだけども。


(文中敬称略)


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