社説を自動要約_神戸新聞10/2
OpenAIによる自動要約
政府は、来年3月までにカードをほぼ全ての国民に行き渡らせる目標を掲げるが、8月末時点の取得率は47・4%にとどまる。兵庫は52・3%だ。
カードが広まらないのは、国民が必要性を感じないからだ。24年度末には運転免許証との一体化を図るものの、現状はコンビニでの住民票発行や健康保険証としてしか使えない。個人情報の漏えいや、行政に情報を共有されることへの不安、不信も根強い。根本的な原因が改善されない限り、普及は進まない。
政府が最優先で取り組むべきは、利用者目線に立って、カードの利便性や信頼性を高めることだ。自治体の意見にも耳を傾け、国民の不安払拭へ丁寧な説明を尽くさねばならない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?