小学2年生の英検5級挑戦

コロナウイルスの影響もあり、上海日本人学校の春休みが6週間とかなりの長期間になったことで、(4月より)小学2年生の息子の家庭での学習を考えました。

英語に関しては、当時、おうち英語からそろそろオンライン英会話を始めたいと考えていました。

様々な教室の英会話を体験し、Kiminiのオンライン英会話と契約し、今まで3カ月弱毎日英会話を25分続けています。

4月だったと思いますが、小学校から「英検のお知らせ」が届きました。

おうち英語等は幼い頃からしていましたが、「自発的な読み書き」に関してはあまり身についておらず、英会話を本格的に始めたばかりではありましたが、英会話中にも単語や文章を読むということをしてもらっていたので、いい機会かもしれないと思い、問題を本人に見せてみたところ、「やってみたい!」と言ったので、約1か月後の英検5級に申し込みました。

あくまで、合格は目指すけれど、それよりも「自分の力で読んで考える力をつけること」を目標としました。もし合格すれば、それはそれで息子にとっての成功体験になると思いました。

英検は公式HPに昨年度の過去問が3回分無料でDLできるため、それを使い、またKiminiでは英検コースというものがあり、先生との授業のための予習・復習教材もあるため、そちらを全てプリントアウトして、毎日数問を演習しました。

一度過去問を通しでやった時の最初の結果は、R16/25、L23/25でした。

Lにおいては、数字の聞き間違えや勘違いが間違える傾向にあり、Rはやはり「語彙力」「コロケーション」に弱点がありました。

そこで、過去問(週1)や毎日の英検コースの受講と演習を今まで5週間ほど続けてみた所、Rは安定して22/25以上、Lは22~25/25は取れるようになりました。

過去問は繰り返し解かせているので、本番で初めての問題になった時にどうなるかはまだわかりませんが、似たような問題が出題される傾向にあるため、繰り返し解くこともきっと本人の力になっているのではないかと思います。

ただ、かなりミスが少なくなってきたところで、本人が「完璧を目指したい」と思ってきたようで、マークミスをして悔しさで号泣してしまい、かなり落ち込んでしまいました。

完璧を狙うのは良いと思うのですが、あまりにも狙いすぎると一失敗してしまったときのメンタルが心配になりました。あくまで「力がついて、合格が成功体験になったらいいな」というのが目標でしたので、まさか本人がここまで悔しがり落ち込んでしまったのは驚きました。

そんなつもりはなかったのですが、もしかしたらプレッシャーをかけすぎてしまったのかと、反省です。

「完璧にしたいというがんばりはとても良いこと。すっごくえらいよ。毎日続けてできるようになってきたから、悔しい気持ちもすっごくわかる。だけど、悔しい気持ちから悲しくなって、ずっと泣いてしまうのは心が病気になってしまうから、それはよくないと思う。お母さんもTOEICって英語の試験を990点満点目指して、前は935点だった。すっごく悔しくて帰ってきてからお父さんに、『悔しかった』って言って少し落ち込んだ。でもそれでお母さんがずっと泣いてて心の病気になったらどう思う?」と話したら「それはだめ」とわかってくれたように思います。

今まで「こんなにできてすごいね!」とは言ってきましたが、「満点取ろうね!」と言ったことは一度もないのです。それでも、ぼーっとしたり、人の話をあまり聞いてなかったりすることが多い息子に、少しでもわかるようになってほしい、正解できて嬉しいと思ってほしいと思った気持ちが、強く出ていたのかもしれません。

ただ、ここまで続けてきて、本人が多くの単語を読んで、文法の感覚を掴めるようになったことは、本当に大きな成果で、やってよかったと思います。

また、今回本人がマークミスにかなりの衝撃を受けているので、一番恐れている「マークを全て忘れる」ということは起こらなさそうですかね…

5級の受験が終わったら、少しペースダウンして、英検と英会話を通して引き続き英語を楽しみながら親しんでもらえればと思います。

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