アルファベットとフォニックス

こんにちは!
今回の記事は、こどもに教える英語の中でも、リーディングとライティングの分野についてです。
アルファベットのABCの歌があるように、まずはアルファベットから覚えていくと思います。
文字を知るうえでとても大事なことですが、
実際の英単語の中では、アルファベットの読み方通りに読むことは少ないと思います。
例えば「B」、
アルファベットでの読み方は「ビー」ですが、母音がないので、
上下の唇が閉じている状態から息を吐きだして破裂音を作ります。
「X」も「エックス」はアルファベット読みで、「クス」に近く、母音を持たず息のみで音を作るようにします。
このような、単語で発音する時の音の読み方を、フォニックスと言います。
私が小学生のころは、学校でアルファベットとローマ字読みをひたすら覚えさせられました。
今となっては、英語学習の上で、ローマ字読みが壁になることが多かったなあと思います。
ローマ字を習ってしまうと、「A」は常に「ア」ですよね。
なので、中学生になって、例えば「rain」は「ライン」と読めてしまい、単語の練習する時も、スペルを覚えることを重視して「ライン、ライン、ライン・・・・」と頭の中で呟きながら
ひたすら書いて覚えていました。
(オーストラリア等一部の英語圏では、rainの発音はラインに聞こえます)
でも、フォニックスを英語学習の初期にやっておくと、
読み方の法則が覚えられ、いちいち調べなくても大体の単語が読めるようになります。
私も最初にフォニックスを知りたかった・・・と思っていますので、
今、子どもたちにはフォニックスから教え始めたところです。
You tubeなどでも、昔からあるアルファベットソングをフォニックスで歌っている子ども向けの歌の動画があり、
まずそちらを利用するといいかもしれません。
今我が家では、このようなカードを購入して、教えています。

画像1

例えばこの写真右のカードは、「-ag」の読み方を一緒に発音し、その前に何の子音が来るかで、発音と単語が変わってくるのがわかりやすくなっています。
子どもだけではなく、英語を始めたばかりの方誰にでもとてもわかりやすく、発音の法則を知るとてもいい方法だと思います。

子どもの集中力はあまり長く続かないので、一日30分から40分、一緒に発音しながら教えています。
動画を控えているご家庭もあるかもしれませんが、学習という意味では有効ですので、
フォニックスを楽しく教えてくれる動画は、
子どもたちが楽しんで発音を学べる動画もありだと思います^^

ライティングは、まず日本語のひらがなカタカナが書けるようになってから、
もしくは子ども自身が自発的に書きたいと思ってからでもいいと思っています。
あくまで、英語は第二言語と決めている我が家の場合ですが。
書くのも、まずはアルファベットの形を認識できるようになったらでいいと思います。
何よりも子どもたちが楽しめるというのが一番大事だと思っています。
楽しければ続いていくと信じています。
一緒に楽しみながら覚えていきましょう。


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