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まといとかなこへのお礼

まといとかなこへ


こんにちは。二人とも、お元気ですか。

わたしは、とってもお礼が言いたいです。こんな形で、人生の宝がこの2年間でたくさんできると思いもしなかった。

わたしは、自己内省が一番の友達みたいな感覚のある人間で(いつかやったストレングスファインダーも長所一番上に内省が出てきたな…)、最初は内省を記録に残すための漫画としか考えてなかったし、どちらかといえばまといだけが救われる、中学生の頃と同じような志向の作品になっていた。それで十分だと思っていた。

でも、二人を通じて、わたし自身にたくさんの幸せなご縁がありました。
大学入った頃から、一次創作について話せる友人できないかな~とぼんやり思っていて、この2年間で十分に叶いました。自分事のように二人のことを考えてくれることが本当に嬉しくて、だんだん、わたしの中だけじゃなく、ちゃんと別の人間として、2人を生かしたいなあと思うようになりました。

特にこの1年間は、もはや予備校時代と同じ必死さで、絵を描き論文を書き仕事をしていた。全体的にとても苦しく、それでも無我夢中で作品を描き続けて、「まとい」が他のことからの気晴らしになったり、逆に不安で眠れなかったり、すごい青春でした。こんなに絵を描く期間はないと予備校時代に思いましたが、勝るとも劣らない贅沢で濃密な時間でした。

二人のおかげで、一生漫画を描いて楽しんでいける技と、余裕と、画力と、つながりを得ました。進学でよかったのは本当にそれに尽きます。これでわたしは、またちょっとだけ生きてみようと思える。


二人がもっと大人になって幸せになって、自分自身でいることが楽しくなったら、世界はどう見えるんだろう。それが楽しみです。

親友じゃなくてもいいから、何でもは話せなくてもいいから、世界の波長が合う時、ああ、わたしにはこの人がいたっけなと、遠くから手を振れるような、そんな関係でもいいです。

あのとき、そのまま別れちゃわないでよかったね、と思えるような出会いがあったことが、つらいときにあなたたちを満たすことを願っています。わたしを幸せにしてくれてありがとう。


作者

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