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230626

下の前歯付近の歯を治療してもらったので、1時間経った今も麻酔がかなり効いており、下唇の感覚がない。すべての飲み物が口からこぼれる状態(歯医者でうがい時も口から水が流れた)だ。歯医者行ってからお昼食べようと思ってたので、そのままサイゼへ。案の定、ドリンクバーの飲み物が全てこぼれる。

今行ってる歯医者の先生がかなり好きで、通い始めて3ヶ月くらい経ったわけだけど、毎回、いや……この先生マジでいいな……となる。やっぱ歯医者さんに求めるもの、というか医者全体に求めるものは感情を表に出さないことです。あまりにも優しすぎて、わたしがびびっているのを察して、すごく優しい声かけしてくれて、その優しすぎるが故に幼児みたいな扱い方されてるなって思うことない?あれ苦手なんだよな……羞恥心がすごくて耐えきれない。
今の歯医者さんは多分同い年くらいであろう男性なんだけど、喋り方とかも機械的で、治療される時も「ハイ、少し響きます」って冷たく言い放ったコンマ5秒後に、すごい勢いで頭蓋骨が揺さぶられる感覚と、人から鳴ってはいけないグギョゴゴゴゴ‼︎っていう工事現場の音して、恐怖よりも面白さが優ってしまい、めちゃくちゃ笑いそうになってしまった。おそらく本人の通常運転が冷たく言い放った風に聞こえるだけで、実際とても優しいし腕もいい。まあ、だから面白いんだけど。だから、今の歯医者の好きなところ話すときに「目が死んでて感情がないところ……かな」って答えると大体ハ?みたいな顔されてしまう。いいだろうが!!
治療も落ち着いたので、これからは定期検診だけになるから、会える頻度少なくなって少し寂しい。一回一回を大事にしないといけない。(なぜかストイック)

昨日は仕事が一緒だった歳の近い男性エンジニア2人と私で、仕事終わり飲んできたんだけど、人生の選んだこと・選ばなかったこととか、できたこと・できなかったことみたいな話をして、有意義な時間だった。ほとんどの人が、企業に所属しながら仕事にやりがいとかを求めると結構おしまいのカウントダウンを刻み始めてしまう、って話になった。仕事は仕事で割り切って、それ以外の時間を趣味に使う、っていう人が一番多分いいよね、という。
私の年齢になると、周りの友達は同棲・結婚・出産、って感じで、地元の子は子供も結構大きかったり2.3人いたりして、純粋にすごいな、となる。それと同時に、充実して生きててもこれでよかったんだろうか、という不安とか焦りもある。
さっき歯医者終わりに本屋に行って、武田砂鉄の『父ではありませんが 第三者として考える』を手に取ってて、気づいたら買ってたので(本当に気づいたら買ってた)、今サイゼで読んでるんだけど「何かを経験することは文字通り経験だが、未経験を保つというのも経験だと考えている。」と書いてあって、胸の空くような気持ちになった。
たまに、みんなが当たり前のようにやっている経験をしていないことに、意味もなく落ち込んだり不安になることもあるけれど、今未経験を経験している時間なのだと思うと、かなりいい時間な気がしてくるから不思議だ。落ち込む時はいつだって突然不意にやってくるけれど、なるべくお守りのようにこの言葉を思い出せると良いなと思う。

この前熱海に1人で旅行に行ったけど、なんのエピソードトークもないくらい、めちゃくちゃ旅が下手になってたので、もっと高頻度で旅に出ないといけない。台湾に行きたい計画も進めないといけないので頑張ります。ひとまず家の掃除するのにゴミ袋切れたので、買って帰ります。

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