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【TGF2020】中長編作品ジャンル別おススメ(続編・シリーズモノ)

全国1億人超のTGFファンの皆さんおはこんにちばんは!富井サカナです。
今日からオラオラと中長編作品を割と適当なジャンル別でおススメします。
(一応、作者が設定したタグをチェックしたうえで内容を見て振り分け)
※後でこっちのジャンルにして、という作者要望があれば移管します

まずは続編・シリーズモノからのご紹介です。
続編やシリーズモノは新規で手に取ってもらえるチャンスが減る説と、
続編公開時に前作を遊んでもらえるチャンスがある説とどちらもあります。
(私に対しては思いっきり後者ですね)
どちらなのかは定かではないですが、
示された世界観を何度も楽しめる点で魅力的なのは間違いないですし、
ベースのイメージがある分だけ開始からのめり込みやすい気がします。
個人的には作者の注釈がなければ投稿順に遊ぶのが良いのかな?と。
制作者としては基本的には気が向いたやつから遊んでね~とは思いますし、
多くの作品が新作をプレイしても楽しめる作りにはなっています!たぶん

◇前置き(中長編ジャンル別おススメ共通)

紹介順はプレイ時間1時間超の公開(登録)順、1時間以内の公開順です。
申し訳ないのですが、全作網羅・紹介ではなくおススメ紹介となります。
※プレイ時間15分以内や30分以内の作品群については
 別途既におススメ記事を投稿しておりますのでそちらをご参照ください。

15分以内は紹介率12.5%、30分以内は紹介率22.5%でしたが、
中長編は好きだから思い入れが強いのか単にレベルが高いのか、
全作取り上げる勢いになりましたが、気合で半分くらいに絞りました。
同様のハードルを設けたつもりですが短編好きの皆さん改めてすみません。
おススメしたいけど数を絞るために載せていないものもたくさんあります。
個人的好みと少し合わなかったとか、複数作あるからこっちはいいかとか、
作者さん良い人そうだから気にせず許してくれるかなとか、
取り上げていない作品はそんな場合も含みますのでご容赦ください。

なお、安定の公式サイトへの感想投稿の再利用もしてますw



■泣けない兎2

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感想:
前作に比べてシリアス度は増したような気がします。
その分、神様ズが現れるシーンでほっこりさせて頂きました。
もうぶっちぎりでセツカが可愛い。行先は洞窟一択ですね!
セツカ可愛いよセツカ!

以前感想記事でキャラ萌えはしないとかのたまってたけど嘘800だった。
セツカ可愛いよセツカ! セツカ~!! うひょー! 萌え~。
登場する神々のキャラクター性が高く、オリキャラだと忘れてしまうほど。
作者さんは感銘を受けるほど作品と登場人物への愛情がとても純粋で深い。
続編は先が長いようで派生作品やアプデにも力を入れられているので、
好きになれば今後も末永くとことん世界観とストーリーを楽しめますよ!



■おるばり! BN

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感想:
形式としては定番のカレンダー進行型ですが、
こんなに複数の個所で声を出して笑えるゲームも珍しいです。
ただ面白いだけでなくて結構感動的なストーリーでもあります。
EDのライブシーンも丁寧で凝っていて楽しませて頂きました!

作者さんはコラボ作品が多数なので色々とプレイ済でしたが、
おるばりシリーズのプレイ経験はスピンアウト作品のみでした。
あまり予備知識がない状態でしたが、本作はメチャクソ面白かったです。
テキストのギャグ具合が個人的には物凄く好きでした。
キャラ立ちも相当だし最後はちゃんと感動で締めくくりますし。
シリーズ全体のボリュームもハンパねぇ! 全履修が今から楽しみ!



■メモリ - 学校の怪談 -

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感想:
今作もセンスの良いグラフィックや演出周りは健在です!!
モノクロな画面と敢えて基本的に無音なのが却って印象を強めています。
独特の感性を持つ主人公と先生のやりとりやモノローグが楽しめました。
本当に唯一無二なセンスだよなぁと脱帽します。

根強い固定ファンが多そうな日常ミステリ系の作品です。
日常とはいっても現代の普通の日常ではなく遠い未来の少し変わった日常。
メインビジュアルの通り基本的にはモノトーンで進行します。
本シリーズをうまく形容する語彙を持ち合わせていないのですが、
サムネや作品公式サイトを見ればハイセンスな雰囲気が掴めるはずです。
次作で本当に完結しちゃうの!? 教えて先生!



■ヘブンズ・ロワイヤル -Frozen Butterfly-

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感想:
とっても面白かったです! 夢中で最後まで読み進めました。
今作は逃避行ノワールモノ?といった感じです。
恋愛要素も出てきた本作の方が個人的には好きです!
EDムービーは相変わらずセンスフルで素晴らしく何度も再生しました。

活字好き・文章量多めが好きな方も満足できるボリュームです。
前作でも別名義の作品でも随所に見られた知能系のやり取り?は健在です。
まずはキャラクターと経緯の理解のために前作履修を大推奨ですかね。
アフターストーリーもあるそうなので、個人的にはもう1作やりたい!!
3名で活動しているサークルのようですが、みんな絵が上手い!なぜ!
サークル名は好きな食べ物を並べただけなのか!? 公式サイトが素敵



■タマキハル~序章 艮為山編~

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感想:
前作との対比が楽しめるので先にプロトを遊んだほうが、
より「そこで終わるのー!」が楽しめるかと思います(笑)
確信犯な引きがメチャクチャ炸裂しております。
サブキャラにコミカル差分が付いたのも嬉しいです。

プロトのリメイク+αと言った感じの作品ですが、大幅パワーアップです。
なんでしょう。なんとも言えない引き芸の達人。先の気になり度が異常
おススメとして紹介していますが、完結を待った方が?という気すらする。
作者さん+ダメ出し係(鬼のクオリティチェック)という制作体制らしく、
クオリティは安心なのですがこだわり過ぎて進捗してるのかが不安過ぎる。
この調子で進んで結末で上手く話がまとまれば神作確定! 期待してます!



■KOKUTOU - 鐘塔の幽霊 -

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感想:
まずは改めてグラフィック周りが凄いです。
テキストウインドウのオシャレさと表示演出の細やかさ。
イベント絵の尋常じゃねぇ!と思えるほどの美麗さ。
ストーリーもとても面白かったです。

見りゃ分かるのにどうしても連呼してしまうグラフィックの美麗さ
シナリオもこれぞ「日常ミステリー」という謎の塩梅とその解決編。
連作短編らしく徐々に変化していく人間関係も見どころです。
ハイクオリティの作品群がTGF2017から毎年投稿されているのも凄い。
私もそうでしたが後からまとめて遊べるのは幸せすぎるっす。
美しくセンス溢れるバッジも最高なので、是非コンプしましょう!



■堕獄の花園、嘱目の人鳥。~Sanatorium・Garden~

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感想:
前作で感じられたプレーヤーを突き放すような展開は今作でも健在でした。
気を抜くとところどころ精神をえぐってくるのがたまらないです。
とはいえ、尖った部分を残しつつも前作よりもマイルドになった印象です。
今作は間違いなく「愛の物語だ!」と言えます!

本シリーズは遊ぶ前にまず公式の当シリーズについてを読んでほしいです。
というわけで初めに言っておくと万人受けしないシリーズだと思います。
ただ、ノベルゲームを触ろう、遊ぼう、という人に限って言えば、
平凡ではない尖った作品なのでむしろ好意的な人ばかりなんじゃないかと。
前作の饅頭と比べるとだいぶマイルドに仕上がったとも言えますし、
その分純粋なラブストーリーに自分には見えました。共通世界観作品多数。



■トワイライト・ダーク -救われない世界-

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感想:
殺し殺され、主人公を殺した人物が次の主人公になる、
という発想がそもそもノベルゲーム向きの素晴らしいものだと思います。
世の中には色んな人がいるのできっとこんな人もいるんだろうな、
と思えばとても楽しめます。結構狂気です。

・主人公が次の主人公に殺されていく群集劇
・ゲームオーバーはなく、失敗しても分岐ストーリーが続く
というシステムとしてのゲーム性が高いノベル「ゲーム」です。
選択肢も多数あり分岐も多いのですが、話は終わらずに続くんですよ!
1作目のプレイガイドが刺さりまくり、自作の参考にさせて頂きました。
その節は事後報告になってしまいましたが、ありがとうございました!



■和泉くんと三姉妹。

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感想:
王道の同居モノのラブコメとでも言ったら良いのでしょうか。
そして、ポンポンと惜しげもなく更に美麗なイベントスチルが拝めます。
これだけでもプレイする価値はあるかと思います。
潔く地の文なし!としているところもテンポの良さに繋がっていました。

同居モノ×メイドさん×ドジっ子×ツンデレロリ×酒好き包容力お姉さん
というなんだか何球も続けてストライクを投げまくる作品です。
ゲーム自体も分岐するADVの王道中の王道といえる作品だと感じました!
実は全然コンプできてなかったのですが、丁寧な攻略サイトができてる!
キャラクターが大活躍する短編もその後ドンドンリリースされています。
どの作品も短編ながらイベントスチルがたくさん拝めてとっても豪華。



■真夜中の学校

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感想:
スタイリッシュでポップでダークなストーリーでした。
メニューやシステム周りが凝っているので、
プレイしていてどんどんそれが拡充されていくのが堪らないです。
今作は図書館の人間のサイドストーリーが特に怖かったです。

起動後に文章を読み進めていく通常のADVももちろん良いのですが、
個人的にはやっぱり凝ったシステムが大好物だと良く分かりました。
プレイする度に追加要素が出てきたり、メニュー画面が変化したり。
本作は短編集ですがそのあたり非常に凝っていてると凄く得した気分に。
作品同様に公式サイトもポップでオシャレ。かつ情報量が凄い!
過去作もいっぱい面白そうなのがあるので、引き続き遊んでいきたい。



■ロストフレンド

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感想:
元々作者様のグラフィックが凄く好みなのですが、
本作のビジュアルの美麗さは過去最高と思えました。
全作プレイしている自分が言うので多分間違いないはずです。
読後に前向きな気持ちになれる作品で素晴らしいと思いました。

エルシェの少年を除いてフレンドシリーズは全て同一世界のお話です。
絵と塗りが好きなんじゃ!そして全作話もきちんとまとまってるんじゃ!
と声を大にして言いたい(言ってる)。というわけでイチオシ作者さん
未プレイの方は今からならたくさん一気に遊べるので超おススメです。
自ブログではシリーズのサイト限定公開作品も遊べるので要チェックや!
長編を制作される予定があるとのことなので、私はいつまでも待ちます!!



◇おわりに

というわけで本記事はこれまでとします。

シリーズ作は完結までモチベーションを保つのが大変そうなので、
遊んで楽しかったらどんどん感想と言う名の燃料を送りましょう!
その燃料が推進力となり、より面白い続編が返ってくるかもしれませんよ!
プレーヤーの反応はとっても大事なモチベの源泉だと思われます。たぶん。

以上、富井サカナでした。


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