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映画鑑賞の記録その31(ネタバレほぼなし!おススメ度付き!)

5つ映画を観る度にnoteでまとめよう!という企画です!
今回で31回目。気付けばかなり鑑賞数も積み上がってきました。
映画鑑賞のチョイスの手助けにもなるよう、おススメ度も付けます!
タイトルクリックで視聴リンクまたは公式サイトに飛びます。


前置き(前回以前と同様)

プロフィール:
・90年代~00年代の中国・香港映画に昔ドはまり。
・アマプラ加入以後、月5本~ペースで鑑賞中。

オススメ度について:
・こういう情報を見る側としては絶対にあった方が良いと感じるので、
 受け手としてド素人甚だしい身で軽率にオススメ度を付けてみます
・以下のような意味だと思ってください。★3以上がおススメ扱いです。


『テルマ&ルイーズ』米1991年@Amazonプライム

オススメ度★★★★★

・全編を通じておお!と思えるようなシーンが多数あり監督の手腕を感じた
・惚れ惚れするレベルで主演二人の演技は素晴らしい。ラストシーンは圧巻
・若き日の魅力全開のブラピも味わえる。存在感は当時から圧倒的


『ライド・ライク・ア・ガール』米2014年@Amazonプライム

オススメ度★★★★☆(スポ根・競馬好き補正あり)

・豪州の実在の女性騎手が主役の実話とは思えない奇跡の詰まった作品
・家族の絆と弛まぬ努力で栄冠を掴み取る王道中の王道ストーリー
・エピソードが強いので感動はしたが、構成や演出は改善の余地があるかも


『ファーゴ』米2014年@Amazonプライム

オススメ度★★★★☆

・短絡的かつ無能な人物たちが欲を出して転落していく様はとても滑稽
・目まぐるしい展開の中で女性署長の聡明さ、思いやり、大胆さが光る
・ハイコンテクストなアメリカンジョーク満載のため味わえ尽くせなかった


『ノマドランド』米2021年@Amazonプライム

オススメ度★★★★☆(たぶん若者★3中年★4高齢者★5になりがち)

・漂流する高齢労働者という米社会問題を描いたドキュメンタリー的作品
・終始静かめな展開で派手さはないが、自身の人生や死も考えさせられる
・製作も担った主演女優は圧巻。演技を感じさせず所作全てに説得力がある


『ゼロ・グラビティ』米英2013年@Amazonプライム

オススメ度★★★★☆

・圧倒的な視覚演出は10年前と思えない素晴らしさ。大画面で見たかった。
・サンドラ・ブロックのほぼ一人芝居なのに場持ち力が凄くさすが大スター
・素人でも分かる物理法則完全無視の演出や現実味ゼロ展開が玉に瑕


おわりに

さて、今回は『テルマ&ルイーズ』が最も刺さりました。多少のケチを付けられる余地はあると思いますが、監督の手腕、ブラピの輝き、主演2人の熱演(個人的には特にテルマ)、多少の欠点の全てを帳消しにする素晴らしすぎるラストシーンがに痺れまくりました。ラストシーンなんて映画歴代名シーンランキングで『ターミネーター2』と戦えるレベルではないかと。

その他も今回はいずれの映画も満足度が高かったです。『ライド・ライク・ア・ガール』は競馬好き+スポコン補正がなければたぶん★3くらいな気もしますが、『ファーゴ』は解説を見ると文化背景から読み取れなかった点が多すぎ、『ノマドランド』は凄く深いけどやや退屈気味、『ゼロ・グラビティ』は物理法則無視しすぎで短時間に困難盛り込み過ぎというマイナスがなければ5作中4作★5レベルってこともありえた気がします。ちなみに『ゼロ・グラビティ』は原題が逆に『Gravity』で圧倒的に原題が優れてます。

というわけで以上、富井サカナでした。


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