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かみかくしの夜【アンケート結果公表】その2

1.はじめに

ノベルゲーム「かみかくしの夜」を制作・公開しました。

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そして、公開と同時にnoteの記事でアンケートを設置しました。

アンケートにご協力して頂いた方は
この場を借りて改めて御礼申し上げます。
本当に貴重なご意見をありがとうございました!

未プレイの方につきましては
引き続きプレイならびにアンケート回答のほどよろしくお願いいたします。


今回はそのアンケート結果の公開第二弾となります。
第1弾はこちら↓

前回は回答数20で実施しましたが、今回40まで上積みできたので再実施!
コメント抜粋については新規分のみ取り扱います。
※なお、公式サイトのDL数は現状400強、頂いた感想は29です。
改めて公式29、アンケート40も反応を頂いているの有難すぎる。。。
本企画の前置きは上でリンクのある前回の結果公表記事をご参照ください。


2.回答必須5段階評価【ネタバレなし】

まずは回答必須とした各項目の5段階評価(累計)です。
項目、回答の割合の円グラフ、コメントの順で記載します。
コメントは回答受領前の自己評価および回答の推測と、
実際の結果を見てのコメントに分かれます。

(1)プレイ後の満足度

無題

【自己評価】良かった6割、ふざけるな4割くらい? バラけそう。

とても良かったが30%から微増、良かったが50%から微減。
分布としてはほぼ固まったような気がします。
わざわざ回答してくれている&気を遣っているがあるので、
実際のところはこれよりだいぶ低めと受け取っておきます。
とりあえず、手放し気味に良かった!と思って頂いている感じの方は
今のところ確認できている限りでは5名くらいでしょうか。


(2)プレイ前の期待度

無題

【自己評価】面白そう~とても面白そうくらい?

前回とほぼ同様でした。
傾向として期待外れであることは間違いないので、
せっかく遊んでもらっているのに申し訳ない気持ちでおります。


(3)設定・ストーリー

無題

【自己評価】普通~良かったくらい? ちょっとバラけそう。

オチはともかく設定~道中は概ね好評ということになりそうです。


(4)キャラクター

無題

【自己評価】悪かった

意外にも前回より更に良化傾向にあります。
ここは相当に重視していない部分だったので、
自信を持って次回はもっと頑張っていきたいと思います。


(5)おまけシナリオ

無題

【自己評価】とても良かった

とても悪かったが若干マシになりましたが相変わらずの分布。
そもそものギャグがどうこうということに加えて、
本編でしっかりオチていないままおまけに突入ということが
そもそも受け入れられなかった原因なのかな、と思いました。
ちなみに次回作はスパッ!と終わる予定でおまけは考えていません。
(心が折れたではなく、合う合わないで合わないと考えているため)


(6)グラフィック

無題

【自己評価】とても良かった

前回よりかなり分布が良くなった気がします。
結論としてはかなり良かったということになりそうです。ほっ。


(7)オープニングムービー

無題

【自己評価】良かった

こちらもほとんどグラフィックと同じ分布ですので、
結論としてはかなり良かったということになりそうです。ほっ。


(8)演出・ゲームシステム

無題

【自己評価】良かった

前回なかった悪かったに2票入ったので内容を確認したところ、
1人はコメントがありませんでしたが、もう1人はバグ報告がありました。
そのあたりのマイナスなのかな、と感じました。


(9)プレイのきっかけは?

無題

【自己評価】感想送りまくってるしお返しが多いのかな?

公式サイトから興味を持って頂いた方が増えてきて半数を超えました。
勝手に思うに、傑作の場合は緑色の口コミ率が増えていくんでしょうね。
前回45%⇒25%となっているので、残念ですがそういうことなんでしょう。


3.回答任意5段階評価【ほぼネタバレなし】

こちらは任意回答の分です。
回答の合計が40にならないものもあるのはそのためです。
オチの設問だけネタバレあり注意です。

(1)好きなキャラクターは?

無題

【自己評価】まあ特にいないが過半数でしょ。強いて言えば部長?

理沙が増えてきて巽と主人公を抜きました。
部長は結構終盤まで生きてるのに全然ダメでした。
そして翔は相変わらず一切票が入らず。ドンマイ!


(2)本編のオチの納得度は?(ネタバレ注意)

無題

【自己評価】良かった人は半分以下だろうなぁ。

アンケート回答としては概ね良かったとする人が約半分。
モヤる~不満が半分と言った感じでしょうか。


(3)同時公開の「エレベーター(以下略)」は遊んだ?

無題

【自己評価】どうなんだろ?でも遊んで!面白いから!

「遊んでいないしあそぶつもりもない」という鬼回答率がだいぶ減った。
エレベーターのアンケートでは、同回答を選択した人は未だゼロなので、
完全にこっちが足を引っ張っている状況が継続しております。
エレベーターは万人受けする良作だから是非遊んでね!
めっちゃおもしろかった!とわざわざ回答してくれた方が嬉しすぎる。


(4)本家【かまいたちの夜】について

無題

【自己評価】興味持つのはかまいたちプレイ済の人くらいかな?

とうとう特に興味がない方にも遊んで頂けたようで地味に嬉しいです。
いやぁ、でもやっぱり高い認知度を誇る凄い作品ですなぁ。


4.改善点【ネタバレあり】

以下、ネタバレ多数なのでご注意ください。
プレイすることはないであろう方は気にせずどうぞ。

「改善点」という項目で必須回答としているため、
それなりに厳しめの意見も頂いております。
人の作品でもそう言うのを見るのが苦手な方は避けた方が良いかも。

頂いた意見は全て有難くきちんと受け止めますが、
一方で「こういう意図・考えによるものだった」という点もあるので、
言い訳や反論に見えたら申し訳ありません。
大前提として自分の力不足は重々承知しています。

↓ということで、ここから頂いた意見になります。
※すべて匿名意見です。(どなたが回答して頂いたかも分かりません)

↓ネタバレ記事開始カウントダウン5

↓ネタバレ記事開始カウントダウン4

↓ネタバレ記事開始カウントダウン3

↓ネタバレ記事開始カウントダウン2

↓ネタバレ記事開始カウントダウン1

周回をするプレイヤー目線で、進め方の動線を配慮するといいなと思いました。「一周後、タイトルに戻る場合、ロゴやタイトルの表示を飛ばす」「終が出てくる前に、テキストがゆっくり表示される演出は止めて欲しかった。同じ結末が2回来たときは仕方ないかなと思いますが、3回目はキツかったです。プレイヤーは思ったよりも同じところをぐるぐる回ってしまう習性があるので、サクッと読ませて、読後感を高める方を取ったり、違う演出をしたりしてほしいと思いました」これとは逆で、しおりから各分岐に飛べたり、思い出話が分けてあったり、分かりやすい分岐名であったりした点は配慮がありとてもいいなと思いました。

前段のプレーヤーとの制作者の認識の開きの大きさはご指摘通りです。
フラグ立てて2周目は演出を飛ばせる、途中でタイトルに戻れる、
などの配慮はあるとストレスが軽減できたと思うので今後配慮します。
ロゴやタイトル表示は2回目から少し早くしました。(初期アプデ済)
後段については有難う御座います。


吹雪の演出が自分のパソコンだと処理が遅くてフリーズしそうで怖かった。

動画組み込みは手軽に豪華さを出せると思い安易にやり過ぎました。
吹雪を強めにするために動画を重複表示させているので完全に悪手でした。
今後は少なくとも重複表示は禁じ手にします。失礼致しました。


オープニングロゴ表示が飛ばせないこと。結末が残念。ミステリーを名乗る場合、できれば犯人を捕まえるカタルシスを味わいたかった。このシナリオも悪くはないが、期待しているものと結果が、期待を裏切られたというより、若干の相違を感じた。

ネタバレ回避のために正しい看板を掲げられないのが誤算でした。
自称という部分やあらすじで正々堂々ネタバレしているのですが、
普通に考えればなるほど!というよりふざけるな!ですよね。
次回同じような形式で制作する場合は絶対にちゃんとしたものにします。


最後のエンディングで巽さんがいつの間にか死んでいたので、もうちょっと描写してほしかったです。島貫だけ殺害の説明的ネタバレもなく、ちょっと笑いましたがもう少し掘り下げてほしかったです。 スキップしたままエンディングムービーを迎えると、たまにしおりの画面とエンドロールが重なって表示&バッジ獲得のウィンドウが大量に開かれる場合がありました。

確かに巽さんが死んでいる部分は描写不足でした。
実は巽さん目線の裏ルートを少し書いていたのですが、
蛇足っぽくなってしまい断念していました。
主人公の動機も含めて説明できるので、
うまく端折りつつ実装すればよかったかもしれません。
バグについてはありがとうございます。
大量にウインドウが開かれる現象はウザすぎるのですみません。
修正できるか分かりませんがスクリプトを確認してみます。


エンド7が、イメージしていたものとかなり違ったことです。 1~6のすべてを見ないといけない、というところで、とても重要なシナリオが読めるかなと思ってしまいました。それがギャグだったので、拍子抜けしてしまいました。他のエンドと並列の扱いであれば、また印象が違かったと思います。

他のエンドと並列で見れてしまうのも問題だとは思うのですが、
エンド7ではなく「おまけ」という扱いにすべきだったようです。
消化不良の状態でアレなのでおまけが不人気なんですよね。


システム的に本家の雰囲気に寄せるにしても、すべてを見るには周回前提の作りの為、通常のセーブやロードを撤廃してユーザビリティを落とす必要性があったかについては疑問でした。
セーブスロットがない点

各話を細かく区切ったことと分岐マークを準備したことで、
通常の任意セーブよりもユーザビリティは良いと判断したのですが、
やはり自由にセーブできた方が良いという意見は複数ありました。
ここはもう少し検討してみます。


フローチャートがあればなお良かった

フローチャートは欲しいですよね!!
今作は技術的な点と大した分岐がないので見送りましたが、
次回同じようなシステムのゲームを作るとしたら頑張って実装します!


・バグ報告 END1→6→5→4とみて、「はじめから」を選択しようとすると、「start_second~~が見つかりません(詳細に名前を憶えておらず申し訳ありません)」とエラーが出て、データを全消去するかどうかの選択肢に飛んでしまいました。
・不満点 それなりに推理やトリックを考えながら読んでいたのですが、最後に主人公が共犯だったという事実が分かるに際して唐突に感じました。 一人称視点の物語なので、ずっと主人公が読み手に嘘をついていた(嘘の気持ちを読まされていた)ということになりますが、ほぼ伏線がなく、ミステリーとしては破綻してしまっていたのではないかなという印象です。 主人公が二重人格で、寝ている間に別人格が動いている等だったら、地の文が全て嘘であっても納得できたのかなと思います。
「かみかくしの夜」というタイトルと、序盤で語られる神隠しのオカルト話をもう少し絡ませてあったら、サスペンスとしても楽しめたのかなと思いました。幽霊の仕業なのか?呪いなのか?そのようなホラーテイストが、かまいたちオマージュとしては必要なのではないかなと感じました。
あと、自身は女なのですが作中のキスシーンが全てディープキスであったり、生理の描写があったりと少し性的な表現がきつかったかなと感じました。

いくつかに分けて回答します。
・バグ報告については有難う御座います。確認します。
・セリフ以外の地の文での嘘は本作上には一切存在していないはずです。
 そこはかなり気を付けているので見返しても納得できるものと思います。
 ただ、巽と主人公の共犯を匂わせる描写がややあるくらいなので、
 伏線がほぼない、かなりイマイチなのは仰る通りです。
 犯人特定のヒントがないので消去法で主人公が犯人という感じですね。
・ホラーテイストがもう少し必要だった、も仰る通りです。
・性的な表現がきつい、も確かにそうです。
 生理のくだりはその後の展開に繋げるために編み出し、
 自分としては現実的かつ自然なものを思い付いた!という感じでしたが、
 あまり気持ちの良いものではないですね。偏頭痛持ち、で良かったかも。


 個人の主観であることは念頭に置いていただくとして、まず効果音の音量が大きいと感じました。特に悲鳴。しかし驚かせたい場面ではあの音量が効果的であるとは思います。次におまけですが、率直に言えば気持ちのいいものではないと感じました。好みが分かれる内容なのは自覚があるという想定で、素直に意見を述べておくと、私は人を馬鹿にする笑いは苦手です。まあもちろん、それが好みの方もいるとは思います。  個人の主観とかいうみっともない盾を掲げて、好き勝手書いてしまいました。申し訳ない。

効果音の音量は悩みどころでしたが、
もう少し調整するかコンフィグを入れるべきでした。
1つだけ特定個人を嘲笑するようなものを入れてしまっているため、
この点については自覚が足りていなかったものと反省しました。

周回プレイだったので、タイトル画面に戻ってからボタンを押せるまでの演出の長さが少々気になりました。省略の操作を見落としていたら申し訳ありません。

ver1.00は2週目以降もタイトル画面の表示が長かったのですが、
以降のverでは調整しました。ただ、それでも遅いかもです。
省略の操作は設定していないのでちょっと入れられるように頑張ります。


全体的に作りこまれていて、むしろ親切丁寧なヒント機能や中略、選択肢がありとてもありがたかったです。 ただ、改善点というか要望となるのですが、「巽さんのお酒の席での失敗」と「登山届を出していたのに(と思わせて出していなかった?)救助が来なかった理由」、「矢代さんの殺害方法」、「刃物類は回収などしていたのに、どうやって島貫さんを切り殺したりして、凶器をどう処理したのか」、「エンド4で巽さんが縄抜けした方法」が知りたいなぁ……と思いました。 作品にはネタばれとして盛り込まれていなかったはずなので、あとがきなども読ませて頂きます!

この場で回答するのも不適切だとは思いますが回答します。
・巽の酒の席の失敗は酒を飲まないための妄言に近いのですが、
 説得力のために酔ったフリをして美咲に手を出した、と言う裏設定です。
・登山届は巽と主人公が出した「ということになっている」が事実です。
・矢代は単純に交代で寝てる時に隙を突いて殺されました。
・避難した洞窟の近くに登山で持参してもおかしくない程度の
 量・種類のアイテムが準備されています。
 (そもそもこの場所には巽が計画的に連れてきているので)
・食糧が尽きたことで緊急避難的に起きた事件、という筋書きですので、
 凶器の処理はしていません。誰が誰を殺したかは生存者の証言のみです。
ってこんなとこ読んで頂けているのかどうかはありますが。


一点だけ、いつも見張りの交代シーンで止まるため再起動していました。が、もしかしたら自分のPCが低スペなせいかもしれません……すみません(つづきからですぐ再開できるので特段困りませんでした)

原因不明なのですが見直してみます。(ありがとうございます)


オチがちょっと

ですよね。
多分割と良かったという人は1割くらいで、2割くらいは嫌悪に近い感じ、
7割くらいが「あー、はいはい~シラケた」の間な気がします。
ルール違反的なことをするのは別に良いけど、だったらより面白くないと
というのが今作プレーヤーの多数派意見かな、と受け止めております。


メインストーリーはノックスの十戒、ヴァンダインの二十則を守っているとは言い難く、プレイヤーに対する解かせるアプローチ、ヒントも希薄というか…構成的にそうならざるを得ないというのが純粋に推理物を期待していた身からすると残念でした。 他に王道のメインシナリオがあり、こちらがこのクオリティでサイドストーリーだったらもっと素晴らしいものになっていたと思います。 ピンクのシナリオ的なものもちょっと期待していました。 ただ効果音のチョイスやストックエンド、言い回しなど、原作ファンには嬉しい要素がたくさんあり作品愛を感じられました。

純粋な推理モノを期待している(というかさせている)状況下において、
そうでない場合はそれなりのクオリティや必然性が求められる、
ということに尽きるな、というのが今作の反省です。(上記の言い換え)
確かにanotherルート的なおまけが本作であれば、
「そういうアプローチもあったのね」ということで良かった気がします。
構成的にそうならざるを得ないというコメントで
本作をきちんと受け取って頂いたんだというのが良く分かります。
ありがとうございます。精進します。


オートモードボタン、コンフィグ(音量調節)がなかったのがちょっともったいないなぁと思いました。

オートやコンフィグはやはり必要だったようです。
次回以降はきちんと実装します。


不具合か環境原因かは不明ですが、理沙にストックで刺されるシーン、未読だったにもかかわらずその前の既読文章ごとスキップされてしまい途中からやり直したということはありました。

原因不明ですがご報告ありがとうございます。
あそこは本作有数の見せ場なのでちょっとスクリプト見てみます。


理沙ちゃんを食べようとする真一郎を止められないのが悲しいです!

仰る通りで、ちゃんと解決するENDを用意しなかったのは反省です。
一本道じゃなくてマルチエンドなのになぜ!?
と問われて回答に詰まってしまう状態は流石によろしくない。。


5.感想【ネタバレあり】

こちらは感想なので、お褒めの言葉も頂いています! わーい!

↓ネタバレ記事開始カウントダウン5

↓ネタバレ記事開始カウントダウン4

↓ネタバレ記事開始カウントダウン3

↓ネタバレ記事開始カウントダウン2

↓ネタバレ記事開始カウントダウン1

プレイのきっかけは、レビューのお返しですが、 ページを拝見したときに、面白そう!と思いました。ヒロイン可愛かったです!

面白そう、と思わせるところはある程度うまくいったようなのですが、
本作は内容が「ガワ」に追い付いていませんでした。
エレベーター(だけ)ではなくこちらを遊んで頂き有難い限りです。


本当にミステリーを開発してほしい。脚本にミステリー作家を探して、なんて思いました。でも面白かったですよ。

仰る通りなので自分でもそう思います。
テキストやシステムはそんなに悪くなかったように思いますので、
どなたかトリックお持ちの方をゆる募したら良いのかもしれません。
犯行トリックの着想はセンスがなさそうなので真面目に検討してみます。


面白かったです!次回作も期待してます!

ありがとうございます。
次回作は完成でなく良作が目標なので、確実に面白くなると思います!


制作お疲れ様でした! エンド7がイメージしたものと違ったと書いたものの、全体的にとても面白くてのめりこんでしまい、毎晩寝る時間が削ってプレイしてしまいました。素敵なゲームをつくっていただきありがとうございました!

最大限の賛辞をありがとうございます。
トータルで見て「まあ楽しめたかな」以上であれば嬉しい限りです。


かなり厳しめのアンケート結果になって申し訳ありません。 初めに書いておくと、本当に楽しめました。じゃあなんでこのような厳しめのアンケート結果になったの?というところの感想を書いていきます。 これらの感想はあくまで私の主観です。 正直、本家からのリスペクトで期待度が上がった、プレイに本気になりすぎた結果かなと自分では思っています。「これは本気でプレイしないと勿体ないな」という気持ちでプレイに挑みました。 また「自称本格推理モノサウンドノベル」というジャンルも、普通に推理していいのか、そうでないのかをぼかしてしてあることも要因のひとつと踏んでいます。 恐らく、本家に寄せない画面の作りやタイトルであれば普通にプレイし、オチも含め楽しめたと思います。 とは言え、物語終盤までは本当に楽しめました。 最初は巽は島貫の共犯、主人公が登山届を出した説明からは巽は主人公が犯人という線を疑い読み進めました。 他の線もあったのですが、逆に情報がなさすぎるという消極的なメタ推理でもありましたが…。 最終的に4人が残ったところで確信しました。 これが初回プレイでのお話です。 ですので、4人が残った段階で、ここまで頼りのない部長が一転活躍する場面があったり、理沙が涙ながらに推理して主人公たちを追い詰めるといったような展開を期待していました…。 最高の材料が揃ってるじゃないか!と。 それだけにあそこで物語が終わってしまったことが純粋に残念でした。 ここまで本当に楽しんでいただけに、起承転結の「転」の頭あたりで打ち切りエンドを喰らった感じでした。 恐らく、他のアンケートの結果を見ても同じような印象の方がいらっしゃる感じがします。 ただ、あくまでこれは初回プレイです。ほかのエンディングをみたら期待したやり取りが…と思いプレイするもそれもなく。 その状態でおまけを見るとアンケート結果のような印象に行きつくのかなと。あくまで私の推測ですが。 詰まるところ、推理物のミステリーの醍醐味である犯人を追い詰める「転」の終盤となるシーンやそれ以降の「結」となるシーンが本編から欠けている為、最終的に何とも言えない虚無感がありました。 特に今回は私の場合、偶然にも犯人を当てることができたために余計にそれが強かったのだと思います。 前述の最高の材料を例えにそのまま使用すると、質の良い食材を見せられ、それらの素晴らしさを説明されたのに調理前に終わってしまった感じでした。 そしてそれらメインディッシュで出てくると思っていたものが、後でおまけという名のデザートになって出てきました。これでは本来デザートが好きな人でもがっかりしますよね。 ですので、本当に惜しい作品だと思いました。上から目線のように感じたらすみません。これが率直な感想です。 最後に、主人公が犯人ということについて。 これ自体は、ありかなしかで言われたらなんでもありなフリゲでは当然ありだと思っています。というか、フリゲに限らずありだと思います。 これだけ書いていますが、特段私自身が推理ミステリーを嗜んでいるわけではないです。だからこそ逆に主人公が犯人という可能性を最初から捨てなかったところに出てしまっていると思いますが。 ただ有名な所ではノックスの十戒などもあるので、ミステリー好きにお勧めはできないかもしれません。 以上となります。長々と失礼しました。 逆に言うと、ここまで終盤に期待してしまうほど本当に素晴らしい展開の作品でした。ありがとうございました。

こんなに率直かつ配慮ある感想を頂き、まずは本当にありがたい限りです。
今作は最後にスパンと綺麗に落ちる叙述トリックの小説みたいなシナリオ
というイメージで制作し始めたものになります。
過去に1つくらいは何か完成させないとという気持ちで制作した際には
完全に一本道シナリオで分岐なども一切ありませんでした。

この「殺戮に至る病」みたいな読後感のお話にしたい
という最初期の理想イメージが頭にこびりついた状態になってしまい、
マルチエンドにすることにした後の発想の幅が狭まってしまいました。
ゲームではなく小説の方法論から全く脱却できませんでした。

また、伏線やヒントの散りばめなどをあまり上手く配置できなかったこと
自分の中でフェアさを重視しすぎた結果ミスリードを全く入れなかったこと
最後にあれ?となられないようにするために中途半端にヒントを出したこと
など諸々上手くハマらなかったこともあり、
4人残った段階で主人公犯人は消去法で分かるようになってしまいました。

結果、一番やりたかった「最後にハッとなる」も実現できませんでした。
フェスの応募期限に対して現実的なスケジュールを引いた結果として、
最初に立てた目標があまり高くなかったのも良くなかったです。

せっかくマルチエンドが許される「ゲーム」という題材なのだから、
本筋のエンド1は最初に示しておくにしても、
2周目以降に
・理沙が序盤で主人公と巽さんの共犯を暴いて糾弾したり、
・中盤頃に巽さんに裏切られて罪を着せられたり、
・理沙に対する歪んだ感情が大きく変化して巽さんを先に殺したり、
展開はいくらでも用意することができたなぁ、と。

エンド1が思ったより上手く仕上がらなかったことに気付いた時点で、
今の実力でも方向転換して楽しいものにできたのは間違いなかったです。

締切厳守(フェス参加)は絶対というのがありすぎましたが、
もう1作はきちんと間に合ったわけですし、
こちらはクオリティアップして1月公開でもよかったのかもしれません。

単独制作だと見誤ることが多々ある&何事にも割とストイックなので、
信頼できる方にアドバイザーをお願いしてダメ出ししてもらうほうが
自分にとっては良いんだろうな、と思いました。

かまいたちの夜が大好きでホイホイされました 最後のオチからオマケシナリオまで濃厚で度肝を抜かれました色々なノベルゲームをプレイしてきましたがかなり強烈に残る作品になりました素敵な時間をありがとうございます!

悪質なホイホイだったような気がして恐縮ですが、
良い意味で印象に残ったようでありがとうございます!


かまいたち(というよりも我孫子武丸先生の作品)が大好きなので、このゲームもタイトル画像を見た時からプレイしようと決めておりました。 前述しましたように納得できない部分もありますが、UIや物語の構成などの、かまいたちテイストを楽しませていただきました。 おまけシナリオのはっちゃけ具合は賛否両論あるのかも知れませんが、あれも”かまいたちらしさ”……といいますか、懐かしく感じました。 ミステリーは大好きなので、また新作が出ましたら読ませていただきたいなと思います。これからも制作活動頑張ってください。 ありがとうございました。

温かいお言葉有難う御座います。
前述しましたが殺戮に至る病的な作品、が元のイメージです。
最後に高速の寄せをするまではかまいたちオマージュではなかったです。
そういう風に見ると我孫子武丸先生リスペクト作なのかもしれません。
(デキ的には安孫子先生ごめんなさい、としか言えませんが)
次回作以降も是非よろしくお願いします。もうあとは上がるだけです!


制作お疲れ様でした。

疲れたというより楽しかったです。
次回作以降は自分が楽しい<遊んだ人が楽しいを実現せねば。


素敵な作品をありがとうございます! ノベコレのほうの感想と重複してしまうため、こちらでは控えさせていただきます。 八度至さん、レッド・ダイアモンドさんにも、よろしくお伝えいただけますと幸いです。

ありがとうございます。伝えておきます。


コンプしましたー!すごくおもしろかったです。詳細はノベコレの感想で書かせていただきます。素晴らしい完成度でした!

ありがとうございます。
ガワの完成度はそれなりに仕上がった気がしますので、
次回はガワをもっと頑張りつつ、中身に全力投球します!!


ノックスの十戒第7戒違反!ゲームだからセーフ!
ってな感じで、賛否両論上等の挑戦的なお話でしたね!楽しかった!

モンキーピーク的なシチュエーション。
行間に潜む真意が明らかにされる過程はクリスティ御大の「アクロイド殺し」、我らが我孫子武丸先生の「0の殺人」なんかの雰囲気を感じました。
最後までワクワクしながらプレイしました。

実はエンド1を最初に見てしまって(普通かな?)、これはバッドエンドの一つ?それとも、この話を覆す展開がこの後あるのかな?と思って残りの選択肢を追っていったのですが、悲しいエンディングで埋まってしまい、コンプ後「マジかー」とちょっとしょぼくれています。
以下、どーしても言いたい、伝えきれてない感想を書かせてください。

良かった点:

 ①かまいたちの夜リスペクトがすんごい伝わってくる
ストックのシーンとか、冗談言って(全然冗談じゃなかったけど)やられちゃうシーンとか、随所にかまいたちの夜への愛をひしひしと感じました。もうさいこう。

 ②安定感ある文章
落ち着きのある理知的な文体で、状況がすいすいと理解できました。センスというか教養というか、すてきです。おまけシナリオの打って変わった暴れっぷりもとってもよき。知らないネタをググったらふかわりょうが変な踊りしててお腹抱えて笑いました。

 ③オチ
この作品はこのオチをプレイする為に作られたものですもんね!
グサッときました。すごく悲しいけど、でも心に残るおはなしでした。悲しいけど。

 ④理沙の思い出
これ泣けますよねー!真一郎の生い立ちとか、ちょっとした動機やヒントって意味合いもあるんだろうけど、それ以上に理沙のいじらしい姿が!こんな素敵な女の子だからこそ、真一郎は食べたくなっちゃったんだろうけどさ…食べんなよー!ひどいよー!

こーだったら良かったなって点:

 ①いきなりエンド1に行けなくして欲しかった
全体像を見切れないまま初プレイでトゥルーエンドしちゃったので、もうちょっと他ルートの感触を味わってから辿り着いていたら衝撃もひとしおだったかなって思いました。

 ②おまけシナリオ含め誰かしら(特に理沙ちゃん)絶対悲しい
かまいたちの夜も透さんが大阪いっちゃうヤツのぞけば大概誰か酷い目にあってるんだけど、かみかくしの夜はもう何やっても理沙ちゃんを助ける事が出来ないのが(エンド3もその後は…ですよね?)救いようがなさ過ぎてプレイヤー的に悲しい。そこも含めて下の③が…

 ③おまけエンドの前に逆転ホームラントゥルーエンド欲しかった
他のエンディング全部埋めると理沙ちゃんにザッピングするルートへ。理沙ちゃんは過去の思い出や真一郎の言動、あとは偶然とかで真相へたどり着く。理沙の説得に涙する真一郎、皆殺しを決行しようとする巽、しかし巽は洞窟に秘められた地理的な何かしらでクレバスか何かに落ちる!あっ、これが伝説の「かみかくし」…!

完全に妄想でしたごめんなさい!
でも、そんな救済措置があったらよかったなーって思ったのでした。

エレベーター、かみかくしの夜と続けてプレイさせて頂きましたが、どれもレトロゲームへの愛とこだわりを感じられる、とっても面白い作品でした!次回作も期待しています!

色々と感想を頂いて本当に心から有難いです。
真摯に改善点を含めて感想を頂けることは本当に幸せなことです。

挑戦は分かるが成功とは言えない、という感じですよね。
もっともっと完成度を高めて、
・きちんとラストで驚けるようにする
・オチが好みでない人は分岐エンドで満足させる
ということができれば良かったな、と言うのが反省です。
文字数の割に仕込むネタが足りなかったな、というのも反省です。

良かった点:
①かまいたちリスペクト
もちろん好きなのですが、あんまり大したことのないゲームのミスリードに使ってしまったという負い目があります。いずれもうちょっと実力のある制作者になることが禊かな、と。
②文章
ふかわりょうのネタは一昔前に一世を風靡したやつです。すみません、嘘つきました。ふかわ氏が一世を風靡したことはありません。
③オチ
どっちつかずになりましたが、仰る通りオチありきです。構成力抜群の方がプロット作ったらもっとおおっ!となったはずなのでその点は無念です。
④理沙の想い出
人様に言及されたのは初めてですが、理沙視点で過去を小出しにしたのは、補完的な意味合いでもエンド回収のモチベのためにも良かったかな、と。

こーだったら良かったなって点
①エンド1
確かに他のエンドを見せて通常のミステリゲーという印象を補強してからの方がラストの印象が強まったことは確かでした。それはゲームならではの表現ですもんね。しかも今作のようにマルチエンドの癖に救済的なものがないのであれば猶更にそれくらいした方が良かったと思いました。
②救いようがない
仰る通りもう本作はどうやっても救いはない話になっています。かつ、ミステリー的な謎解きに集中してプレイして頂いた方も、キャラクターに感情移入して頂いた方も、そうであればあるほど損をするような、最後がっくりくるようなイケてない読後感のゲームになってしまいました。
③おまけエンド前に逆転トゥルーエンド
ですよね。トゥルーは本作のメインルートで良いにしろ、ハッピーは必要でした。4月に応募しようと思った時に、エレベーターがあるからこっちは来年で、と思っていればもっといいゲームにできたのは間違いないです。

次回作はノベルの方もレトロゲーの方も今回よりパワーアップ予定です。
是非ともよろしくお願いいたします。


ネタバレ防止緩衝地帯

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ネタバレ防止緩衝地帯

ネタバレ防止緩衝地帯

ネタバレ防止緩衝地帯


6.おわりに

ということで第二弾でした。
ある程度様々なタイプの感想が出揃ったような気がしますし、
回答ペースを考えてもかみかくしの本記事は最後になると思います。

引き続き誹謗中傷は1つもありませんでしたので良かったです。
頂いたご意見はしっかりと受け止めて次作の制作に活かしていきます!

改めてアンケートにご協力して頂いた方は有難うございました。
本当に貴重なご意見をありがとうございました!
アンケートは多分半永久的に開放すると思いますので、
是非プレイして頂いてアンケートをお寄せ頂けると嬉しいです。

以上、富井サカナでした。

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