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【フリゲ制作】ノベルゲーム第二弾①コンセプト

時は2020年9月に遡る――。

かみかくしの夜を制作中の段階でゲーム制作の面白さに気付き、
完成・公開でドーパミンが炸裂して次作を作ることだけは確定した。
幸いなことにノベルゲームのアイデアはシナリオほぼ完成済を含めて
現時点で5つくらいはある。正直絵さえあれば完成できる状態。
ただ、どれも果たして面白いんだっけ?と言われるとあまり自信がなく、
基本的には自分一人で突っ走ってシナリオを作成したということもあり、
かみかくしの夜と同様に共同制作というより絵を付けてもらう感じになる。

どうしたものかと思いつつ八度至氏と飯を食いながら議論。
第二弾のコンセプトが徐々に形成されていくのであった。

というわけで本記事は文字通りの古記事です!


1.「かみかくしの夜」制作時の振り返り

プレイ前に以下のアンケートのネタバレなし部分のご一読を推奨です。
※本作はなんとスポンサー賞=実質的なグランプリの受賞作です!

↑ちなみにあとがき・裏話はこちら

いきなり9月より更に過去に飛ぶイレギュラーな展開ですみません。
以下は後書きで書いていないことを中心に以下記載します。
かみかくしの夜の制作時は以下のような状況。

〇制約条件
・制作全般担当がティラノで制作経験がない。(吉里吉里初心者)
・舞台となる雪山の洞窟の背景素材が全く見つからない
・制作期間が4か月
〇強み
・かまいたちの夜のオマージュ作であるということ
・それっぽいシルエットを付けてもらえる

これを認識した上で目標を立てた。

〇目標
①この作品をきちんとした形で完成させて公開する
②ティラノゲームフェスに応募して、佳作を取る!

①は1本道ノベルとして完成済作のテキストの大幅な見直しと
マルチエンド化を考えるとシナリオのクオリティアップは難しく、
現実的に狙えるところという形で立てた目標。
(ちなみにこの時点ではTGF2019までと同様の賞のラインナップとの認識)
②はとにかくまずはノベルゲームを作って公開したい、という気持ち。
ドット絵待ちのエレベーターがちゃんと完成するのか不安があったのと、
ノベルゲーム好きなんだからやっぱりノベルゲームも出したいという感じ。

元のシナリオがあったのでそりゃちゃんとやれば出来上がるわけですが、
システムや見栄え的なところはそれなりに満足いく出来だったものの、
一番肝心の内容は手応えに半信半疑なまま世に放ってしまいました。
手応えバッチリのおまけシナリオも賛否両論だったのだけ少しショック。

全作プレイの過程で今作が佳作を取らないことは確信していたものの、
幸いなことにそれなりに気に入って頂いた方も複数名いらっしゃったのと、
何よりもスポンサー賞を頂いたのは望外の喜びだった。いや、意外過ぎる!
嬉しすぎて今からでもムサコの高層マンションに引っ越したいくらい。


2.次回作のコンセプト

というわけで前作では協力してもらった2人に申し訳ないと思いつつ、
今度は納得のいく形の作品を完成させよう!と決意を新たに。

その際に明確にしたわけじゃないけど、
今振り返ると次回作着手段階での状況は以下の通り。

〇条件の変化
・制作全般担当がティラノ制作経験あり。しかも2作。
・グラフィック担当とムービー担当の制作意欲に火が付いた。
・制作期間が4か月⇒約1年(やると決めてからの期間)
〇強み
・制作者全員がノベルゲームのコアゲーマー
・3人寄れば文殊の知恵の発動

これを認識した上で目標を立てた。

〇目標
①次回のティラノゲームフェスに応募する。
②これは面白い!と思えるものをコンセプトから丁寧に作る。

①は期限を設けたい、ある程度プレイしてもらいたい、という感じ。
②は前作の反省。期間内でベストは尽くしたとは思うものの、
そもそもちょっと急ピッチが過ぎて丁寧さが足りなかったのは間違いない。

こんな作品を作りたいなぁと思ってしまうようなゲームが
TGF2020では佳作に入っていないケースがいくつも散見されたため、
次回は完成・公開時の自己満足度、達成感を何よりも最優先としたい。
自分たちが面白い!と思えるものであれば、
少なくともコアのノベルゲーマーは楽しんでくれるはず!たぶん!
(なおこれは個人の目標であり、他の2人の意見は聞いていない)

そんなところからゲームのコンセプトを固めていき、
以下のような内容がどんどんと決まっていったのだった。

・プレイ時間は1時間~1時間半ほど
・文章はADV形式ではなく全画面表示
・画面にはキャラ1名表示+固定背景
・地の文一切なし。表示キャラの独白のみで話が進行
・1キャラ5分程度×10人くらいでストーリーが展開
・舞台は高校。明るいというよりは不穏な雰囲気が漂う感じ
・場面は主人公の自室(現在)+回想(過去)
・エンドロールがなんていうか、カッコいい
・ラストでちょっとした印象と余韻を残して締めくくる(リベンジ)

これだけ見てもなんだか分からないと思うけど、
雰囲気とかやりたいこととかは大体決まっている(つもり)のです!
どういうことかは制作の過程でおいおい小出しします。
ただ、上に挙げたような要素は完成までに変わっていくかもしれない。


3.次回作のタイトルは……

なるべく情報は小出し小出しのつるセコ大作戦で行く予定なので、
本記事は次回作のゲームタイトルを発表して締めさせて頂きます。
次回作のゲームのタイトルはズバリ!!









決まってない!決まってないんだよ!!
基本的に先にタイトルが決まることがほぼないです!
(かみかくしの夜も6年くらい雪山遭難ノベル(仮)で放置してたし)

基本的に決まっているのは前の項で書いたくらいなのですが、
なぜかここまで決まっただけで大体決まった気になっています。
いやぁ、気のせいって恐ろしい。

でもまあテキスト分量は大したことがないですし、
内容が決まれば一定ペースで書けるタイプなのでそこの不安はない。
まだ2か月くらいプロット練られると思えば期間は十分なはず。

今後、不定期でちょっとずつ制作の進捗をご紹介します。
ここまで進んだ!とかがメインかもしれませんが。


★進捗状況ゲージ★ ここだけリアルタイム
プロット:  ■■■■■☐☐☐☐☐
テキスト:  ☐☐☐☐☐☐☐☐☐☐
スクリプト: ☐☐☐☐☐☐☐☐☐☐
グラフィック:☐☐☐☐☐☐☐☐☐☐
音楽・効果音:☐☐☐☐☐☐☐☐☐☐
ムービー:  ☐☐☐☐☐☐☐☐☐☐

★ノベルゲーム第二弾②進捗状況はコチラ↓


以上、富井サカナでした。
そろそろ作りまくりマン覚醒モードに入ります!!


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