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緊急事態な日々①

このマガジンでは、まとまりきれてない考えごとの断片を置いていきます。
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前回投稿から2カ月以上ですか。
なんか結局こうなってしまいますね。

身軽に「書く」ことのできる日は一体いつになったらやってくるのか。

「やらないのは本気じゃないだけ」って自分の中のイケハヤさんあたりにオラオラ煽られそうなので深追いはしたくないのだけれど、「口数」の多い人を羨ましくも思ったりするところはあって。


この間に世の中はすっかり景色が変わってしまって、歴史に大きく記述されることになる事態に突入していることは間違いないので、のちに振り返ってあのとき自分はどんなことを考えていたのかってことを思い出すための備忘録としても、また「この世界の片隅に」生きる一人の個人の記録としても、「いま」を書き残す必要があると思っていて。

しかしそんな意気込みだけは十分で鼻息フガフガなのだけど、間があいてしまったせいで論点モリモリ整理がつかないのと、まず体力ヘロヘロでどうしようもないので、とりあえず今日は時系列だけ確認したいと思うのです。


〇2月3日 ダイヤモンドプリンセス号が横浜へ
国内での新型コロナウイルス感染拡大のきっかけになった、ダイヤモンドプリンセス号が横浜港に着いたのが2月3日。

前の記事を書いた2月16日にコロナのコの字も出て来ていないのはたぶん自分の感度の鈍さというべきで、2月5日にツイッターでこんなこと↓言ってはいるけれど、局所的に抑え込まれるだろうと高を括っていたというのが正直なところであったと思う。

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〇2月27日 全国一斉休校要請
DP号での「封じ込め」に失敗し、各地でちらほらと感染者が確認されていたころ、何の前触れもなく首相が全国一斉に小中学校・高校・特別支援学校に休校を要請。

僕の勤めるNPOは児童虐待防止を目的として活動しているのでもちろん他人事ではなく、リスクの高まりに団体として何をすべきか、このあたりから頭グラグラし始めます。

〇3月24日 東京オリンピック・パラリンピック延期
感染拡大が先行する各国のようすを傍目にこれといった策が出て来ないまま3月を空費しているかに見えたその裏で、どうやらギリギリまで執着していたことがわかるこのタイミングの延期決定。

〇3月25日 小池都知事 外出自粛要請
水曜の夜8時を過ぎた時間の会見で「平日は在宅勤務を」「週末は外出の自粛を」と突然の発表。
翌日の朝から対応に追われて疲弊の週末。

〇3月25日・26日 お肉券・お魚券
同じ日、さてようやく対策に本腰かと思われたところで浮上したのが、まさかの和牛を対象とした商品券、通称「お肉券」。当然のごとく批判の業火に焼かれた翌日に出てきたのが今度は魚介を対象とした「お魚券」。

相変わらず満員の電車の中でこのニュースに出くわしたとき「あ、ほんとにバカだったんだ」と、はっきり心の中でつぶやいたのを覚えています。

〇4月1日 「アベノマスク」配布発表
現実は小説よりも奇なり。「自粛と給付はセットだろ」と国民が生活の補償を求める中、全国すべての世帯に布マスクを2枚ずつ配布するという、もはや狂気の沙汰。

〇4月7日 緊急事態宣言
改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を発出。
外出制限に強制力や法的拘束力はなく自粛要請レベルにとどまるという点、個人的には、私権制限を最小限に抑えた立法過程での努力の賜物と思っているのだけれど、だからこそ徹底的な給付で行動変容を促すべきところ、それが行われるようすもなく、ただ「先週と大きく変化なし」というのが正直な感想であったりして。
あるいはもうあれこれと深く考える体力が失われてきていたのかもしれないけれど。

〇4月12日 星野源とのコラ動画
これは記しておかなくてはいけない。
星野源が「うちで踊ろう」と題してインスタにあげた動画を利用した、ツイッターの首相アカウントによる投稿。

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戦慄という感情を初めて身をもって知った日となったのでした。
もう今日はみなまで言うまい。

〇4月16日 一律10万円給付
減収世帯に30万円給付と発表していたその「減収世帯」が狭すぎるとの批判を受けてこれを撤回し、国民一律に10万円の給付に切り替えることが決定。
予算の組換えに1週間をまた費やし、申請開始は早くて5月中だというが、世帯主がまとめて申請を行い給付を受けるというその建て付けに、本当に、本当にいちいちイライラさせられる。

〇4月27日
今日。2:00時点。
国内の感染者は13,424人。回復者2,815人。死亡者372人。
世界では感染者2,934,141人、回復者853,666人、死亡者205,142人。


この間の、コロナだけでない、相模原障害者殺人の死刑判決、公文書改ざんをめぐって自殺した財務省職員の手記、自分の身近な世界のこと、それらについては、次に。

何本か続けて書けるといいのですが。

今日はここまで。

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