最近のこと

ひさしぶりにノートを開いた。
あたらしい場所に引っ越してから、自分の生活を忘れないために、駅前の本屋で買った百円のじゆうちょうに日記をつけはじめた。
すごくどうでもいいことをつらつらと書くあの時間がわりとすきで、三日坊主は免れた。
すぐ書けるのがノートのいいところで、だらだら埋められるのが日記のいいところな気がする。
日記をつけはじめてからなのか、ひとりで暮らしているからか、生活のなかで思いついたことを書くということがほとんどなくなってしまった。

ひまつぶしに、最近のことを書いておこうと思う。

まず、年があけて山登りをした。あたりは真っ暗で、だれかの夢の中みたいな感覚になった。おもしろいけど、足がいたかった。

ボウルや計量カップ、なべ、包丁を買って、ようやく暮らしができるようになった。

ずっとごはんのことを考える鬱陶しさがわかった。ひとり暮らしがいやってこういうことなんだね。

でも、ひとり暮らしのほうがたのしい。
自分のやりたい放題だからね。

この文章ぜんぜんおもしろくなんないな。
最近のわたしは多分つまらないんだろうな。

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