武技運用論 防御編

今シーズンは特に変わった編成を作る気は無いので武技運用を工夫することでよりよい編成を作ることを目標としている

編成の基礎として武将の役割を攻+盾+補の3つに分ける考え方を紹介したが、武技としてどういったものを運用していくかまでは書かなかった
ここでまず、数多の編成で用いられる防御系の武技の運用について書く

防御系武技の種類について

防御系の武技は攻撃・補助系の武技に比べると数が少ないが、少ないが故に有用なものが多く「何をどの編成に組み込むか?」というのが編成を複数組む場合に重要な懸念事項となる
そして有用な防御武技の一部は特定の編成対策に特化した性能になっているため「どの編成で使うか?」より「絶対に勝ちたい特定の編成と戦うために使う」という側面が見られるものもある

以下によく使用される有用な防御武技を説明する

篩金鼓駭

簡擁と同時に実装された木鹿の交換武技であり、対簡擁武技
対簡擁と言いながらも実際には簡擁とセットで使われる温酒斬将への対策武技という面が強い

序盤の火力を大きく底上げする温酒斬将の与ダメ補正を無かったことにするため、序盤戦を大きく有利にすることができる

簡擁に対して大きく耐性を得られる反面、連撃武技に対しては何もしないため主動系の編成以外には弱いという明確な弱点がある
また成功率が設定されているため、20%の確率で何も起きない

一目瞭然

S5で実装された司馬昭の交換武技で敵武将2人の序盤の武技火力を下げることができる指揮武技

この手の武技にしては珍しく、時間制で火力を下げるのではなく使用回数を参照するため簡擁編成のように一つの武技に頼って火力を出そうとする編成には大きい効果を得られる
逆に、主動ないし連撃を複数積んでいる武将には効果が薄い
しかしながら1回目は60%もの減少率を誇るため序盤の攻防で無駄になることは少なく、総じて受けの広い防御武技であるといえる

篩金鼓駭との違いは、対象が主将に限らないため狙った将に当たるかは運が絡む点
主将への発動は1/3の確率で外すため篩金鼓駭ほどの信用度は無い

完全無欠

S4で追加された典略武技で前の2つと違い相手の火力を下げるのではなくこちらの防御を上げる武技

事前にステータスからそれぞれ軽減の対象が分かるので、そのうえで武将の配置を決めることができるので使いやすい
防御や智力が一番高い武将には恩恵がないため、壁役を補強するのではなく、攻撃役や補助役を守るような使い方が望まれる

これ一つで全員を守ることはできないため、全体攻撃を多用する簡擁編成対策としては不完全
また防御対象外へ連撃攻撃が集中したりするとあっさり負けることがあるため配置を常に気にして運用しなければならない

抜刀断糸

A武技でありながら昨今は使用率の高い固有武技

主将・主動武技の発動に伴い、敵武将2人の武力と智力を30%下げるというシンプルな武技
与ダメ減少ではないので下げ幅はなんともいえないものだが、時間制限がなく発動の安定感には定評がある
固有武技だが浄化される点にも注意

主将武技がトリガーになるため、補助的な主将に持たされることが多いが、前のシーズンからは三孫の孫尚香にて使われ、攻撃・防御・補助を一人でこなせる武将へと昇華させている

追加で付与される回復不可も地味ながら大きいもので、浄化を持たない編成は回復もできないというのはかなりの編成的縛りになっている

破慮

S1から永らく様々な編成で使用されている防御的な主動武技
「編成を複数作る時は破慮を何に使うかまず考える」というくらい重要な武技でどんな編成にも使えるというくらい柔軟な性能

よく使用される編成としては
1.回避に重点を置く関銀屏諸葛亮編成
2.高い発動率とCTを期待して曹魏謀臣
3.回避シェアによりさらに強固にできる祝融鍾会などがあり、それ以外でも多岐にわたって使用される

弱点としては、使用率の高い三孫の孫尚香や魏連撃の張遼が持つ精確付与が挙げられるが、前記の指揮固有武技と異なり、消散可能な主動武技なので撥乱済事などの浄化武技にも弱い

他にも有用なものがあるが上記の5つは特に性能面で際立った防御武技であるため運用時、また相手に使われた時にどういった部隊で戦うのが良いか常にチェックしておきたい

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