用具沼脱却への軌跡 ラバー編

2020年6月頃から2021年9月まで使用したラバーリスト。

■ラバー 総合計45枚(約25万)
・粘着 合計19枚
キョウヒョウ省チームブルースポンジ 39度
キョウヒョウ省チームブルースポンジ 40度
キョウヒョウ省チームブルースポンジ 41度
キョウヒョウ省チームブルースポンジ 41度(2度目)
キョウヒョウNEO3
キョウヒョウNEO(2度目)
キョウヒョウ3−50 35度
キョウヒョウ3−50 37度
天極3−60
キョウヒョウ8
キョウヒョウPROターボブルー(56g)
飛龍
飛龍(2度目)
雷龍
翔龍
輝龍
輝龍(2度目)
ハイブリッドK1J
ハイブリッドK1J(2度目)

・テンション 合計26枚
ラグザX
ラグザX(2度目)
ディグニクス09C
ディグニクス80
ディグニクス80(2度目)
エボリューションMXP
エボリューションMXD
V11エキストラ
V15スティフ
V15スティフ
V15スティフ
V15エキストラ
V15エキストラ
V15エキストラ
Nexxus EL PRO 48
Nexxus EL PRO 50
ラザンター R45(2mm)
ラザンター R45(UM)
ラザンター R45(UM)
ラザンター R48(2mm)
ラザンター R48(UM)
ラザンター R53(UM)
ファスタークG1(特厚)
ファスタークG1(MAX)
Q4
ブルーストームZ1ターボ

■自分に合うラバーとは
どのラバーを使おうか迷う、このラケットに合うラバーが分からない、
自分が勝てるラバーが分からない等、自他ともに用具に関して色んな悩みがある。悩みに対する解決案は、もちろん一つではない。
人それぞれに合った処方箋があるのだ。
練習頻度/体力/体型/戦法/強み弱み/打感の好み等々、状況はそれぞれ違うのだから。だからと言って、私のように全ての処方箋を試すことは普通の人にはできない(だろう)。一先ずは、ラバーに関する見解を述べていく。

■ラバーに求めるもの
ラバー探しの目的は、自分が勝つため。勝つための武器(ラバー)が欲しいのだ。
勝つために必要なのは、私の優先順位としては
① 攻撃(自分はドライブ)の安定感(=少し無理な体勢でもしっかり台上に入る事が条件)
② サーブレシーブのし易さ(卓球は、9割が4球目で決まる)
③ ①②をクリアする程度の弾み

1年半をかけて45枚程を使用した結果、①②を評価するのは簡単。
但し、③の弾力を評価するのが難しい。
弾めば弾む程に安定感は揺ぎ、弾まなさすぎると決定打に欠けてしまう。
練習で弾む用具を使うとかなり楽しいし、強くなった気がしてしまう。。
しかし、試合になると、弾み過ぎてミスしたり、上手く台に収まらない。
弾まなければ、自信を持って攻撃できず、相手に主導権を握られる。
③を評価する際は、苦しい体勢でもしっかり自信を持って打てる程度の弾みを見るべきだ。

■自分に合うラバー
・粘着ラバー
張継科に憧れて粘着ラバーを評価したが、下記条件が足りずに断念。
 ベスポジで打球し続ける身体能力/体力
 相手の回転の影響を受けてしまうため、レシーブに戸惑う。(特に初見の相手)
無理な体勢ではテンションラバーのように助けてはくれない。
しっかりベスポジで打球し続け、且つ、レシーブ等の回転の敏感さに対し集中し続ける事ができるのであればいいが。。そんな人一般プレイヤーでは見た事がない。

・微粘着ラバー
結論、使用するには粘着ラバーと同様の条件が必要。
回転の影響を受けつつ弾みが出てしまうため、むしろ粘着より難しいと考えている。
回転の影響を受けてしまい、細かい技術が難しく、繊細な感覚が求められる。
サーブなど自分から攻める分にはいいが、守りが難しい。
特に表面硬度が高い(50度超えなど)ラバーは尚更だ。

・ポストテナジー
テナジー05代替を探したものの、下記条件が満たせずボツ。
 スピン系テンションは回転の影響を受けやすく、レシーブが困難。
 (特にラザンターシリーズは表面の引っ掛かりがすごくいいが、一長一短だ。)
 個体が重たいものが多く、無理な体制で自信を持って振り切れない。
 打感が硬いため、片面練習は気持ちいいが、試合では使いこなすのが困難。
結局、テナジー05がポストテナジーに比べていいラバーな理由は、打感が柔らかい事。柔らかいために、しっかりと食い込ませて自分の球が作れる。
打感が柔らかい以外は、弾み/回転など他ラバーと何ら変わらないという見解。

・ラバーを使ってどのような軌道を作りたいか
ラバーに迷っている方全員に声を台にして言及したい。
結局は、どんな軌道を作りたいか、だ。
一概には言えないが、ざっくりと下記のようなイメージで選択すると良い。
山を高くすれば安定感は増す。但し、高すぎると台近くで振り過ぎた場合オーバーする。山が高いと相手に時間を与えるため、決定打不足になる。
山を低くすれば、相手に届く時間は短いため、攻めた攻撃はできる。但し、安定感は低い。

山を最も高くしたければ、柔らかいラバーx柔らかいラケット
山を最も低くしたければ、硬いラバーx硬いラケット
山を高くしたいが、低く調整し易いのは、硬いラバーx柔らかいラケット
山を低くしたいが、高く調整し易いのは、柔らかいラバーx硬いラケット

私の場合、直近で試合した全国クラス2名との戦いで、台近くの下回転をドライブし、数回オーバーミスを繰り返した。
柔らかいラケットは山は作り易いが、山を低くし辛い。この特徴が嫌と感じた。
その為、少し硬めラケットに柔らかいラバーを使い、台近くでの自信をつけている。

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